「新卒で入社したばかりだけどすぐにでも退職したい・・・」
そんな思いを抱えている新卒の方も多いはずです。
新卒者で入社したばかりだけど退職を考えているあなたはこんな悩みを抱えていまんか?
- 新卒だから社会人生活を始めたばかりで、周囲に相談しにくい
- 退職代行って聞いたことがない。そもそも新卒で退職代行って大丈夫なの?
- 退職代行って最近ニュースとかでも聞くけど、新卒でも本当に退職できるの?
実は、最近では新卒の社会人の方が退職代行業者の退職代行サービスを利用するケースがとても増えています。
入社間もない新卒者が、退職代行業者の退職代行サービスを利用することに抵抗を感じる方もいるかもしれませんが、決して悪いことではありません。
むしろ、自分に合った働き方を見つけ、新しい一歩を踏み出すための選択肢の一つとして、退職代行業者の退職代行サービスがあるという選択肢を知っておくことは重要です。
ここでは、新卒者が退職代行業者の退職代行サービスを利用して円満退職する方法について詳しく解説していきます。
退職代行業者の退職代行サービスの仕組み、メリット・デメリット、おすすめ業者、利用手順、よくある質問、体験談など、新卒者が退職代行業者の退職代行サービスを利用する際に知っておきたい情報すべてを網羅しています。
新卒者の入社間もないあなただからこそ、退職代行業者の退職代行サービスで円満退職することが可能です。
これを読んで、自分に合った退職代行業者の退職代行サービスを見つけることのお手伝いができればと思っています。
Contents
- 1 新卒が退職代行業者の退職代行サービスを使うってアリ?
- 2 退職代行業者ってそもそも何?退職代行正体と仕組みを完全解説!
- 3 新卒者が退職代行業者の退職代行サービスを利用するメリット・デメリット
- 4 新卒者にもわかる退職代行業者の分類について(弁護士・労働組合・企業等)
- 5 新卒者におすすめの退職代行業者について&おすすめ理由
- 6 新卒者向け退職代行の利用手順をわかりやすく解説
- 7 新卒者の退職代行サービスについてよくあるQ&A
- 8 退職代行利用者の体験談について
- 8.1 入社1ヶ月で利用した田中さん23才(男性)/退職代行サービス体験談①
- 8.2 研修終了後の配属が不満で利用した吉永さん21才(女性)/退職代行サービス体験談②
- 8.3 初任給をもらった後に田所さん25才(男性)/退職代行サービス体験談③
- 8.4 退職引き止めにあった夢野さん22才(女性)/退職代行サービス体験談④
- 8.5 悪い口コミもあったけど 青野さん20才(男性)/退職代行サービス体験談⑤
- 8.6 ブラック企業からの転職 柏原さん23才(女性)/退職代行サービス体験談⑥
- 8.7 退職後のやり取りに疲れて利用 橋元さん22才(男性)/退職代行サービス体験談⑦
- 8.8 人間関係が辛くて利用 蒲生さん32才(女性)/退職代行サービス体験談⑧
- 8.9 退職代行サービスの関連書籍一覧
- 8.10 退職代行サービスの関連サイト一覧
- 9 【新卒者向け】退職代行を利用して円満退職する利用方法&おすすめ業者も‼のまとめ
新卒が退職代行業者の退職代行サービスを使うってアリ?
「社会人生活は想像以上にハードだった・・・」
こんな感想をお持ちの新卒の方も多いはずです。
新卒で社会人になったばかりなのに、もう会社を辞めたい?
そんな風に感じているあなた、決して一人ではありません。
近年、入社半年以内に退職する「新卒離職」が深刻な問題となっています。
また、令和5年10月20日発表の厚生労働省の調査「新規学卒就職者の離職状況(令和2年3月卒業者を公表します」によりますと、就職後3年以内の離職率は新規高卒就職者37.0%、新規大卒就職者32.3%となっています。
パワーハラスメント(パワハラ)、長時間労働(サービス残業)、人間関係(いじめ・セクハラ・人格否定)・・・等
新卒者の退職の理由は様々です。
しかし、その多くは人間関係、職場環境、仕事内容への不満などが挙げられます。
特に、近年ではパワーハラスメント(パワハラ)や給料が支払われる長時間労働やサービス残業(違法)が問題視されており、それが原因で精神的に追い詰められてしまうケースも少なくありません。
次の内容は実際にあった話です。
Aさんは、4年生の国公立の大学を卒業後、悲願叶って憧れていたIT企業に就職できました。
しかし、入社後2週間の研修終了後にその憧れは儚く散りました。
現場に配属後はすぐに違法なサービス残業を含めた長時間労働がはじまりました。
また、当然のように厳しいノルマに苦しめられ、想像以上に厳しい職場環境に日々精神的に追い詰められてしまいました。
入社して3ヶ月後、Aさんはとうとう限界を感じ、退職を決意します。
しかし、上司に直接退職を伝えると、引き止めや説教をされるのが怖くて、なかなか言い出すことができません。
そんなAさんにとって、救世主となったのが退職代行業者の退職代行サービスでした。
退職代行って何?
