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国際バカロレアプログラムで学ぶ21世紀型スキル/教育理念から実践事例まで

[記事公開日]2023/10/11
[最終更新日]2024/01/16
国際バカロレアプログラムで学ぶ21世紀型スキル/教育理念から実践事例まで

あなたは「バカロレアプログラム」という言葉を聞いたことがありますか?

もしかしたら、「バカロレア」という言葉だけを聞いたことがあるかもしれませんね。

でも、それだけでは何のことかわからないですよね。

「バカロレアプログラム」とは、世界中の約160カ国で実施されている教育制度のことです。

このプログラムでは、幼児から高校生までの子どもたちが、21世紀に必要なスキルを学びます。

21世紀に必要なスキルとは、例えば、国際的な視野を持つことや、自分で考えて行動すること、他者と協力して問題を解決することなどです。

このようなスキルは、今の時代において非常に重要です。

なぜなら、私たちはグローバル化やテクノロジーの発展によって、様々な変化や課題に直面しているからです。

その中で、私たちは自分の役割や責任を見出し、自分の可能性を広げるために、常に学び続ける必要があります。

「バカロレアプログラム」は、そんな私たちのニーズに応える教育制度です。

このプログラムでは、子どもたちが自分の興味や関心に基づいて探究し、幅広くバランスのとれた教育内容を学びます。

また、厳格な試験制度によって、子どもたちの学習成果が客観的に評価されます。

このプログラムを修了した子どもたちは、世界共通の大学入学資格を得ることができます。

このページでは、「バカロレアプログラム」について、わかりやすく解説します。

このページを読んでいただくことで、「バカロレアプログラム」の魅力や意義を感じていただければ幸いです。

それでは、さっそく「バカロレアプログラムとは何か? 〜21世紀型スキルを学ぶ教育理念から実践事例まで〜」から始めましょう。

 

Contents

国際バカロレアプログラムとは何か? 〜21世紀型スキルを学ぶ教育理念から実践事例まで〜

国際バカロレアプログラムとは何か? 〜21世紀型スキルを学ぶ教育理念から実践事例まで〜

あなたは「国際バカロレアプログラム」という言葉を聞いたことがありますか?

もしかしたら、「バカロレア」という言葉だけを聞いたことがあるかもしれませんね。

でも、それだけでは何のことかわからないですよね。

「国際バカロレアプログラム」とは、世界中の約160カ国で実施されている教育制度のことです。

このプログラムでは、幼児から高校生までの子どもたちが、21世紀に必要なスキルを学びます。

21世紀に必要なスキルとは、例えば、国際的な視野を持つことや、自分で考えて行動すること、他者と協力して問題を解決することなどです。

このようなスキルは、今の時代において非常に重要です。

なぜなら、私たちはグローバル化やテクノロジーの発展によって、様々な変化や課題に直面しているからです。

その中で、私たちは自分の役割や責任を見出し、自分の可能性を広げるために、常に学び続ける必要があります。

「国際バカロレアプログラム」は、そんな私たちのニーズに応える教育制度です。

このプログラムでは、子どもたちが自分の興味や関心に基づいて探究し、幅広くバランスのとれた教育内容を学びます。

また、厳格な試験制度によって、子どもたちの学習成果が客観的に評価されます。

このプログラムを修了した子どもたちは、世界共通の大学入学資格を得ることができます。

このプログラムは、子どもたちの年齢や発達段階に応じて、以下の4つの教育プログラムに分かれています。

  • 初等教育プログラム(PYP):3歳から12歳まで
  • 中等教育プログラム(MYP):11歳から16歳まで
  • ディプロマ・プログラム(DP):16歳から19歳まで
  • キャリア関連プログラム(CP):16歳から19歳まで

これらのプログラムはそれぞれ独立しており、一つだけでも実施することができます。

しかし、それぞれのプログラムが連続性や一貫性をもって設計されているため、全てのプログラムを通して学ぶことで最大限の効果が得られます。

それでは、それぞれのプログラムがどんな内容や特徴をもっているのか見ていきましょう。

 

初等教育プログラム(PYP)

初等教育プログラム(PYP)は、3歳から12歳までの子どもたちを対象とした教育プログラムです。

このプログラムでは、子どもたちが自分自身や周囲の世界について探究し、知識や態度、スキルや概念を身に付けます。

また、自分の学びに責任を持ち、行動に移すことを促します。

このプログラムは、以下の6つのテーマに沿って構成されています。

  • 誰であるか
  • どのような場所や時代にいるか
  • どうやって表現するか
  • どうやって世界はできているか
  • どうやって世界は変わっていくか
  • どうやって共に生きるか

