[最終更新日]2021/11/24
「急にファシリテーターを任された」「セミナーを実施する」そんな時に必要なのがアイスブレイクです。
しかし、「アイスブレイクがあまり理解できていない」や「具体的なアイスブレイクを知らない」な方も多いはずです。
そんな方向けに「アイスブレイクとは?/オンライン・ゲーム・自己紹介別に具体例でわかりやすく説明」いたします。
Contents
アイスブレイクとは?
アイスブレイクとは、氷を溶かすという意味から考えられました。
「セミナーなどの開始前の会場内」など緊張感が高く、堅苦しい雰囲気の場面でコニュニケーションを取りやすくするために行うものです。
堅苦しい空気を氷(アイス)に、その空気を和ませることを溶かす(ブレイク)に例えてアイスブレイクと呼ばれています。
アイスブレイクを行うことで参加者はコミュニケーションを取りやすくなり硬い雰囲気を和ませることが可能です。
アイスブレイクの効果
繰り返しになりますがアイスブレイクは、参加者がコミュニケーションを取りやすくなり硬い雰囲気を和ませることが可能です。
それでは具体的な効果はどのようなモノがあるのでしょうか?
具体的に説明していきます。
参加者の緊張感を和らげる効果
初対面同士の場合、多くの人が緊張から話を進めることが難しいのが実情です。
相手のことを何もわからない状態ですと、何から話をすればよいかわからないという気持ちを人は持っているからです。
このような場面でアイスブレイクを行うと、緊張を和らげる効果があります。
緊張を和らげることで自然と会話が始まる場合も多くありえます。
参加者に積極的な意見などを促せる
会議などでは参加者に意見を求める場面も多くあります。
しかし、緊張感が漂っている空気では発言するには勇気がいるものであり、多くの人が黙っているのが一般的です。
そんな時にアイスブレイクを使用すれば、参加者に積極的な意見などを促せることが可能です。
積極的な意見は、新しいアイデアが生まれるなどで有意義な時間となります。
参加者同士の相互理解が深まる
国籍・人種・性別・年齢・経歴・出身地・宗教・価値観など様々な人が意見を出し合ったコミュニケーショは浅い議論になりがちです。
しかし、アイスブレイクを行うことでそれぞれの違いがあったとしても、規定時間内に結果を出すこ相互理解が可能となります。
ほんの小さな共通点があるだけでも会話が生まれて場の雰囲気が和むきっかけに繋がるのです。
参加者同士のコミュニケーションが自然ととれる
アイスブレイクは多くの手法がありますが、自己紹介などをうまく活用することで、気軽にコミュニケーションが取れるようになります。
硬い研修の前にアイスブレイクを取り入れたりすることで、参加者同士でのコミュニケーションが自然と取ることが出来ることに繋がり、その研修に前向きに取り組むというメリットもあります。
空気・雰囲気をリセットすることが出来る
「少しコーヒーでも飲んで気分をリフレッシュしよう!」と同じように、アイスブレイクを入れると場の雰囲気をリセットすることが出来ます。
また、身体を動かすアイスブレイクの場合には、心身ともにリフレッシュすることが可能です。
様々な場面で、場を仕切り直すという意味でも活用することが出来ます。
参加者の意見や考えを知ることが出来る
アイスブレイクの中には、質問に対する答えを参加者同士で表明してもらうゲームもあります。
そのゲーム内で表明してもらう答えは、参加者の考え方や意見を知ることが出来るものがあるのです。
その意見などをうかがい知ることは、これからの人材育成や仕事の割り振りなどのアサイメントに役立つ可能性が大いにあります。
アイスブレイクを行う際に注意すること
アイスブレイクは気軽に楽しく行え、場の雰囲気を和ませる効果があるの前述した通りです。
しかし、アイスブレイクにも注意して行わなければ効果が低下するだけではなく、全く意味のない時間になってしまいダラけた雰囲気になってしまう可能性もありえます。
そういったことを防止するためにも、注意することをしっかりと理解して、アイスブレイクを効果的に活用することに活かしてください。
アイスブレイクの注意点は次のとおりです。