退職代行サービスとは、本人に代わって会社に退職の意思を伝え、円満退職をサポートするサービスです。
対象代行業者とは、弁護士や社会保険労務士などの専門家や労働組合等が、退職届の提出や退職金の手続きや有給休暇など、退職に関わる手続きをサービスとして代行してくれる業者を言います。
新卒の私でも利用できる?就職後すぐにでも利用可能?
退職代行業者の退職代行サービスは、もちろん新卒者でも利用することができます。
極端な話ですが就職したその日でも利用は可能です。
また、上司や同僚との関係がまだ築けていない新卒者にとって、退職代行業者の退職代行サービスは有効な手段と言えるかもしれません。
ちなみに、雇用形態にかかわらずアルバイトや派遣社員などの利用も可能です。
もし、あなたの周囲に「辞めさせてくれない・退職できない」と悩んでいる知り合いがいれば教えてあげてください。
退職代行の大まかなメリット
退職代行を利用するメリットは、大きく分けて以下の3つがあります。
- トラブルを回避できる
上司や同僚に直接退職を伝えずに済むため、退職者本人にとって嫌なトラブルを回避することができます。 - 手続きがスムーズ
退職届の提出や退職金の手続きなど、退職に関わる手続きを全て代行してくれるため、自分で手続きをする必要がありません。 - 精神的な負担が軽減される
退職に関する交渉や手続きを全て専門家に任せることができるため、精神的な負担を軽減することができます。
この精神的な負担が軽減されるという点が退職代行業者を利用して退職する最もおすすめするべき点だと言っても過言ではありません。
新卒者にとっての特筆すべきメリット
さらに、新卒者にとって特筆すべきメリットとしては、以下のような点が挙げられます。
- 未熟なコミュニケーションを補える
まだ社会人としての経験が浅い新卒者にとって、上司や先輩とのコミュニケーションは難しいと感じることがあります。
退職代行業者を利用することで、経験豊富な専門家が円滑な退職交渉を代行してくれるため、コミュニケーション不足によるトラブルを回避することができます。 - 周囲に相談せずに退職できる
新卒者にとって、周囲に相談せずに退職したいというケースも多いでしょう。
退職代行を利用することで、周囲に相談しないまま、退職するまで知られることなく円満退職することができます。
新卒者にとって、
は大きな助けとなる可能性があります。
しかし、退職代行業者の退職代行サービスを利用するかどうかは、様々な状況を考慮して判断する必要があります。
次の章では、退職代行業者ってそもそも何?退職代行正体と仕組みを完全解説!を紹介していきます。
退職代行業者ってそもそも何?退職代行正体と仕組みを完全解説!
新卒で入社したところなのにいきなり退職代行業者?!
なんて驚いている方も多いはずです!
しかし、実は、最近、新卒者の間でも退職代行業者の退職代行サービスを利用する人が大幅に増えているんです。
特にGW休みやお盆休み、シルバーウィーク、年末年始休み等大型連休の後には増加しています。
就職活動で必死に内定を勝ち取ったはずなのに、入社してみたら仕事内容や社内の雰囲気などが想像と全然違った・・・なんてことは誰にでも起こりえますよね。
なぜなら、多くの企業は就職活動中の学生には企業の良い面をアピールしなければ、採用予定者数を上回ることが難しいのが実情だからです。
嘘はつかないとは思いますが、学生が知りたいことは教えないで採用活動をする企業も多いのが現実です。
そんな企業に入社してしまった時に、頼りになるのが退職代行業者の退職代行サービスというわけです。
そもそも退職代行業者の退職代行サービスってどんなサービスなの?
退職代行業者の退職代行サービスとは、新卒として入社して企業に在職しているあなたの代わりに会社に退職意思を伝え、退職までの手続きを代行して進めてくれるサービスのことを言います。
- 今まで培ったスキルを活かせない
- パワハラや人間関係の悩みで心が折れそう
- サービス残業や長時間労働で体力が限定
- 体調不良で長期休職が必要になった
など、新卒者だけではなく様々な理由で退職を検討している人たちに役立ちます。
退職代行業者が行う主な業務
退職代行業者の退職代行サービスは次のようなことを行ってくれます。
- 会社への退職意思の伝達
- 退職届などの必要書類の作成・提出
- 退職金や有給休暇の精算に関する交渉
- 会社とのやり取りに関する窓口役
まるで転職エージェント? いいえ、決定的な違いが
退職代行業者の退職代行サービスと転職エージェントは、一見似たようなサービスに見えますが、実は決定的な違いがあります。
転職エージェントが行っているサービスは、退職者、在籍者問わずに、転職を希望する人に求人情報を紹介したり、履歴書や職務経歴書の作成、面接の対策をサポートしたりしてくれるサービスです。
一方、退職代行業者の退職代行サービスは、あくまでもあなたの退職をサポートするサービスであり、転職活動の支援は行いません。
もちろん、退職代行業者で転職エージェントのような転職サービスを実施している業者もありますので、参考にしてください。
退職代行業者が行う退職代行サービスの料金ってどのくらい?