これらのテーマは、国際的な視点から、人間の共通の経験や問題に関連しています。

子どもたちは、これらのテーマを通して、自分の学びに意味や目的を見出します。

 

中等教育プログラム(MYP)

中等教育プログラム(MYP)は、11歳から16歳までの子どもたちを対象とした教育プログラムです。

このプログラムでは、子どもたちが自分の学びに挑戦し、批判的に考え、創造的に表現します。

また、自分のアイデンティティや文化を認識し、他者と共感し、社会への貢献を目指します。

このプログラムは、以下の8つの学習領域に沿って構成されています。

  • 言語と文学
  • 言語の習得
  • 個人と社会
  • 理科
  • 数学
  • 芸術
  • 保健体育
  • デザイン

これらの学習領域は、国際的な視点から、様々な学問や分野を統合しています。

子どもたちは、これらの学習領域を通して、自分の知識やスキルを深めます。

 

ディプロマ・プログラム(DP)

ディプロマ・プログラム(DP)は、16歳から19歳までの子どもたちを対象とした教育プログラムです。

このプログラムでは、子どもたちが高度な学問的能力と人間性を発展させます。

また、自分の将来の進路や目標に向けて準備します。

このプログラムは、以下の6つのグループからなる教科と3つのコア要素から構成されています。

  • グループ1:言語と文学
  • グループ2:言語習得
  • グループ3:個人と社会
  • グループ4:科学
  • グループ5:数学
  • グループ6:芸術(または他のグループから選択)
  • コア要素1:知識論(TOK)
  • コア要素2:創造・活動・奉仕(CAS)
  • コア要素3:論文(EE)

これらの教科とコア要素は、国際的な視点から、幅広くバランスのとれた教育内容を提供しています。

子どもたちは、これらの教科とコア要素を通して、自分の思考や行動に責任を持ちます。

 

キャリア関連プログラム(CP)

キャリア関連プログラム(CP)は、16歳から19歳までの子どもたちを対象とした教育プログラムです。

このプログラムでは、子どもたちが自分の興味や適性に合ったキャリアに向けて学びます。

また、自分の学びに意味や価値を見出し、社会に貢献する姿勢を育みます。

このプログラムは、以下の4つの要素から構成されています。

  • キャリア関連研究(CRS):子どもたちが選択した職業分野に関する専門的な知識やスキルを学ぶコースです。例えば、ビジネスや工学、医療などです。
  • ディプロマ・プログラムの教科(DPコース):子どもたちが選択した2つ以上のディプロマ・プログラムの教科を学ぶコースです。これらの教科は、キャリア関連研究と関連性が高いものを選びます。
  • コア要素:ディプロマ・プログラムと同じく、知識論(TOK)、創造・活動・奉仕(CAS)、論文(EE)の3つのコア要素を学びます。これらのコア要素は、子どもたちが自分の学びに反省し、批判的に考え、創造的に表現することを促します。
  • 言語開発:子どもたちが自分の母語や第二言語を発展させることを目的としたコースです。言語能力は、国際的なコミュニケーションやキャリア発展に不可欠なものです。

 

これらの要素は、国際的な視点から、実践的で関連性の高い教育内容を提供しています。

子どもたちは、これらの要素を通して、自分のキャリアや進路に向けて準備します。

以上が、「国際バカロレアプログラム」の概要です。

このプログラムは、子どもたちが21世紀に必要なスキルを学ぶことを目指しています。

次回は、国際バカロレアプログラムの歴史と目的について見ていきましょう。

 

国際バカロレアプログラムの歴史と目的 〜世界共通の大学入学資格として始まったプログラム〜

国際バカロレアプログラムの歴史と目的 〜世界共通の大学入学資格として始まったプログラム〜

国際バカロレアプログラムとは、国際的な教育プログラムのことですが、どのような経緯で始まったのでしょうか。

また、どのような目的を持っているのでしょうか。

この章では、国際バカロレアプログラムの歴史と目的について見ていきましょう。

国際バカロレアプログラムは、1968年にスイスのジュネーブで設立されました。

当時、世界各国から人が集まる国際的な機関や外交官の子どもたちが、母国での大学進学のために困難に直面していました。

それは、様々な国の大学入試制度に対応することが難しかったからです。

例えば、英国やフランスでは、高校卒業後に2年間の準備課程を経て大学に入ることが一般的でしたが、アメリカでは高校卒業後すぐに大学に入ることができました。

また、各国の教育内容や評価基準も異なっていました。

そのため、異なる教育システムを経験した子どもたちが、自分の希望する大学に入ることができない場合が多かったのです。

そこで、国際的な教育プログラムを開発することで、この問題を解決しようという動きが起こりました。

その中心となったのが、ジュネーブ国際学校の校長だったアレック・ピーターソン博士でした。

彼は、世界各地から集まった教育者や専門家と協力して、新しい教育プログラムを作り上げました。

それが「国際バカロレアプログラム」です。

国際バカロレアプログラムは、以下のような目的を持っています。

  • 世界の複雑さを理解して、そのことに対処できる生徒を育成する
  • 生徒に対し、未来へ責任ある行動をとるための態度とスキルを身に付けさせる
  • 国際的に通用する大学入学資格(国際バカロレア資格)を与える
  • 大学進学へのルートを確保する