アイスブレイクを雑談の時間にしない
アイスブレイクは、楽しくワイワイが基本なので話をしているうちに共通点が見つかり、その共通点の話題で盛り上がってしまうことがあります。
このようにせっかくのアイスブレイクの時間が、ただの雑談時間になってしまわないように注意が必要です。
雑談でも一定のアイスブレイクとしての効果はあるかもしれませんが、その後の時間がダラけた雰囲気になってしまう可能性が高まります。
せっかくのアイスブクレイクの時間を効果的に使うためにも、雑談にならないように趣旨をしっかりと説明し理解してもらった上で行いましょう。
アイスブレイクの時間は事前に決めて説明する
アイスブレイクは時間を区切って行う必要があります。
研修や会議、商談を効率的に進めるための行為であってアイスブレイクが本題ではありません。
その部分をしっかりと理解して行いましょう。
参加者も長時間に渡り全く違うことをやっていると疑問を感じることも考えられます。
また、上記の「アイスブレイクを雑談の時間にしない」と同様に、長時間行ってしまうとダラけた雰囲気になる恐れがあります。
当然ですが、時間は有限です。その為に、研修や会議の時間が勿体ないという意味もあります。
アイスブレイクに適している話題とは
アイスブレイクの話題にも適している話題と適していない話題があります。
適している話題を理解していると、焦ってしまった時に困りません。
また、話題に困った時には「木戸に立てかけし衣食住」を覚えておけば活用することが出来ます。
そんなアイスブレイクに適している話題について説明いたします。
他の参加者を褒める
誰であっても褒められて嫌な人はいないはずです。また、褒められて相手を嫌いになる人もいません。
そんな褒めることで相手の緊張が緩和されればコミュニケーションのきっかけになるはずです。
ただ、初対面の全く知らない相手を褒めるのは難しいので、会社の環境や所在地エリア、名刺のデザイン、ファッションセンスなどがおすすめです。
地域や土地の話題
趣味などの場合は、全くわからないなんてことも考えられます。
特に野球、政治、宗教、芸能などの話は適していない話題と言っても間違いありません。
その為、会場の地域や会社のある住所の土地の話題などは相手から話を聞きやすく引き出しやすいので会話も続きやすい傾向にあります。
業界ニュースの話題
他の参加者である相手が属している企業や団体の業界の話題は、話もしやすく容易に話を盛り上げることが可能です。
相手も話をする上で自分に興味を持ってくれているという気持ちになります。
プレスリリースなどを活用すれば、更に話題を広げることも可能です。
困ったときの定番話題「木戸に立てかけし衣食住」
上記の適した話題がどうしてもわからない位に焦ってしまう場合も出てくる事も考えられます。
そんな時に活用できる定番話題が「木戸に立てかけし衣食住」です。
これは次のように、それぞれの頭文字をとったものです。
キ/気候や季節・天気の出来事
暑いときや寒いときにはそのまま「最近は暑い日が続きますね~」などでもOKです。
また、花粉の季節は「私花粉症酷いんですが花粉症は大丈夫ですか?」などと自己開示も大切です。
天気が良い日には「今日は天気が良いですね」雨の日には「今日はあいにくの天気ですね」と言うだけでも良い。
ド/道楽・趣味・関心事
相手の趣味を教えてもらうという形でも大丈夫です。なぜなら相手は、その話題が好きだからです。
例えば相手の趣味がゴルフだとわかった後は、「ゴルフを始めるには何からしたら良いですか?」と聞いてみると多少なりとも相手が勝手に話をしてくれるはずです。
「趣味は何ですか?」というとお見合いみたいになりますので、「お休みの日は何をしているのですか?」と聞いてみてはいかがでしょうか?
二/ニュース
ニュースでの注意点は、暗い話題はやめておきましょう。強盗や殺人などです。
基本的にはポジティブなニュースを選択します。
話題の映画や話題のドラマなども良いでしょう。パンダの赤ちゃんが産まれたニュースなどはベストです。
もし、相手の好きな芸能人がわかっているのなら、その人の話題を広げてみてはいかがでしょうか?