退職代行業者が行う退職代行サービスの料金プランは運営者によって様々です。
ただ、一般的には、2万円~20万円程度が目安です。
また、費用の内訳には、退職意思の伝達、必要書類の作成・提出、会社とのやり取りなどの基本的なサービスが含まれていまる場合がほとんどですが、退職代行業者の退職代行サービスによって違います。
オプションとはなりますが、弁護士による相談や立ち会い、残業代の請求など、付加的なサービスを提供している業者もあります。
退職代行サービスの仕組みは?
退職代行サービスの仕組みは、意外とシンプルです。
- 退職代行業者に連絡・相談・打ち合わせ
- 必要書類を作成
- 上記書類を送付等により退職意思を会社に伝える
- 退職手続きを進める
- 退職後、必要書類を受け取る
たったこれだけのステップで、スムーズに退職することができます。
退職代行業者の退職代行サービスを利用する前に知っておきたいポイント
退職代行業者の退職代行サービスを利用する前に、以下の点に注意しましょう。
- 信頼できる退職代行業者を選ぶ
- 退職代行サービスの内容と料金をしっかりと確認する
- 退職代行の依頼をする際には契約書の内容を理解する
- 自分で退職手続きをある程度理解しておく(可能であれば)
この章のまとめ
退職代行業者の退職代行サービスは、社会経験のない新卒にとって、役立つ便利なサービスです。
ただし、メリットだけでなくデメリットも理解した上で利用することが大切です。
次の章では、新卒者が退職代行業者の退職代行サービスを利用するメリット・デメリットについて詳しく紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
新卒者が退職代行業者の退職代行サービスを利用するメリット・デメリット
退職は誰にとっても人生の大きな節目です。
そんな中でも新卒者にとっての退職は、更に人生の大きな節目の一つとなります。
しかし、入社したばかりで上司や同僚に退職を言いづらい、パワハラや人間関係のトラブルで直接辞めるのが難しいなど、様々な悩みを抱える新卒者の方も多いと思います。
近年注目を集めている退職代行業者の退職代行サービスは、そんな新卒の方の悩みを解決する一つの選択肢としては非常に有効と言えるかもしれません。
しかし、メリットだけでなくデメリットも理解した上で利用することが重要です。
この章では新卒者が退職代行を利用するメリット・デメリットについてわかりやすく説明いたします。
新卒者が退職代行を利用するメリット
本人にとって円満で退職出来る可能性を高められる
新卒者の場合、上司や同僚との関係を築き始めて間もないため、直接退職を告げることに抵抗を感じる人も多いでしょう。
しかし、退職代行業者の退職代行サービスであれば、プロである担当者が代わってあなたの退職意思を間違いなく伝えてくれ、円満な退職に向けて交渉を進めてくれますので安心です。
ただ、もちろん、企業側に立って考えれば貴重な人材である一人が退職するということに変わりはありませんので、企業側にとって円満なのかどうかはわかりません。
上司に直接退職の意思表示をすれば、説得や小言、最悪の場合は脅しや脅迫なども考えられます。
しかし、退職代行サービスを利用すればこのような事がない点はありません。
精神的な負担を軽減できる
退職は、誰にっても大きな決断です。
それが新卒者であればなおさらで、精神的な負担も伴います。
また、新卒者の場合は、周囲の目が気になるなど、さらにストレスを感じやすいものです。
退職代行業者の退職代行サービスであれば、こうした負担を軽減し、スムーズに退職手続きを進めることができます。
法的なトラブルを回避できる
退職するには、新卒者だけではありませんが様々な法律上の手続きが必要です。
退職代行業者の退職代行サービスであれば、これらの手続きを代行してくれるため、法的なトラブルを回避することができます。
それは退職がはじめての新卒者にとっては、大きなメリット言うことができます。
希望する条件での退職を実現できる
退職代行業者の退職代行サービスの中には、希望する退職時期や有休消化日数などを条件に交渉してくれるところもあります。
自分一人で交渉した難しい場合には知識や経験がある上司も多く、嘘や誤魔化しを言われるかもしれません。
稀ではありますが、新卒者は退職することが出来ないなんていう上司がいるのも現実です。
