[最終更新日]2020/08/26

就職や転職の際には、面接突破をしない事には就職が決まる事はありません。
しかし、その面接突破がなかなか叶わない人が多くお悩みの方も多いはずです。
そんな、面接突破には欠かせない面接で緊張しない方法~面接採用担当者が見たい姿とは~を分かりやすく説明したいと思います。
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活躍中の国家資格キャリアコンサルタント(CC)
- 山岸博幸(やまぎしひろゆき)CC
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埼玉県立春日部高等学校、立教大学社会学部産業関係学科卒業。
金融機関で約20年間営業管理職を経験後、キャリアコンサルタントに転身。
若年層の就労支援、中高年層への再就職・独立(準備)、中小企業向けの採用・離職防止コンサルティング、キャリアコンサルタント向けの交流会の開催などを行っております。 - 相談可能地域
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面接で採用担当者が見たいのは本当のあなたの姿
突然ですが、圧迫面接された後は「自分がダメな人間」となったまま終わりとても辛い思いがするのではないでしょうか?帰宅した後には、気持ちが落ち込んだままで何もする気が起こらなかったりする方が多いと思います。
逆に、歓談面接をする企業は気分が良い感じで終わるのですが、結果不採用になれば圧迫面接で不採用になった時と違った落ち込みがあるのではないでしょうか?
そんな圧迫面接をする企業も、歓談面接をする企業であっても、面接をする目的は結局のところ同じです。
その目的は、本当のあなたの姿を見たいという事です。では、本当のあなたの姿というのはどのような姿なのでしょうか?面接採用担当者が見たいあなたの姿とは、普段のあなたの姿です。
普段通りのあなたの仕草や考えを聴いたり見たりしたいのです。では、面接採用担当者が、普段のあなたの姿をみたい理由はなんでしょうか?
それは、どなたでもご想像している通り、面接で人は演技してしまうからです。面接の際には猫を被った状態で受け答えをする為に、その猫を被っていない状態にしたいのです。そして、その演技をされる面接の中で普段のあなたの姿を見る手段として、圧迫面接や歓談面接という手法を使うのです。
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圧迫面接とは?歓談面接とは?
感情という部分は、コントロールする事が難しいものです。その感情を揺さぶる事により普段のあなたを出さそうとするのが面接です。
圧迫面接をする企業は「怒り」等という感情を引き出し、普段のあなたの姿を見たいのです。接客業の場合などは、お客様からのクレームに対して「キレる」事がないかをチェックしたいというのも一つの目的です。
また、プレッシャーをかける事によって志望者である、あなたの緊張を高めて感情を引き出そうとしていることもあります。
歓談面接は圧迫面接の逆になります。リラックスさせる事によって、普段のあなたの姿を見ようとしています。
最近では、面接の際にお茶など飲み物を提供する企業や、とてもフレンドリーな会話を行う企業なども出てきています。また、よく褒められたり、どのような事に対しても「すごいね」などという言葉をかけてくれる企業も、多くなっています。
では、そんな圧迫面接や歓談面接などに対応する為にはどうすれば良いのでしょうか?
面接練習する時に気をつける事
当然の事ながら気を付けておくべき事は、普段の生活からの見直しです。毎日遊んでばかりいる人などは、面接の練習をしましょう。また、学生の方の場合はバイト三昧という方もいらっしゃるでしょうが、シフトを控えめにして就職活動に費やす時間を増やしてください。
・・・なんて事は、されている方ばかりだと思います。
もし、されていない場合は、まず普段の生活から見直しが必要かもしれませんし、他の方から少し遅れていることも考えられます。ご注意ください。では既に、普段の生活から見直している方が、次にすべき事はなんでしょうか?
緊張しない為の練習はしない
圧迫面接であっても、歓談面接であってもいずれであっても緊張はします。緊張している時は頭が真っ白になり、何も考えられないなんて方も多いのではないでしょうか?
では、面接に緊張しない人はいるのでしょうか?おそらくそんな人はいません。面接とは、誰でも緊張するものです。ただ、緊張していても、うまく話せている人がいるのは事実です。
では、緊張してうまく話せる人と、緊張して頭が真っ白になる人の違いはなんでしょうか?
それは、緊張していてもうまく話せている人は、緊張してもうまく話せる練習をしているのです。緊張をしないように練習するではなく、緊張はするものだという認識の元で練習をしているのです。
つまり、面接の時に緊張しない練習をするのではなく緊張しても話せる練習です。
緊張するかどうかは、当日面接の現場に行かないと誰にもわかりません。緊張しない練習をしていて、万が一当日に緊張してしまったら話せなくなってしまいます。しかし、緊張していても話せる練習をしているとそんなことはありません。
面接当日に緊張しなかった場合は、練習通りに面接を受ければよいだけです。それでは、面接当日に緊張した場合はどうでしょうか?面接当日に緊張しても緊張しても話せる練習をしていますので練習通りに面接を受ければよいだけなのです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
面接で緊張しない方法~面接採用担当者が見たい姿とは~でした。
緊張をしない練習ではなく緊張しても話せる練習をする。緊張する事は異常な事ではありません。緊張する事を当然という認識の元で、あなたの面接練習に活かしてみてください。
この記事はキャリアコンサルタントドットネット運営事務局が作成
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