タ/旅
旅は自分が行ったことのある場所でもよく、行ってみたい場所でもよいので誰でも気軽に話題にすることが可能です。
もしくは、相手に「最近どこかに旅行に行きましたか?」や「おすすめの旅行先はありますか?」などと聞いてみるのもお勧めです。
「相手の行ったことのある場所」が「自分の行きたい場所」なら自然と会話が進むことも間違いありません。
テ/テレビ
テレビの話題だけではなく人気CMの話題なども含まれます。
ただし、政治ネタや宗教や野球ネタなど好き嫌いが別れますのではお勧めできません。
カ/家族
初対面の人には難しいかもしれませんが、久しぶりにあった場合などは家族の話題は効果的です。
ただ、仕事上の付き合いではプライベートの話題をしない方もいますので、「うちの子が~」という風に自分の家族の話題で相手の反応とみてみるのが良いでしょう。
ケ/健康
健康は誰でも少しは興味があるワードです。
健康管理のことはもちろん、ダイエットや運動、筋トレ情報から花粉症などまで様々な話題があります。
また、健康情報は上記で挙げた「ド/道楽・趣味・関心事」にも繋がります。
趣味が水泳なら「水泳って全身運動だからただ歩いているだけでもとっても身体に良いらしいですね」などと繋げることも容易になります。
ただし、新型コロナウイルスのワクチンのデマ情報や得体のしれないダイエット食品情報など情報源が不確かな情報には注意が必要です。
シ/仕事
セミナーや集会などでは、相手の仕事が不明な場合があるので効果的です。
ただ、プライベートでは仕事の話をしたがらない人もいますので、相手の反応を見ながらほどほどにする必要があります。
自分から「私はこんな仕事をしているんですよ。」と話せば相手も自分の仕事の話題を話す場合がほとんどですので、それでも相手が話さない場合は避けた方が良いかもしれません。
ただ、仕事の内容ではなく、関西では当たり前の会話である「儲かりまっか?」のように「最近の景気はどうですか?」などというニュアンスで聞いてみるのも良いかもしれません。
衣/洋服(ファッション)
相手がおしゃれな服を着ている時のファッションの話題はとても効果的です。
また、自分自身が興味なくても気になるモノを持っていれば「それはどちらで購入されたんですか?とても可愛いですね」などの声かけも良いでしょう。
もちろん、ファッションは流行り廃りがありますのでこれだけ知っておけば大丈夫などという話題ではありませんが、自分の好きなモノを着ていたり持っていた場合などは声に出してみると考えておけば良いのではないでしょうか?
食/食べ物
食べ物の話題は、異性をデートに誘う時にも良く使われます。
美味しい物が嫌いな人はいません。美味しいお店があればそのお店の話題を出してみるのも良いでしょう。
また、その人ともっと親密な関係になりたい時に「次は一緒に行きませんか?」などと使用すれば効果的です。
自分がグルメについて詳しくない時は「美味しいお店知りませんか?」と聞いてみるのも良いでしょう。お店の情報以外にも料理好きな方にレシピを教えてもらうというパターンにも使用可能です。
住/住まい
「お住まいはどちらですか?」と会話の流れで聞く事はおかしくはありません。
また、住まいではありませんが出身都道府県を聞くのも良いでしょう。その地の名産や名所を聞くなどもとても盛り上がります。
阪神タイガースの本拠地阪神甲子園球場がある兵庫県西宮市では、毎年市内の小学校と中学校が集まって阪神甲子園球場で連合体育大会が開かれます。ですので、高校球児の憧れである甲子園球場のグランドに市内の子ども達は誰もが入っています。また、最近では成人式も甲子園球場で開催しています。
このように、その地域特有の情報を聞き出せたらアイスブレイクは大成功です。
また、「同郷と聞いただけでこの人と友達」なんていう感覚は誰もが経験した事があるはずです。
自己紹介にプラスアイスブレイク/具体例・具体的なネタ集
それでは具体的にアイスブレイクにはどのようなネタがあるのでしょうか?
ここではアイスブレイクとして最も活用されていると言われている自己紹介について説明いたします。
ただ、一般的な自己紹介ではなく自己紹介にプラスした形のアイスブレイクのネタ集を具体的に説明いたします。
名札にニックネーム
名前も知らずに名前を呼ばずに関係を築くことは難しいのではないでしょうか?