しかし、退職代行業者の退職代行サービスであれば、希望に沿った条件での退職を実現できる可能性が広がります。
悪質な会社からの退職をサポートしてくれる
パワハラや長時間労働など、悪質な環境で働いている場合、自力での退職は困難な場合があります。
退職代行業者の退職代行サービスであれば、証拠収集や行政への相談など、悪質な会社からの退職をサポートしてくれるサービスを提供しているところもあります。
上述したような「退職できない」と言ったり、「今、退職すれば罰金を払ってもらう」「君の変わりとなる人を探してくれないと退職できない」などという企業もあります。
しかし、そんなことは絶対になく、退職代行業者の退職代行サービスであればしっかりとサポートしてくれます。
新卒者が退職代行業者の退職代行サービスを利用するデメリット
費用がかかる
退職代行業者の退職代行サービスには、当然ですが費用がかかってしまいます。
業者の規模やサービス内容によって異なりますが、一般的には1万円代から20万円程度です。
最近では退職までの手続きをセットにした一律料金の業者も多くあります。
自分で意思を伝えられない
退職代行業者の退職代行サービスに依頼すると、自分で上司や同僚に直接退職の意思を伝えることができません。
お世話になった上司や先輩などへ感謝の気持ちや挨拶などを伝えたい場合は、別途自分で行う必要があります。
悪質な業者も存在する
近年、退職代行業者の退職代行サービスの数は増加していますが、中には悪質な業者も存在します。
トラブルを避けるためには、事前に業者の口コミなどの評判をしっかりと調べておくことが重要です。
会社との関係が悪化する可能性
退職代行業者の退職代行サービスを利用することで、会社との関係が悪化してしまう可能性もあります。
特に、円満退職を希望している場合は、事前にリスクを理解しておくことが大切です。
すべての問題が解決するわけではない
退職代行業者の退職代行サービスを利用しても、すべての問題が解決するとは限りません。
例えば、退職金や有休消化に関するトラブルなどです。
もちろん、そういった事を含めて退職代行サービスを提供している退職代行業者もありますが、法律の関係上、問題解決できない業者もあり、そういった問題は自分で解決する必要がある場合があります。
この章のまとめ
新卒者が退職代行業者の退職代行サービスを利用するかどうかは、メリットとデメリットを慎重に判断する必要があります。
円満退職を希望する場合や、精神的な負担を軽減したい場合は、退職代行業者を利用するのも一つの選択肢と言えるでしょう。
ただし、費用がかかることや、自分で意思を伝えられないことなどのデメリットもあることを理解した上で、利用を検討することが大切です。
新卒者にもわかる退職代行業者の分類について(弁護士・労働組合・企業等)
退職代行業者といっても、資格や届け出などがある訳ではありません。
そこが新卒者にとってはわかりにくいと言えるかもしれません。
退職代行業者は大きく分けて以下の3種類です。
- 弁護士・弁護士法人
- 退職代行ユニオン(労働組合)
- 民間企業の退職代行サービス(株式会社等)
それぞれの特徴や得意分野が異なるため、自分に合った業者を選ぶことが重要です。
ここでは、上記の退職代行業者の種類とそれぞれの特徴について詳しく解説します。
弁護士・弁護士法人
退職代行業者の中でも、特に高い専門性と信頼性を誇るのが弁護士・弁護士法人です。
法律的な知識と経験を活かし、退職時のトラブルに的確に対応することができます。
また、退職後の法的な手続きについてもサポートしてくれるため、安心感を得られるでしょう。
弁護士・弁護士法人の大まかな特徴
- 法的な知識と経験が豊富
- 法的なトラブルに巻き込まれるリスクが低い
- 法的なトラブルが発せいても法的に解決が可能
- 退職後の法的な手続きもサポートしてくれる
- 費用が高額な場合が多い
退職代行ユニオン(労働組合)
ユニオン(労働組合)とは、労働者の権利を守るために法律に基づき設立された組織です。
退職代行サービスを提供している退職代行ユニオン(労働組合)もあり、組合員であれば比較的低額で利用することができる場合がほとんどです。
一部では、組合員以外にも退職代行サービスを提供している退職代行ユニオン(労働組合)もあります。
また、組合員であればの組合員の仲間と相談しながら退職を進めることができるため、精神的な支えにもなったりもします。