このように、国際バカロレアプログラムは、グローバル化や多文化化に対応できる人材を育成することを目指しています。

また、世界共通の大学入学資格として認められており、多くの大学が優遇措置を行っています。

以上が、国際バカロレアプログラムの歴史と目的です。

次章では、国際バカロレアプログラムの特徴と構成について見ていきましょう。

 

国際バカロレアプログラムの特徴と構成 

国際バカロレアプログラムの特徴と構成 〜幼児から高校生まで対象とした4つの教育プログラム〜

繰り返しにはなりますが、国際バカロレアプログラム(International Baccalaureate Programme, IB)は、1968年にスイスで設立された国際バカロレア機構(International Baccalaureate Organization, IBO)が提供する教育プログラムです。

IBOは非営利の教育財団であり、世界150以上の国や地域に5000以上のIB認定校(IBワールドスクール)があります。

IB認定校は、IBOが定めた基準やガイドラインに従って、IBプログラムを実施することができます。

IBプログラムは、3歳から19歳までの幼児から高校生までを対象とした4つのプログラムから構成されています。

それぞれのプログラムは、独立しても連続しても受けることができます。4つのプログラムは以下の通りです。

  • IB初等教育プログラム(Primary Years Programme, PYP):3歳から12歳
  • IB中等教育プログラム(Middle Years Programme, MYP):11歳から16歳
  • IBディプロマプログラム(Diploma Programme, DP):16歳から19歳
  • IBキャリア関連プログラム(Career-related Programme, CP):16歳から19歳

 

国際バカロレアプログラムの特徴

IBプログラムは、以下のような特徴を持っています。

幅広く、バランスのとれた、概念的で、関連性の高いカリキュラム

IBプログラムでは、学習者が必要とする知識やスキルだけでなく、概念や思考法も重視します。

また、学習内容は地域やグローバルな課題や問題に関連付けられます。

さらに、学習者は自分自身や他者や世界について深く探究し、自分の学びを実践的に活用することが求められます。

 

国際的な視野をもつ学習者像

IBプログラムでは、学習者が目指すべき人間性を10の人物像として表現しています。

これらは「探究する人」「知識のある人」「考える人」「コミュニケーションができる人」「信念をもつ人」「心を開く人」「思いやりのある人」「挑戦する人」「バランスのとれた人」「振り返りができる人」です。

これらの人物像は、人類に共通する人間らしさと地球を共に守る責任を認識し、より良い、より平和な世界を築くことに貢献する人間を育てることを目的としています。

 

探究的で協働的で反復的な指導法と学習法

IBプログラムでは、教師は学習者の興味やニーズに応じて、探究的で協働的で反復的な教育方法を用いて指導します。

教師は学習者の学びのプロセスや成果を促進し、評価し、フィードバックします。

また、学習者は自分の学びに主体的に関わり、自分の学習目標や方法を設定し、自分の学びを振り返ります。

さらに、学習者は他の学習者や教師やコミュニティーと協力して学びます。

 

厳格な評価と国際的な認知度

IBプログラムでは、学習者の知識やスキルだけでなく、態度や行動も評価の対象となります。

評価は内部評価と外部評価の両方が行われます。

内部評価は教師が行い、外部評価はIBOが行います。

外部評価には世界共通の試験や作品の提出が含まれます。

IBプログラムの評価は厳格で公正で信頼性が高く、世界中の多くの大学や機関に認められています。

 

国際バカロレアプログラムの構成

IBプログラムは、4つのプログラムから構成されていますが、それぞれに共通する要素もあります。

それらは以下の通りです。

 

学習領域

IBプログラムでは、8つの学習領域(言語・文学、言語習得、個人・社会、科学、数学、芸術、体育・健康教育、デザイン)を提供します。

これらの学習領域は互いに関連し合いながらカリキュラムを形成します。

また、各プログラムではこれらの学習領域に対応する科目やコースが設定されています。

 