そのために名札を用意しておき、自分自身で今日呼んでほしいニックネームを記入してもらいましょう。
これは普段呼ばれている「あだ名」など自分がリラックス出来る呼び名を書いてもらうのがベターです。
記入後はよく見える場所に貼ってもらい、その日はその名前で呼ぶことをはじめに説明し徹底しましょう。
「そこのあなた」などでは距離感を感じますが、ニックネームで呼び合うことで自然と距離感が近くなります。
こんな簡単なことでもアイスブレイクとして役立ちます。
ひとことスピーチ自己紹介
参加者に自己紹介をしてもらいますが、その自己紹介にひとこと付け加えてもらいます。
会社名(所属名)と名前だけで終わる自己紹介は一般的ですが、ひとことスピーチを付け加えることで参加者同士の親和性が高まります。
このひとことスピーチ自己紹介で重要なことはテーマを決めておくことです。
例えば、「最近楽しかった出来事」や「最近面白かった出来事」などです。時間は1分程が良いでしょう。
また、ファシリテーターのあなたは発表者から見える場所に立ち、時間が来れば手を挙げるなどで知らせるようにしましょう。発表者が話しているのに「時間です」と切ってしまうと冷たい印象を与えてしまいます。
「ひとことスピーチ自己紹介」は少人数向けのアイスブレイクです。
参加人数が急遽多くなった場合などは、全員で行うのではなく隣の人とのペアー、隣近所の何人かのグループで行うなどアレンジも可能です。
GOOD&NEW
GOOD&NEWは、上記のひとことスピーチ自己紹介のひとことを「嬉しいこと」と「楽しいこと」に限定します。
また、その期間も「今日と昨日」の間で起こった「嬉しいこと」「楽しいこと」に限定するなどすれば更に良いでしょう。
最近の出来事ですので詳細に話すことも可能となり、誰でも一つくらいは「嬉しいこと」「楽しいこと」を思い出せるはずです。
ただ、楽しい出来事ですのでついつい話す時間が長くなってしまう場合もありますので注意が必要です。
他己紹介
他己紹介は、ペアになった相手の自己紹介を聞いている人が行うことを言います。
隣近所の人と2人1組になってペアを組んでもらいます。まずは、それぞれが自己紹介をしてもらいます。
ペアの相手については、氏名や所属、担当業務や趣味、特技など自己紹介に使う材料をメモしてもらいます。
それを交互に行った後に、参加者全員の前でペアの相手の紹介を行ってもらいます。
自分では気づかなかった点なども他己紹介では紹介してくれるので自分自身の気づきにも繋がります。
「実は・・・」ではじまる自己紹介
自己紹介を行う際に「実は・・・」ではじまるエピソードを含んだ内容にしてもらいます。
「実は長女です」などと何気ないことであっても何故か盛り上がりますので気軽に活用することが出来ます。
「実は・・・」ではじまる自己紹介を行う際には、ファシリテーターが最初に行うのがお勧めです。
サイコロ自己紹介
少し前にテレビでやっていた「ごきげんよう」を覚えている方も多いはずです。
あの番組と同じようにサイコロを用意し、それぞれの面に「好きな食べ物」など違うお題を記入し、サイコロを振り、出たテーマに沿って自己紹介をしてもらいます。
参加者にサイコロに書くテーマを考えてもらっても良いです。
最近では100円ショップでサイコロは売っています。事前に準備をしておいて活用してください。
握手とキーワード自己紹介
A4の紙に半分、さらに半分と4分割に見えるようにします。
それぞれの枠には次のように参加者に書いてもらいます。
- 左上/趣味
- 右上/昨日の晩御飯
- 左下/好きな食べ物
- 右下/苦手なモノやコト
書いた紙を手に持ってもらいキーワードを元に近くの参加者同士で自己紹介をしてもらいます。と、同時にもう一つ大事な決め事は自己紹介をする前には必ず握手をすることです。
握手を行った後はキーワードを見ながら話しますので積極的な自己紹介が可能になります。
また、昨日の晩御飯が同じなんていうミラクルが起これば、それだけでも何故か親近感がわくのは想像がつくのではないでしょうか?
時間は2分から3分ほどが良いでしょう。
積み木式自己紹介
積み木を積んでいくように自己紹介をするのが「積み木式自己紹介」です。
自分の前の人の自己紹介について感想やコメントを言ってから、自分の自己紹介をします。次の人も同様です。
例えば、「学生時代は野球部です。」と前の人に続いて「僕も野球部なんで親近感があります」となればこの二人は野球部なんだというように、他者の感想やコメントでその人の印象や特徴が覚えやすく、自然と参加者同士のつながりが生まれます。
PICKUPキャリコン
PICKUPキャリコン
覚えて自己紹介
参加者が円になり座り、スタートの人とお題を決めておきます。
例:好きな食べ物
スタートの人から順番に
「お寿司が好きな田中です」
「お寿司が好きな田中さんの隣のパスタが好きな樋口です」
「お寿司が好きな田中さんの隣のパスタが好きな樋口さんの隣のサーモン大好き井上です」
と順番に言っていきます。人数が多くなればなるほど出てこないことがあるのは当然です。
そんな出てこない時にはみんなでヒントを出し合いながら「ほらあの魚のデーモン小暮みたいな名前の」などと言ってくれる人が盛り上がる事間違いありません。
短時間で出来るバージョンアイスブレイク/具体例・具体的なネタ集
120分のセミナーで90分もアイスブレイクで使ってしまっては参加者の方の不満は募るばかりです。
そんな時間がないセミナーなどのために、ここからは短時間で出来る形のアイスブレイクのネタ集を具体的に説明いたします。
短時間でより楽しく盛り上がれるアイスブレイクを活用してください。
新聞ちぎり/誰がいちばん長くちぎれるか?!
