[最終更新日]2021/10/03
疲れているあなたはこんなことが多くなっていませんか?
- 「何だか最近疲れていない?」そんなことを周りから言われるようになった。
- 「少し様子がおかしいよ。病院の精神科に行った方が良いんじゃないか?」と言われる。
- 仕事が忙しく食事も取れないし、何もする気が起きない。
- 寝つきが悪い。眠れない。寝る時間が少ない。
- 死ぬことを考えることがある。
このような方はきっとメンタル(心)が疲れています。
メンタルヘルスは非常に重要なことなのですが、社会一般的にはまだ認識されていないのが実情です。
また、病院や精神科には抵抗がある方も多いはず。そんな方の為に精神科に相談行きたくない・抵抗がある方はキャリアコンサルタントへの相談がお勧めをわかりやすく説明致します。
Contents
精神科について
精神科は、医療機関の診療科の一つです。
統合失調症などの精神障害や精神疾患、薬物など様々な依存症、不安障害や睡眠障害、認知障害を主な診療対象としています。
精神科の医師は、精神科医です。
精神科と同様の対象としている診療科は他にも、「精神神経科」「神経科」「神経内科」「心療内科」など多くあります。
精神神経科・神経科
治療対象:精神疾患全般
医師:精神科医
神経内科
治療対象:ALS、筋ジストロフィーなどの難治性の神経の病気
医師:神経を専門とする内科医
心療内科
治療対象:心身症などを中心とした心に起因する内科疾患
医師:内科医
精神科について
残念ながら現代の日本において、「心の病」などに関する偏見はないという事は出来ません。
また、随分と昔の話ですが、日本医師会の会長だった武見太郎氏が日本の精神病院経営者のことを「牧畜業者と同じだ」と批判したことがあるように、精神科医療関係の印象が良いとは言えないのが現状です。この事から精神科や神経科など昔からある科の受診には抵抗がある人が多いのが実情です。
また、現在でもテレビの報道では、何らかの事件において精神科への通院歴があると逮捕された加害者名を公表しない場合があるのは実情です。
これを差別と捉えるのか配慮と捉えるのかの問題はさておき、精神科の捉え方には何らかの考えが働いていると思われます。
精神疾患者数について
また、精神病患者は2018年度の厚生労働省の発表によると392万人で約30人に1人です。アメリカ合衆国では約3人に1人が精神疾患を持っていると言われています。しかし、日本の自殺率は世界で6位で先進国では最悪なレベルでありアメリカは20位です。
精神疾患が多いけど自殺者が少ない国、精神疾患が少ないけど自殺者が多い国どちらが良いのでしょうか?
精神科はメンタルヘルスを診療科目
ただ、どのような考えがあったとしても、精神科はメンタルヘルス関連の診察を対象としているのは事実です。
メンタルヘルスは、「心」という目に見えないところに対するストレス(変化)が原因となっています。
「心」が受けた変化(ストレス)とは、感情として「嫌なこと(マイナス)」だけではありません。個々人それぞれの心理社会的ストレス全てが含まれます。
例えば、生活習慣、行動様式、性格、考え方の特徴、進学、就職、結婚、離婚、出産、昇進、転職、死別、引っ越し、転勤、環境変化などのライフイベントも含まれます。
結婚は「幸せな事(プラス)」です。自分を愛してくれている配偶者と同じ屋根の下で暮らし帰宅すれば愛しい妻や夫が待っていて「お帰りなさい」と言ってくれる。
このような幸せな光景であっても、今までの生活から”変化する”という事で考えれば嫌なことであっても同じです。この”変化する”という部分だけで考えれば「幸せな事(プラス)」も「嫌なこと(マイナス)」も何ら変わりはないのです。
昇進し課長になったり、転勤を伴う引っ越しなどは人によって捉え方は「嫌なこと(マイナス)」「幸せなこと(プラス)」それぞれ違います。しかし、”変化する”という面では同じです。
つまり、「嫌なこと(マイナス)」「幸せなこと(プラス)」であっても心は、”変化”にストレスを感じるそれを診療する科目が精神科なのです。
だけど、精神科は敷板が高く行きたくない方におすすめ
自分が弱ってきているのは理解出来ているけど、病院(精神科)には行きたくない、このようにもがいている人もたくさんいらっしゃいます。しかし、どうして病院に行きたくないのでしょうか?
- まだ病院の精神科を受診するほどではないから
- 病院の精神科を受診したら、自分が情けなくなるや人生が終わったと思うように感じるから
- 病院の精神科はイメージが怪しいし良い噂を聞かないから
- 病院の精神科は、受診してしまうと薬を飲まされて薬漬けにされるから
- 精神科医になんか自分の弱みを見せたくないから
- 精神科医のようなエリートに私の気持ちがわかるはずがないから
- 精神科医に話なんか聞いてもらっても何も解決しないから
つまり、根本的に病院、医者は信用できずに怪しいという考えがあり、そんな病院(精神科)を受診するのに抵抗があるという結論です。
だけど、「今の自分の状態は、今までの自分とは何かが違う。だから、どうにかしたいだけど病気ではないと思いたい。」そんな気持ちの方が多いはずです。
「悩み」の相談はキャリアコンサルタントへがお勧めの理由
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ただ、相談内容は働くことだけという訳ではありません。
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つまり、キャリアコンサルタントは働く人だけではなく、生活しているすべての方のすべての相談を承っているのです。
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キャリアコンサルタントの選び方
では、キャリアコンサルタントをどのように選べばよいのでしょうか?
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精神科関連の書籍一覧
- ゆるりとはじめる精神科の1冊目/別所千枝・中村友喜
- こころを病んで精神科病院に入院していました。/安藤たかゆき
- 精神科ナースになったわけ/水谷緑
- 子どもの精神科入院治療―子どもを養育するすべての人へ/金井剛・中西大介
- ねじ子が精神疾患に出会ったときに考えていることをまとめてみた/森皆ねじ子
精神科に相談行きたくない・抵抗がある方はキャリアコンサルタントへの相談がお勧めのまとめ
いかがだったでしょうか?
心療内科に相談行きたくない・抵抗がある方はキャリアコンサルタントへの相談がお勧めでした。
心療内科に行こうかと考えている方のお役に立てれば幸いです。