横断的なテーマ

IBプログラムでは、6つの横断的なテーマ(誰もが知っておくべきこと、私たちがどこから来たか・どこへ向かっているか・どうあるべきか、私たちがどう組み立てられているか・どう働くか・どう変わるか、私たちがどう表現するか・どう感じるか・どう想像するか、私たちがどう共有するか・どう協力するか・どう紛争を解決するか、私たちがどう探究するか・発見するか・創造するか)を提供します。

これらの横断的なテーマは地域やグローバルな課題や問題に関連し、探究的な学習を促します。

 

核心要素

IBプログラムでは、5つの核心要素(知識・概念・スキル・態度・行動)を提供します。

これらの核心要素は、学習者が21世紀型スキルを習得するために必要な要素です。

知識は学習者が学ぶべき事実や情報です。

概念は学習者が理解するべき重要なアイデアや原理です。

スキルは学習者が身につけるべき能力や方法です。態度は学習者がもつべき価値観や感情です。

行動は学習者がとるべき責任ある行動や行動変容です。

 

拡張エッセイ

IBディプロマプログラムとIBキャリア関連プログラムでは、学習者は自分の興味や関心に基づいて、4000字以内の論文を書くことが求められます。

これを拡張エッセイと呼びます。

拡張エッセイでは、学習者は自分でテーマや問いを設定し、調査や分析を行い、自分の考えや結論を明確に表現します。

拡張エッセイは、学習者の批判的思考力や研究力や執筆力を高めるとともに、大学での論文作成にも役立ちます。

 

創造・活動・奉仕

IBプログラムでは、学習者は自分の学校やコミュニティーで創造的な活動や身体的な活動や奉仕的な活動に参加することが求められます。

これを創造・活動・奉仕(Creativity, Activity, Service, CAS)と呼びます。

CASでは、学習者は自分の興味や能力に応じて、様々なプロジェクトやイベントに参加し、自分の成長や反省を記録します。

CASは、学習者の個性や才能や社会性を育てるとともに、社会貢献にもつながります。

 

以上が、国際バカロレアプログラムの特徴と構成についての説明です。

このプログラムは、21世紀型スキルを学ぶための教育理念から実践事例までを提供する、世界共通の教育プログラムです。

このプログラムを受けることで、自分のまわりの世界のもつ複雑性を理解し、未来のために責任のある行動をとることができる人間になることができます。

 

国際バカロレアプログラムの学習者像 〜国際的な視野をもつ10の人物像とその具体的な行動〜

国際バカロレアプログラムの学習者像 〜国際的な視野をもつ10の人物像とその具体的な行動〜

国際バカロレアプログラム(IBプログラム)は、21世紀型スキルを学ぶための教育理念から実践事例までを提供する、世界共通の教育プログラムです。

このプログラムを受けることで、自分のまわりの世界のもつ複雑性を理解し、未来のために責任のある行動をとることができる人間になることができます。

では、具体的にどのような人間を目指すのでしょうか?それを表すのが、IBの学習者像です。

IBの学習者像とは、IB認定校が価値を置く人間性を10の人物像として表したものです。

これらの人物像は、人類に共通する人間らしさと地球を共に守る責任を認識し、より良い、より平和な世界を築くことに貢献する人間を育てることを目的としています。

それでは、それぞれの人物像とその具体的な行動について見ていきましょう。

 

探究する人

探究する人とは、好奇心を育み、探究し研究するスキルを身につける人です。

ひとりで学んだり、他の人々と共に学んだりします。熱意をもって学び、学ぶ喜びを生涯を通じてもち続けます。

探究する人は、以下のような行動をします。

  • 自分や他者や世界に関する問いや興味や関心を持ちます。
  • 様々な情報源や方法や視点から調査や分析や評価を行います。
  • 学んだことや考えたことや感じたことを明確に伝えます。
  • 学びの過程や成果に対して自己評価やフィードバックを行います。
  • 学びから得た知識やスキルや態度を実践的に活用します。

 

知識のある人

知識のある人とは、概念的な理解を深めて活用し、幅広い分野の知識を探究する人です。

地域社会やグローバル社会における重要な課題や考えに取り組みます。

知識のある人は、以下のような行動をします。

  • 学習領域や横断的なテーマに関する事実や情報や原理やアイデアを学びます。
  • 学んだことや自分自身や他者や世界との関係性について深く考えます。
  • 学んだことや自分自身や他者や世界に影響を与える課題や問題に対して問題解決能力や創造力や批判的思考力を発揮します。
  • 学んだことや自分自身や他者や世界に対して倫理的かつ公正な判断力や価値観を持ちます。
  • 学んだことや自分自身や他者や世界に対して責任ある行動や行動変容を起こします。

 