退職代行ユニオン(労働組合)の大まかな特徴
- 弁護士と比較して費用は低額な場合が多い
- ユニオン(組合)独自の企業への交渉が可能な場合がある
- 仲間という精神的な支えを得られる場合がある
- 退職後の就職活動に関するサポートを受けられる場合もある
- 対応できる案件が限られる場合がある
民間企業の退職代行サービス(株式会社等)
近年増えているのが、民間企業(株式会社等)が運営する退職代行サービスです。
民間企業独自のノウハウや人脈を活用して、円満退職を目指します。
費用は上記の2つよりも更に低額な傾向があります。
民間企業の退職代行サービス(株式会社等)の大まかな特徴
- 費用が比較的低額
- 企業のノウハウや人脈を活用できる
- 対応できない案件もある
- 手続きが迅速な場合が多いが流れ作業感を感じる場合がある
- 法的なリスクへの対応が弱い場合がある
- 悪質な業者が存在する
その他について
他にも、個人事業主が退職代行サービスを行っている場合などもあります。
ただ、トラブルがあった場合の法的根拠などが曖昧な場合がありますので注意が必要です。
新卒者におすすめの退職代行業者について&おすすめ理由
新卒者にとって、退職代行サービスの利用は、新たな一歩を踏み出すための重要な選択肢の一つです。
しかし、数多くの業者が存在する中で、自分に合った業者を選ぶのは容易ではありません。
そこで、ここでは新卒者におすすめの退職代行業者を紹介します。
それぞれの業者の特徴やおすすめポイント、料金などを詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
新卒者におすすめの退職代行業者選びのポイント
まずは、新卒者が退職代行業者を選ぶポイントについて見ていきましょう。
新卒者が退職代行業者を選ぶポイントは、以下の通りです。
新卒者向けサービスに力を入れている業者
業務的な話にはなりますが新卒者も新卒者でない場合でも、退職代行業者の退職代行サービスが行うことに大きな差はありません。
しかし、新卒者は新卒者特有の「自分は社会人としてこれから大丈夫なのだろうか?」「次に就職はできないのではないか?」などの悩みや不安がある場合がほとんどです。
そんな新卒者特有の悩みや不安に寄り添ったサービスやサポート体制が整っている業者を選ぶようにしましょう。
料金体系が明確な業者(一律料金の業者)
費用は退職代行サービス利用の大きなポイントです。
料金体系が明確で、追加料金が発生しにくい業者を選びましょう。
最近では一律料金で退職代行サービスを実施している業者も多くありますので、一律料金の業者がお勧めです。
ただ、退職まではスムーズに出来たが、退職完了後に質問しても返答がないなどの口コミが見受けられる業者もあります。
相談しやすい雰囲気の業者
退職は、非常にデリケートな問題を扱うため、相談しやすい雰囲気の業者を選ぶことが重要です。
実績豊富な業者
多くの退職実績を持つ業者は、ノウハウが豊富で、より安心できるでしょう。
口コミなどを参考に退職代行業者選びを行いましょう。
新卒者におすすめの退職代行業者
弁護士運営のお勧め退職代行
★弁護士による退職代行サービス(弁護士小澤亜季子、弁護士竹内瑞穂)
▼おすすめポイント
- 初回相談30分無料!弁護士が1件1件個別にヒアリング
- 即日対応可能!全国対応可能!
- 退職届は不要、会社への連絡も不要!
- 退職代行失敗救済プランなどもあり種類が豊富
- 退職代行の豊富な実績、メディア掲載実績も多数
小澤亜希子弁護士(運営者)関連著書
ユニオン(労働組合)運営のお勧め退職代行
- 労働組合法人が運営
- 一律料金設定
- LINEでの相談が可能
- 一般法人水準の手軽さと低費用
- 労働組合法第6条で労働者のための代理交渉権が認められているため確実に退職可能
民間企業の退職代行サービス(株式会社等)運営のお勧め退職代行
なし
この章のまとめ
新卒者にとって、退職代行サービスは未知の領域かもしれません。
しかし、自分に合った業者を選ぶことで、円満退職への近道となる可能性があります。
ぜひ自分に合った業者を見つけて、新しい一歩を踏み出してください。
新卒者向け退職代行の利用手順をわかりやすく解説
これまで、新卒者の退職代行について、メリット・デメリット、業者選びのポイントなど、様々な側面から解説してきました。
いよいよ、あなたも一歩踏み出す時です!
