採用担当者の面接官が気にする「コミュニケーション能力」 | キャリアコンサルタントドットネット

採用担当者の面接官が気にする「コミュニケーション能力」

[記事公開日]2019/04/14
[最終更新日]2021/09/14
面接

面接が苦手な人のコミュニケーション能力の特徴

コミュニケーション「コミュニケーション能力は社会人にとって一番大事」

と、よく言われていますが、では採用担当者の面接官は、どこを気にしているのでしょうか?

そして、採用担当者の面接官はコミュニケーション能力をみる為には、何を考えているのでしょうか?

その面接官がみているコミュニケーション能力がわかれば、面接が苦手な方も対策を立てる事が出来るのではないでしょうか?その面接時に、面接官がコミュニケーション能力を気にしている事は大きく分けて2つになります。

 

テンポよく会話が進むのかどうか

ポイント面接のときのテンポとは、早口でしゃべっているかどうかという意味ではありません。

面接のときのテンポとは、会話がスムーズにいくかどうかです。

一つの事を伝えた後に、その先の事を理解できるかどうかが面接のときのテンポです。

例えば、「明日の天気は?」と、聞いた中で「午前が晴れ」「午後から豪雨」となっていた場合に、その人が聞きたい天気の時間を判断できるかどうかという事で、コミュニケーション能力が高いかどうかを判断するのです。

聞いた人が、午後に出かける時の天気を聞きたいと思っているのに「午前の晴れ」を伝えたのであれば、これは話がコミュニケーションがスムーズに進んでいるとは言えません。

つまりのところ、簡単に言えば「1」を伝えれば「10」がわかるかどうかという事です。それが、コミュニケーション能力があるのかどうかということです。

もちろん、緊張もしているので面接の時には「10」は無理だという事を、面接官も認識しているので、「3」か「4」で十分です。頭がよい経営者は、特に気が短い事がありますので、この会話におけるテンポはとても重要となります。入社後にはその経営者は多くを語らないからです。

また、そういった経営者がトップの企業は、その経営者の分身が多いので多くを語らない上司が多い傾向にありますので注意が必要です。

 

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面接官の態度を見て気持ちを考えている

新卒者向け志望動機1面接が苦手でコミュニケーション能力に悩んでおられる人も、面接の練習という事で、自分の話をするのは練習をしてきていると思いますので、どの面接者もある程度は話をすることは出来るのではないでしょうか?

これは、面接官も理解しています。ただ、面接官も人間です。聞いてもいない事を、長々と話をされてしまうと面接官も飽き飽きとしてきます。

面接の場はもちろん、コミュニケーション能力が低い人は、面接で話すときは自分のアピールの時間だと感じて、面接官の表情など読み取れずに延々と考えてきた事を話す事に全力投球してしまいます。

逆に、コミュニケーション能力が高い人は、こういった面接の場面でも相手の表情を見て話しを短くしたりする能力を持っています。

つまり、相手の表情や仕草などを考慮して、相手の気持ちというものを捉える事ができるのかどうかが、コミュニケーション能力が高い人という事になります。

 

採用担当者の面接官が気にする「コミュニケーション能力」のまとめ

「相手の気持ちを考えてテンポよく話せる人」と聞けば、誰でもコミュニケーション能力が高いと思うのではないでしょうか?

つまり、コミュニケーション能力が高いとは誰でも知っているその事を、実行できるかどうかという事になります。そして、これが出来るようになる為には一朝一夕で出来る訳がありません。

もし、一瞬の面接では誤魔化すことが出来たとしても、内定後や入社後には後悔する可能性が高いのは一目瞭然です。つまり、今のうちから、少しずつでも良いので、出来るようになっておくのが良いかと思います。

「友達が今何を考えているのか?」

「親は僕に何を伝えたいのだろうか?」

などと考えながら人と接するだけで力は自然とついてきます。

 

もちろん、内定後からと思っている方も多いとは思いますが、それは「ダイエットは明日から理論」と同じですよ。

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