考える人

考える人とは、複雑な問題を分析し、責任ある行動をとるために、批判的かつ創造的に考えるスキルを活用する人です。

率先して理性的で倫理的な判断を下します。

考える人は、以下のような行動をします。

  • 自分や他者や世界に関する情報や意見や主張や証拠に対して疑問を持ちます。
  • 自分や他者や世界に関する情報や意見や主張や証拠に対して論理的かつ客観的に分析や評価を行います。
  • 自分や他者や世界に関する情報や意見や主張や証拠に対して自分の立場や考えや結論を明確に表現します。
  • 自分や他者や世界に関する情報や意見や主張や証拠に対して新しい視点や解決策やアプローチを提案します。
  • 自分や他者や世界に関する情報や意見や主張や証拠に対して倫理的かつ公正な判断基準を適用します。

 

コミュニケーションができる人

コミュニケーションができる人とは、複数の言語やさまざまな方法を用いて、自信をもって創造的に自分自身を表現する人です。

他の人々や他の集団のものの見方に注意深く耳を傾け、効果的に協力し合います。

コミュニケーションができる人は、以下のような行動をします。

  • 自分の母語と少なくとも一つ以上の外国語を話したり聞いたり読んだり書いたりします。
  • 言語だけでなく、音楽や美術や身振り手振りなど、さまざまな方法で自分の考えや感情や経験や知識を表現します。
  • 他の人々や他の集団の言語や文化や背景や価値観に敬意をもち、理解しようとします。
  • 他の人々や他の集団との間で意見や情報やフィードバックを交換し、協力し、交渉します。
  • 自分のコミュニケーション能力を向上させるために、自己評価や反省を行います。

 

信念をもつ人

信念をもつ人とは、自分自身の学びや成長に対して自信と誇りをもち、自分のアイデンティティーや文化に対して敬意と愛着をもつ人です。

他の人々や他の集団のアイデンティティーや文化に対しても敬意と愛着をもちます。

信念をもつ人は、以下のような行動をします。

  • 自分自身の強みや弱みや目標や価値観について自覚し、認めます。
  • 自分自身の学びや成長に対して自信と誇りと責任感をもちます。
  • 自分自身のアイデンティティーや文化に対して敬意と愛着と尊重をもちます。
  • 他の人々や他の集団のアイデンティティーや文化に対して敬意と愛着と尊重をもちます。
  • 自分自身と他者との間で共通点や相違点を認識し、受け入れます。

 

心を開く人

心を開く人とは、多様性を受け入れて異なる文化的な環境で生きることに積極的に取り組む人です。

自分自身の文化的な経験から学び、他者から学ぶことによって自分自身の視野を広げます。

心を開く人は、以下のような行動をします。

  • 自分自身の文化的な経験から学び、それらを表現したり共有したりします。
  • 他者の文化的な経験から学び、それらに興味や関心や理解を示します。
  • 多様性を受け入れて異なる文化的な環境で生きることに積極的に取り組みます。
  • 自分自身の視野を広げるために新しい言語や文化や習慣に挑戦します。
  • 自分自身と他者との間で相互理解や協力や共生を促進します。

 

思いやりのある人

思いやりのある人とは、共感力と思いやりを発揮して他者への関心と責任感をもち、社会的・地球的・倫理的な問題に対処するために行動する人です。

思いやりのある人は、以下のような行動をします。

  • 他者の立場や感情やニーズに気づき、共感し、尊重します。
  • 他者への関心と責任感をもち、支援や助言や慰めや奉仕をします。
  • 社会的・地球的・倫理的な問題に対して自分の役割や責任を認識し、行動します。
  • 他者の権利や尊厳や自由を守り、正義や平和を推進します。
  • 他者との間で寛容や協調や対話を促進します。

 

挑戦する人

挑戦する人とは、自分自身の学びや成長に対して高い目標をもち、困難に直面してもあきらめずに努力する人です。

自分自身の能力や才能を最大限に発揮し、新しい経験や機会に積極的に参加します。

挑戦する人は、以下のような行動をします。

  • 自分自身の学びや成長に対して高い目標をもち、それに向かって計画的に努力します。
  • 困難に直面してもあきらめずに挑戦し、解決策や代替案を探します。
  • 自分自身の能力や才能を最大限に発揮し、自己実現を目指します。
  • 新しい経験や機会に積極的に参加し、リスクをとることに恐れません。
  • 自分自身の学びや成長に対して自信と誇りと満足感をもちます。

 