この章では、新卒者でも安心して利用できる、退職代行業者の退職代行サービスの具体的な利用手順をわかりやすく解説します。
自分に合った退職代行業者を選ぶ
まず、あなたに合った退職代行業者を選びましょう。
ポイントは、費用、対応エリア、サポート内容、口コミや評判などを比較検討することです。
費用は、業者の知名度やサービス内容によって大きく異なります。
一般的な相場は、3万円~10万円程度です。
対応エリアは、自分が住んでいる地域や勤務先が対応エリア内かどうかを確認する必要があります。
サポート内容は、退職手続き代行のみなのか、カウンセリングやアフターフォローまでしてくれるのかによって異なります。
口コミや評判は、インターネット上の口コミサイトやSNSなどで確認することができます。
なお、この業者選びをしっかりと確実に行うことに非常に重要です。
すぐに辞めたいという気持ちが焦ってしまい、業者選びを誤ってしまえば、更に費用と時間がかかる場合がありますので注意が必要です。
退職代行業者に相談する(注:これ以降は退職代行業者の指示に従いましょう)
退職代行業者の選択ができれば、すぐにでも業者に相談しましょう。
相談が可能なツールは退職代行業者により違いますが、電話、メール、オンライン面談などで行うことができる場合がほとんどです。
相談時には、以下のようなことが質問されるので可能な限り準備しておくと良いでしょう。
- 退職理由
- 希望退職日
- 有給休暇の消化状況
- 退職金に関する希望
- その他、伝えたいこと
「とにかく、辞めたい」などという理由でも問題ありません。
ただ、今後の自分のキャリアプランを考えると退職後に国家資格キャリアコンサルタントへの相談などで自己分析する事も頭の片隅に入れておいた方が良いでしょう。
御覧頂いているサイトは、キャリアコンサルタントドットネットという、国が唯一認めているキャリアの相談のプロ「国家資格キャリアコンサルタント」の登録キャリアコンサルタントを検索することが可能です。
また、他にも日々の業務量が多く働くことに一生懸命で、何もわからない状態の方も多いと思いますので、わからないことはわからないと素直に伝えれば問題ありません。
契約を結ぶ
相談内容に納得したら、契約を結びます。
契約書には、サービス内容、費用、支払い方法などが記載されています。
契約書の内容をよく確認してから、契約しましょう。
必要な書類を準備する
退職代行業者によって必要な書類は異なりますが、一般的には以下の書類が必要です。
- 本人確認書類(免許証、マイナンバーカードなど)
- 在職証明書
- 退職届
- 健康保険証
- 社員証
担当者に情報を提供する
契約を結んだら、退職代行業者の担当者に必要な情報を提供します。
具体的には、自分の氏名、住所、電話番号、勤務先情報、退職理由などになります。
これも含めて退職代行業者の指示に従いましょう。
また、わからない点は質問したり相談したりしましょう。
PICKUPキャリコン
退職代行業者の担当者が退職手続きを進める
退職代行業者の担当者は、あなたが提供した情報に基づいて、退職手続きを進めます。
具体的には、以下の作業を行います。
- 会社に退職の意思を伝える
- 退職届等を提出する
- 有給休暇の消化手続きを行う
- 退職金の手続きを行う
退職手続きが完了する
退職手続きが完了したら、退職代行業者の担当者から連絡があります。
退職手続き完了後も、退職に関して何か困ったことがあれば、いつでも退職代行業者の担当者に相談するこようにしましょう。
新卒者向け退職代行の利用手順をわかりやすく解説のポイント
- 退職代行業者に依頼する前に、費用やサービス内容を比較検討しましょう。
- 担当者には、自分の希望や不安をしっかりと伝えましょう。
- わからない点があれば質問や相談を担当者に行うようにしましょう。
新卒者だからといって、退職代行業者の退職代行サービスを利用するのが恥ずかしいと思う必要はありません。
むしろ、一人で抱え込まずに、プロの力を借りることで、円満に退職することができるのです。
あなたも、退職代行を利用して、次のステップへと踏み出しましょう!
新卒者の退職代行サービスについてよくあるQ&A
この章では、新卒者が退職代行業者の退職代行サービスを利用する際によくある質問をQ&A方式でわかりやすく解説いたします。
退職代行サービスを利用する前に一度ご覧いただきまして、あなたの思っている疑問が解決できるのではないでしょうか?
なお、退職代行業者の退職代行サービスの内容により様々な違いがありますので、この章でのQ&Aでは退職代行サービス全般の質問への回答を掲載しています。
Q 新卒者でも退職代行サービスを利用して良いの?
はい、新卒者であっても退職代行サービスを利用することは全く問題ありません。
近年、入社後に想像と大きく異なる環境や人間関係に苦しむ新卒者が増えているのが実情です。
しかし、自分で退職を言い出すのは勇気が必要ですし、円満に退職できるか不安ですよね。
退職代行サービスは、そのような新卒者の悩みを解決する専門的なサービスです。
退職の意思を会社に伝え、円滑な退職手続きを進めるまでを代行してくれるため、精神的な負担を軽減することができます。
Q 退職代行サービスを利用すると、転職活動に影響しますか?
基本的に退職代行サービスを利用したことが、他者・他社に知られることはありません。
ただ、退職代行サービスの運営者が適当な管理をしていれば、意図的かどうかを問わず何らかの理由で漏れることが考えられます。
こういった事を防止するために、退職代行業者の選択には十分注意しましょう。
上述している通り、弁護士が運営している退職代行サービスやユニオン(労働組合)が運営して退職代行サービスがお勧めです。
Q 退職代行を利用するのにいくらぐらいかかりますか?
