履歴書を書く際に「免許・資格」の価値を高める書き方

[記事公開日]2019/04/02
[最終更新日]2020/04/08
履歴書免許欄

履歴書には様々な記入する項目があります。

その中にある「免許・資格欄」は、免許と資格を記入するだけと思っている方も多いのではないでしょうか?しかし、「免許・資格欄」は他の項目と同様、書き方によっては人事採用担当者へのPRに繋がります。

履歴書の「免許・資格欄」は、自らの勉強への意欲、チャレンジ精神の高さをアピールする項目で、その免許・資格取得の為にある程度の期間、持続的に勉強をしたという証明になります。

つまり、目標に向かって一定程度は努力できるという事の証明なのです。

そんな、履歴書の「免許・資格欄」の書き方を工夫することで、「免許・資格欄」の価値を高める、自分をアピールする書き方を詳しく説明させていただきます。

※履歴書の全体の書き方についての説明はこちらのページ

 

履歴書の資格・免許欄には正式名称を記入する

免許証履歴書に書く「資格・免許欄」には取得している資格・免許の正式名称を記入しましょう。

例えば、「自動車免許」や「英検」「漢検」などは正式名称ではありません。履歴書に書く際に、特に上記に挙げた「自動車免許」「英検」「漢検」という一般的な免許・資格は誤りやすいので注意が必要です。

下記に履歴書によく使用する資格の正式名称を記載していますので参考にしてください。

  • 車の普通運転免許証(マニュアル)
    ⇒普通自動車第一種運転免許
  • 車の普通運転免許証(オートマ限定)
    ⇒普通自動車第一種運転免許(AT限定)
  • タクシーなどの運転免許証
    ⇒普通自動車第二種免許
  • トラックなど大型免許証
    ⇒大型自動車免許
  • バスなどの大型免許証
    ⇒大型自動車第二種免許
  • 宅建
    ⇒宅地建物取引士
  • 漢検〇級
    ⇒日本漢字能力検定〇級
  • 英検〇級
    ⇒実用英語技能検定〇級
  • 簿記〇級
    ⇒日本商工会議所簿記検定〇級
  • 珠算
    ⇒日本商工会議所珠算能力検定・全国珠算教育連盟珠算検定
  • FP
    ⇒〇級ファイナンシャル・プランニング技能士

 

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記入する順や記入すべき資格・免許は?

免許履歴書に「資格・免許欄」を記入する際には、資格・免許を取得した順番が古いものから記入しましょう。また、資格・免許が多く履歴書に書ききれない人は、履歴書を提出する企業の業務に関連した資格を優先して記入するようにしましょう。

ただ、履歴書を提出する企業の業務に関連せず役立たないと思われる「学芸員」や「図書館司書」などは、その博識が買われることがありますので有効的に活用しましょう。

中学生や高校生の時に取得した資格(例:英検3級、珠算3級、漢検3級など)は書いても意味がないと思っていた方が良いでしょう。中学生や高校生の時に取得した資格は履歴書に記入したとしても、面接の際に評価されませんので記入しないようにしましょう。資格によって違いはありますが、概ね2級以上からと考えておいた方が良いでしょう。

また、英語の語学力に関するものには、更に注意が必要です。

英検3級は中学生の頃に取得できるものです。履歴書に記載する事により、それを得意げに記載するようでは、アピールになるどころか、逆に英語の能力を疑われてしまう事にもなりえますので注意しましょう。

企業や職種によっては英語が必須の場合もありますので、英語能力を示す資格を掲載する際には、その求人応募企業の英語水準を知っておきましょう。たとえ、応募基準、規定基準に達している場合にも、レベルアップを目指して勉強中などと伝わるように書き方を工夫し、積極的な姿勢をアピールしよう。

TOEICなど受験機会が多いものは、その進歩のプロセスとして点数を表示記載することもアピールできる方法です。以下には英語に関する例を記載していますので参考にしてください。

  • 「実用英語技能検定準1級(来年、1級受験予定)」
  • 「TOEIC600点(来年は650点を目指す)」
  • 「TOEIC:2015年10月470点/2016年10月550点/2018年10月630点」

なじみのない資格や免許は、どの程度の力か企業側の人事採用担当者も判断がつかないので、その資格や免許の制度や目安になるレベルを説明書きとして記載するのも良いでしょう。

 

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記入するのは資格・免許だけか?

  • 記入する資格履歴書の「資格・免許欄」に記載する資格・免許がない場合や取得した資格・免許が少ない場合は、語学やパソコンのスクール通学、セミナー受講など、専門教育を受けた履歴を示して資格・免許欄を埋めることも検討してみましょう。
    例えば、パソコンの知識が豊富であれば、一定の評価が得られます。また、特技ともとらえることができるので、履歴書の「資格・免許欄」への記載ではなく、履歴書の「特技欄」への記載も含めて検討するなど工夫しましょう。
  • 前職の社内資格なども記載を検討しましょう。同業種への転職なら企業側の人事採用担当者もその社内資格レベルの想像はつくのでアピールにも繋がるでしょう。なお、他業種ならば必ずしも記入する必要はありません。
  • 現在勉強中の資格・免許も記入しましょう。業務内容に関連のある項目なら積極的な姿勢が伝わるでしょう。ただし、漠然とした表現はやめておきましょう。受験日などを明確にできる資格にしておきましょう。

 

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応募する職種に関係のない「免許・資格」も履歴書に書くべきか?

履歴書には趣味などに関する資格や免許は記載しない方が良いと思われるかもしれませんが、積極的な記載をお勧めしています。履歴書は、自分に関する情報を可能な限り提供する事により、あなた自身の全体像を企業側の人事採用担当者に伝える為にです。

また、面接の際に履歴書に記載している「免許・資格」から会話のきっかけになる事も考えられます。

例えば、企業側の人事採用担当者の面接官が、夏は水上バイクを運転される場合に「特殊小型船舶操縦士免許」と免許資格欄に記載していれば企業側の人事採用担当者の面接官は面接中に「ジェットの免許持ってるの?」と聞くでしょうし、企業側の人事採用担当者の面接官がスキューバダイビングをする場合に「PADIオープン・ウォーター・ダイバー」と免許資格欄に記載していれば企業側の人事採用担当者は「ダイビングするの?」との質問が考えられます。

企業側の人事採用担当者の面接官も人間です。共通の趣味があれば、企業側の人事採用担当者の面接官のあなたへの印象は良くなることはあっても、悪くなることはないと思われますので積極的に記載しましょう。

ただ、趣味欄や特技欄の記載がある履歴書を使用している場合には、趣味欄や特技欄への記載も検討して記載しましょう。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

免許・資格欄は上手に活用すれば書類選考の際には自己PRになりますし、面接の際には会話のきっかけのツールになります。積極的に人事採用担当者へのアピールにお役立てください。

 

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この記事はキャリアコンサルタントドットネット運営事務局が作成

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