バランスのとれた人

バランスのとれた人とは、自分自身の知的・身体的・感情的・社会的な健康を保つためにバランスのとれた生活を送る人です。

自分自身のニーズと他者のニーズとの間で調和を図ります。

バランスのとれた人は、以下のような行動をします。

  • 自分自身の知的・身体的・感情的・社会的な健康を保つためにバランスのとれた生活を送ります。
  • 自分自身のニーズと他者のニーズとの間で調和を図ります。
  • 自分自身の強みや弱みや感情やストレスに対処する方法を知り、適切に管理します。
  • 自分自身の興味や趣味や才能を発見し、育てます。
  • 自分自身の学びや成長に対して楽しみや笑顔やユーモアをもちます。

 

振り返りができる人

振り返りができる人とは、自分自身の学びや成長に対して振り返りを行い、改善点や次のステップを見つける人です。

自分自身の強みや弱みや目標や価値観について深く考えます。

振り返りができる人は、以下のような行動をします。

  • 自分自身の学びや成長に対して振り返りを行い、改善点や次のステップを見つけます。
  • 自分自身の強みや弱みや目標や価値観について深く考えます。
  • 自分自身の学びや成長に対してフィードバックを求めたり与えたりします。
  • 自分自身の学びや成長に対して変化や進歩や成果を認めます。
  • 自分自身の学びや成長に対して新たな目標や計画や行動を立てます。

 

以上が、国際バカロレアプログラムの学習者像についての説明です。

この学習者像は、IB認定校が価値を置く人間性を10の人物像として表したものです。

これらの人物像は、人類に共通する人間らしさと地球を共に守る責任を認識し、より良い、より平和な世界を築くことに貢献する人間を育てることを目的としています。

 

国際バカロレアプログラムのカリキュラムと評価 〜幅広く、バランスのとれた、概念的で、関連性の高い教育内容と厳格な試験制度〜

国際バカロレアプログラムのカリキュラムと評価 〜幅広く、バランスのとれた、概念的で、関連性の高い教育内容と厳格な試験制度〜

国際バカロレアプログラム(以下、IBプログラム)は、世界共通の大学入学資格として認められる国際バカロレア資格(以下、IB資格)を取得するための教育プログラムです。

IB資格を取得するには、高校レベルのディプロマ・プログラム(以下、DP)のカリキュラムを全て履修し、内部評価と外部評価による評価を受ける必要があります。

この章では、DPのカリキュラムと評価について詳しく見ていきましょう。

 

DPのカリキュラム

DPのカリキュラムは、以下の6つのグループ(教科)と「コア」と呼ばれる3つの必修要件から構成されています。

  • グループ1:言語と文学(母国語)
  • グループ2:言語習得(外国語)
  • グループ3:個人と社会
  • グループ4:理科
  • グループ5:数学
  • グループ6:芸術

生徒は、6つのグループから各教科ずつ選択し、6科目を2年間で学習します。

ただし、「芸術」(グループ6)は他のグループからの科目に代えることも可能です。

また、大学やその後の職業において必要となる専門分野の知識やスキルを、大学入学前の段階で準備しておく観点から、6科目のうち、3~4科目を上級レベル(HL)、その他を標準レベル(SL)として学習します。

さらに、カリキュラムの中核となる「コア」として、以下の3つの必修要件を並行して履修します。

  • 課題論文(EE):生徒が関心のある研究分野について個人研究に取り組み、研究成果を4,000語(日本語の場合は8,000字)の論文にまとめる。
  • 知識の理論(TOK):「知識の本質」について考え、「知識に関する主張」を分析し、知識の構築に関する問いを探求する。批判的思考を培い、生徒が自分なりのものの見方や、他人との違いを自覚できるよう促す。
  • 創造性・活動・奉仕(CAS):創造的思考を伴う芸術などの活動、身体的活動、無報酬での自発的な交流活動といった体験的な学習に取り組む。

DPのカリキュラムは、幅広く、バランスのとれた、概念的で、関連性の高い教育内容となっています。

生徒は自分自身や社会や世界に関する知識や理解を深めるだけでなく、異なる文化や視点に触れることで多様性や相互理解を学びます。

また、自分の学びに主体的に関わり、自分の強みや興味や目標を見つけることで、自己肯定感や自己管理能力を高めます。

 

DPの評価

IB資格の取得には、DPカリキュラムを全て履修し、外部評価(国際バカロレア試験等)と内部評価を通じて、45点満点中、原則として24点以上を取得する必要があります。