上述していますので参考にしてください。
一般的には数万円〜数十万円です。
Q どんな理由で退職代行を使う人が多いの?
理由は様々ですが多いのは以下のような理由です。
- 上司などから説得を受けたくない
- 退職の強い決意があるが言い出せない
- 上司との人間関係により言いづらい
- パワハラや人間関係の悩みがある
- 忙しい職場なので周囲に言いにくい
- 退職の意思表示をしているが退職させてくれない
Q 退職代行を使ったことを、転職先に伝えた方がいい?
必ずしも伝える必要はありません。
ただ、一般的に転職時に前職の退職理由は質問される場合がほとんどですので、退職理由は必ず準備しておくようにしましょう。
また、退職代行業者の担当者に退職理由はどうすればよいですか?などと質問や相談してみるのも良いかもしれません。
同時に退職代行サービス利用後にはキャリアコンサルタントへの相談を強くお勧めいたします。
自分の強みや弱みの理解や、適職診断、性格診断などの相談にもご利用ください。
Q 退職代行サービスは違法じゃないの?
一般的な退職代行業者の行っている退職代行サービスは違法ではありません。
しかし、非弁行為等を行う退職代行業者は違法です。
違法業者が心配であるならば弁護士が運営している退職代行サービスの利用をお勧めします。
お勧めの退職代行業者は次のとおりです。
退職代行利用者の体験談について
インターネット上や口コミサイトでは、退職代行利用者の体験談が数多く公開されています。
中には、「神サービス!」と絶賛する声もあれば、「もっと早く利用すればよかった・・・」と後悔の声も見られます。
ここでは、実際に退職代行業者の退職代行サービスを利用した生の声をご紹介します。
それぞれの体験談から、退職代行業者の退職代行サービスのメリット・デメリットをより深く理解し、自分に合った選択をするための参考にしてみてください。
なお、名前は全て仮名で、内容も本人が特定される恐れがないように一部変更しております。
PICKUPキャリコン
入社1ヶ月で利用した田中さん23才(男性)/退職代行サービス体験談①
大学時代から憧れていた業界に就職したものの、入社1ヶ月で上司からパワハラを受け、心身共に限界を感じていました。
しかし、まだ1ヶ月しか経っていないため、自分で退職を申し出るのは気が引け、どうすれば良いか途方に暮れていました。
そんな時に、友人から退職代行業者の退職代行サービスの存在を教えてもらい、藁にもすがる思いで利用しました。
担当者は親身になって話を聞いてくれ、私の状況を理解した上で、会社への退職交渉をスムーズに行ってくれました。
結果的に、円満に退職することができ、本当に感謝しています。
研修終了後の配属が不満で利用した吉永さん21才(女性)/退職代行サービス体験談②
配属部署が希望と異なり、毎日憂鬱な日々を送っていました。
退職を決意し、上司に伝えたところ、「まだ若いからもう少し頑張ってみろ」「今辞めたらこれからもっと苦労するぞ」と引き止められました。
しかし、どうしてもその部署で働くのは嫌だったので、退職代行業者の退職代行サービスを利用することにしました。
担当者は、私の状況を踏まえ、会社との交渉を丁寧に進めてくれました。
おかげで、希望通りの退職することができ、転職活動にもスムーズに移行できました。
初任給をもらった後に田所さん25才(男性)/退職代行サービス体験談③
退職理由は非常にプライベートな事情でしたが、自分で切り出すのが苦手で、ずっと悩んでいました。
そんな時に、退職代行業者の退職代行サービスを知り、初任給をもらったので思い切って利用しました。
費用は思っていたよりも高かったですが、担当者が全て手続きを進めてくれたので、精神的な負担がかなり軽減されました。
また、会社とのやり取りも全て任せられたので、余計なストレスを抱えることなく、退職することができました。
会社には申し訳ない気持ちがないわけではありません。
しかし、自分の人生ですので後悔せずに生きたいと行動してよかったです。
退職引き止めにあった夢野さん22才(女性)/退職代行サービス体験談④
最初は退職代行の存在を知らず、自分で退職をしようと試みました。
しかし、上司や同期からの引き止めや説得攻勢に負け、結局退職を数ヶ月断念してしまいました。
その後、どうしてもその会社で働き続けるのが嫌になり、再度退職を決意しました。
そこで、今度は退職代行業者の退職代行サービスを利用することにしました。
すると、あっさり退職することができました。
嬉しい反面「もっと早く利用していれば、無駄な時間を過ごさずに済んだのに・・・」と後悔した気持ちがあるのも事実です。
しかし、退職代行業者の退職代行サービスを利用して辞めることが出来て本当に良かったです。
悪い口コミもあったけど 青野さん20才(男性)/退職代行サービス体験談⑤
退職代行業者の退職代行サービスを利用する前に、悪い口コミもいくつか見ました。
ひどいのは退職できなかったというのもあったので少し不安でした。
しかし、実際に僕が利用した退職代行業者の退職代行サービスは労働組合が運営していて、担当者はとても親切で丁寧に対応してくれました。
会社との交渉もスムーズに進み、希望通りに退職することができました。
悪い口コミは、あくまでも一部の利用者の体験談であり、全ての業者に当てはまるわけではないということを理解しておくことが大切だと痛感しました。
ブラック企業からの転職 柏原さん23才(女性)/退職代行サービス体験談⑥
私は新卒で入社した会社がブラック企業だと気づき、退職代行業者の退職代行サービスを利用して円満退職しました。
入社当初は残業は少なかったのですが、配属されてすぐに長時間労働が当たり前という環境に愕然としました。
さらに、上司からのパワハラや同僚からのイジメもあり、精神的に追い詰められていきました。
自分で退職しようとしましたが、引き止めや嫌がらせを受けるのが怖くて言い出せませんでした。
そんな時に知人から退職代行サービスを紹介してもらいました。
最初は半信半疑でしたが、実際に相談してみると、私の状況を親身に聞いてくれて、丁寧に説明してくれました。
退職代行サービスを利用して、スムーズに退職することができ、本当に助かりました。
退職後はしばらくゆっくりとしましたが、同じ業界の他社へ転職活動を行い、希望通りに就職することができました。
退職代行業者には感謝の気持ちでいっぱいです。
退職後のやり取りに疲れて利用 橋元さん22才(男性)/退職代行サービス体験談⑦
私は入社2ヶ月で体調を崩し、休職を経て退職することになりました。
しかし、会社とのやり取りが難航し、精神的に追い詰められていました。
そんな時に、インターネットで退職代行業者の退職代行サービスを見つけました。
藁にもすがる思いで相談してみると、私の状況を理解した上で、迅速かつ丁寧にサポートしてくれました。
退職代行業者の退職代行サービスのおかげで、会社との交渉をスムーズに進めることができ、円満に退職することができました。
退職後には体調も回復し、転職活動を行い、希望通りの仕事に就職することができました。
人間関係が辛くて利用 蒲生さん32才(女性)/退職代行サービス体験談⑧
私は人間関係の悩みで退職しました。
職場の同僚とうまくいかず、毎日が辛い日々を送っていました。
しかし、自分で退職しようとすると、周囲に迷惑をかけてしまうのが怖くて言い出せませんでした。
そんな時に、退職代行業者の退職代行サービスを知りました。
退職代行業者の退職代行サービスを利用することで、自分のストレスなく、円満に退職することができました。
その後、転職活動を行い、人間関係の良い職場に就職することができました。
退職代行サービスの関連書籍一覧
- 退職代行/小澤亜季子
- 退職代行マニュアル 明日から会社に行かなくていい/桐畑昴
- さよならブラック企業 働く人の最後の砦「退職代行」 コミック/外本ケンセイ・小澤亜季子
- 退職のプロが教えます! 会社のきれいなやめ方/弁護士による退職代行サービス研究会
- 退職・転職のかしこい進め方: もらえる「お金」で損しないための/島田弘樹
退職代行サービスの関連サイト一覧
- 退職代行モームリ
- 退職代行業者とは?サービス比較と会社が気を付けるべきポイントをご紹介
- 退職代行はやめとけと言われる理由|デメリットや依頼先の選び方を解説
- 退職代行サービスとは?メリットや利用のリスク・主要な退職代行業者も紹介
- 退職代行は弁護士に依頼すべき理由とは? かかる費用とメリット
【新卒者向け】退職代行を利用して円満退職する利用方法&おすすめ業者も‼のまとめ
近年、新卒者が退職代行業者の退職代行サービスを利用するケースが増えています。
入社後に想像と違った環境に直面したり、人間関係のトラブルに悩んだりするなど、様々な理由で退職を希望する新卒者がいます。
退職代行業者の退職代行サービスは、円満退職をサポートしてくれる頼れる存在です。
退職の意思を会社に伝え、必要な手続きを代行してくれるので、精神的な負担を軽減することができます。
退職代行サービスは、新卒者にとって、円満退職するための強い味方です。
もし、退職について悩んでいる場合は、一人で抱え込まずに、退職代行サービスに相談してみてはいかがでしょうか。
また、退職後には自分の適職などを診断するために国家資格キャリアコンサルタントへの相談を強くお勧めいたします。
自分の強みや適職を知らないままでは転職活動もうまく行かない可能性があります。