配点は、6科目につき各7点(計42点)。

さらに、「コア」について、TOKとEEの評価結果の組み合わせに応じて最大3点が与えられます(CASは評価対象外)。

国際バカロレア試験は、南半球と北半球の学校年度に対応できるよう、年2回、世界で一斉に実施されます。

日本の1条校の場合は、原則として3年次の11月に実施され、翌年の1月5日に最終スコアが通知されます。

国際バカロレア試験は、各教科の知識や理解だけでなく、分析力や応用力などの高次思考スキルも問われる厳格な試験です。

また、内部評価では、教師が生徒の作品やパフォーマンスなどを評価し、国際バカロレア機構がその一部を抽出してモデレーション(調整)を行います。

これにより、教師の評価基準や採点方法が世界共通の基準に沿っているかどうかを確認します。

DPの評価は、生徒が21世紀型スキルを身につけているかどうかを正確に測ることができる評価です。

また、DPの評価結果は、世界中の大学や企業に高く評価されており、生徒の進路選択や就職活動に有利に働きます。

 

国際バカロレアプログラムのカリキュラムと評価 〜幅広く、バランスのとれた、概念的で、関連性の高い教育内容と厳格な試験制度〜のまとめ

この章では、DPのカリキュラムと評価について紹介しました。

DPは、幅広く、バランスのとれた、概念的で、関連性の高い教育内容と厳格な試験制度からなるプログラムです。

生徒はDPを通じて21世紀型スキルを学び、自分自身や社会や世界に関する知識や理解を深めます。

また、DPの評価結果は世界共通の大学入学資格として認められており、生徒の進路選択や就職活動に有利です。

次章では、国際バカロレアプログラムの指導法と学習法について見ていきましょう。

 

国際バカロレアプログラムの指導法と学習法 〜探究的で協働的で反復的な教育方法と学習スキル〜

国際バカロレアプログラムの指導法と学習法 〜探究的で協働的で反復的な教育方法と学習スキル〜

国際バカロレアプログラム(以下、IBプログラム)は、21世紀型スキルを学ぶ教育プログラムです。

IBプログラムでは、どのように指導され、どのように学習するのでしょうか?

この章では、IBプログラムの指導法と学習法について紹介します。

 

IBプログラムの指導法

IBプログラムの指導法は、探究的で協働的で反復的な教育方法です。

教師は、生徒に知識を教え込むのではなく、生徒が自ら知識を構築することを支援します。

具体的には、以下のような指導法を用います。

 

探究型学習

生徒が自分で問いを立て、調べ、考え、発表する学習方法です。

生徒は自分の興味や関心に基づいて探究テーマを選びます。

教師は、生徒の探究過程をガイドし、フィードバックし、評価します。

 

協働学習

生徒が他の生徒や教師と共に学習する学習方法です。

生徒はグループワークやディスカッションなどを通じて、意見や情報を交換し、相互理解やコミュニケーション能力を高めます。

 

反復学習

生徒が同じ内容やスキルを異なる文脈や方法で何度も学習する学習方法です。

生徒は自分の理解度や進度に応じて、必要な部分を重点的に学びます。

教師は、生徒の成長過程を観察し、適切な支援や挑戦を提供します。

 

IBプログラムの指導法は、生徒が主体的に学び、思考力や判断力や表現力などの高次思考スキルを身につけることを目的としています。

また、異なる文化や視点に触れることで、多様性や相互理解を学ぶことも重視しています。

 

IBプログラムの学習法

IBプログラムの学習法は、探究的で協働的で反復的な教育方法に沿った学習スキルです。

生徒は、以下のような学習法を身につけます。

 

探究スキル

問いを立てるスキルや情報収集・整理・分析・評価・発信するスキルです。

生徒は自分で課題を見つけて解決する能力や創造性を養います。

 

協働スキル

他者と協力して目標に向かうスキルや意見交換・説得・妥協・協調するスキルです。

生徒は他者と関わる能力やコミュニケーション能力を養います。

 

反復スキル

自分の理解度や進度を把握するスキルや計画・実行・評価・改善するスキルです。

生徒は自分の学びを管理する能力や自己評価能力を養います。

 

IBプログラムの学習法は、生徒が自分の学びに責任を持ち、自分の強みや興味や目標を見つけることを目指しています。

また、自分自身や社会や世界に関する知識や理解を深めることも目指しています。

 

国際バカロレアプログラムの指導法と学習法 〜探究的で協働的で反復的な教育方法と学習スキル〜のまとめ

この章では、IBプログラムの指導法と学習法について紹介しました。

IBプログラムは、探究的で協働的で反復的な教育方法と学習スキルを通じて、21世紀型スキルを学ぶプログラムです。

生徒はIBプログラムを通じて、自分の学びに主体的に関わり、思考力や判断力や表現力などの高次思考スキルを身につけます。

また、異なる文化や視点に触れることで、多様性や相互理解を学びます。

次章では、IBプログラムの効果とメリットについて見ていきましょう。

 

国際バカロレアプログラムの効果とメリット 〜21世紀型スキルの習得と大学進学や就職への有利さ〜

国際バカロレアプログラムの効果とメリット 〜21世紀型スキルの習得と大学進学や就職への有利さ〜

国際バカロレアプログラム(以下、IBプログラム)は、21世紀型スキルを学ぶ教育プログラムです。

IBプログラムを受けることで、どのような効果やメリットが得られるのでしょうか?

この章では、IBプログラムの効果とメリットについて紹介します。

 

IBプログラムの効果

IBプログラムは、探究的で協働的で反復的な教育方法と学習スキルを通じて、生徒が21世紀型スキルを身につけることを目的としています。

21世紀型スキルとは、グローバル化や情報化などの社会変化に対応できるように必要なスキルのことで、以下のようなものが挙げられます。

 

コミュニケーションスキル

自分の考えや感情を相手に伝えるスキルや、相手の考えや感情を理解するスキルです。

異なる言語や文化や視点に対応できることも重要です。

 

協働スキル

他者と協力して目標に向かうスキルや、意見交換・説得・妥協・協調するスキルです。

チームワークやリーダーシップなどが求められます。

 

創造性

新しいアイデアや解決策を生み出すスキルや、既存のものに新しい価値を付加するスキルです。

発想力やイノベーション力などが必要です。

 

批判的思考

問題や情報に対して論理的に分析・評価・判断するスキルです。

問題解決力や判断力などが求められます。

 

情報リテラシー

必要な情報を見つける・選ぶ・使う・伝えるスキルです。

情報収集力や情報処理力などが必要です。

 

自己管理

自分自身の学習や行動を計画・実行・評価・改善するスキルです。

自己管理力や自己評価力などが必要です。

 

IBプログラムは、これらの21世紀型スキルを総合的に育成することを目指しています。

生徒はIBプログラムを通じて、自分自身や社会や世界に関する知識や理解を深めるだけでなく、思考力や判断力や表現力などの高次思考スキルを身につけます。

また、異なる文化や視点に触れることで、多様性や相互理解を学びます。

 

IBプログラムのメリット

IBプログラムは、21世紀型スキルを身につけた生徒に対して、様々なメリットを提供します。

主なメリットについて見ていきましょう。

 

大学進学への有利さ

IBプログラムの最終段階であるディプロマ・プログラム(以下、DP)を修了し、国際バカロレア資格(以下、IB資格)を取得すると、世界100ヶ国以上、20,000校以上の大学の入学資格・受験資格が付与されます。

日本の大学においても、IB資格を持つ生徒に対して、一般入試や推薦入試などの特別枠を設ける大学が増えています。

IB資格は、生徒が高い学力や思考力やコミュニケーション力などを持っていることを証明するもので、大学進学において有利になります。

 

就職への有利さ

IBプログラムは、生徒がグローバルな視野や多様性への理解や協働能力などを身につけることを目指しています。

 

これらのスキルは、国際的なビジネスや社会貢献活動などにおいても必要とされるものです。

IBプログラムを修了した生徒は、就職活動においても、自分の強みや興味や目標を明確に伝えることができます。

IBプログラムは、生徒が自分自身の可能性を広げることを目指しています。

 

国際バカロレアプログラムの効果とメリット 〜21世紀型スキルの習得と大学進学や就職への有利さ〜のまとめ

この章では、IBプログラムの効果とメリットについて紹介しました。

IBプログラムは、21世紀型スキルを身につけた生徒に対して、大学進学や就職などの進路選択において有利になることを目指しています。

また、IBプログラムは、生徒が自分自身や社会や世界に関する知識や理解を深めることを目指しています。

 

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国際バカロレアプログラムで学ぶ21世紀型スキル/教育理念から実践事例までのまとめ

国際バカロレアプログラムで学ぶ21世紀型スキル/教育理念から実践事例までのまとめ

このページでは、国際バカロレアプログラム(以下、IBプログラム)とは何か、どのように学ぶか、どのような効果やメリットがあるかについて紹介しました。

IBプログラムは、21世紀型スキルを学ぶ教育プログラムであり、幼児から高校生まで対象とした4つの教育プログラムからなります。

IBプログラムでは、探究的で協働的で反復的な教育方法と学習スキルを通じて、生徒が自分自身や社会や世界に関する知識や理解を深めるだけでなく、思考力や判断力や表現力などの高次思考スキルを身につけます。

また、異なる文化や視点に触れることで、多様性や相互理解を学びます。

IBプログラムを修了した生徒は、世界共通の大学入学資格・受験資格である国際バカロレア資格(以下、IB資格)を取得することができます。

IB資格は、生徒が高い学力や思考力やコミュニケーション力などを持っていることを証明するもので、大学進学や就職活動において有利になります。

このページを読んでいただくことで、IBプログラムの魅力や価値について理解していただければ幸いです。

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