それぞれに新聞紙を配り、その新聞紙を誰がいちばん長くちぎれるかを競います。
個人で競うのも良いのですが、チーム制にするのも良いでしょう。
一人10秒ほどで次の人にリレーのバトンのように回していきます。
新聞紙を雑な扱いをするとちぎれてしまいますので、参加者は新聞紙をとても丁寧に扱いますので、普段しない行動をする事でとても盛り上がります。
新聞乗り/最後まで乗っていられるのは誰だ!
大きく広げた新聞紙にのってじゃんけんをしていきます。
負けた人は半分に折りたたみます。これを繰り返します。
段々と小さくなり、新聞紙から落ちてしまったり乗れなくなったりすれば負けです。
2人のチーム制でも楽しめますが、初対面同士でもかなりの密着が必須になりますのであまりお勧めはしません。
後だしじゃんけん/最後まで負け続けるのは誰だ!
ファシリエータ―が出したじゃんけんに後出しで負けてもらいます。
小さな頃からじゃんけんは勝つものだという意識があるので瞬時に負けるのは難しいものです。
最後まで負け続けた人が優勝です。
負けるけど優勝という点が盛り上がるポイントです。
30秒を当てろ/一番正確な時間の持ち主は誰?
参加者に目を閉じてもらいスタートから30秒経った時に手を上げてもらいます。
ファシリエーターは30秒時点で笛を吹くなどして参加者全員に目を開けてもらいます。
もちろん、1分2分でも良いですが長くなれば参加者も疲れてしまいますので1分以内がお勧めです。
45秒や35秒など中途半端になると更に難しく盛り上がります。
じゃんけん電車/最後部の人は2番目の勝者?
ペアになりじゃんけんをしてもらいます。
負ければ勝った人の肩を持ち電車のように繋がり電車が一本になるまで続けます。
一本になった後がポイントです。
前から二番目の人と最後部の人は1度しか負けていないのである意味で先頭の次に負け知らずなのです。
そこで最後部の人に「たくさん負けた人にアドバイスは?」「一度しか負けなかったポイントは?」などとインタビューすると盛り上がります。
じゃんけん大会/心の声が聞こえましたか?
ファシリエーターとじゃんけんをして勝ち残った人にプレゼントという形で進めます。
説明の最後に大きな声で「あっそうだチョキを出そう!」と言います。
「本当に出すの?」「え~信じられないな~」などという声が聞こえた後に「え?どうしましたか?もしかして心の声が聞こえましたか?みなさん凄いですね~超能力者ですか?けど、信じる者は救われると言いますか信じればきっと勝てますよ!」と言い、最初にチョキを出しほとんどの方が勝ちます。
もちろん、疑って負ける人もいますがそれはそれで盛り上がります。
オンラインバージョンアイスブレイク/具体例・具体的なネタ集
新型コロナウイルスの影響もあり、最近ではオンラインでのセミナーや会議が一般的になっています。
しかし、オンラインであっても緊張感は同じです。
そんなオンラインでも出来る形のアイスブレイクのネタ集を具体的に説明いたします。
PICKUPキャリコン
PICKUPキャリコン
モノしりとり
オンラインですので参加者の皆さん家にいるのか会社にいるのかなどです。
その場所にあるモノでしりとりを行います。
また、それぞれの地方ならではのモノの言い方がありますので若干の注意が必要があります。
例えば、画鋲を関西では「押しピン」と言ったり、大判焼きは地方によって「回転焼き」「おやき」「今川焼」「御座候」などと言ったりします。
ただ、わからない言葉が出た時はファシリエーターが入り尋ねるなどすれば問題なく、出身地がわかるなど自己紹介にも繋がります。
心理テスト
心理テストはその場の緊張を解きながらも参加者のコミュニケーションを促すのでお勧めです。
心理テストは、インターネットで検索すればたくさんあります。
自分がテストし面白いなと思う心理テストを実施してみてはいかがでしょうか?
心理テストは、導入部分での活用をお勧めします。
ポーズを当てましょう
ポーズを当てましょうはZOOMなどのビデオツールなどの画面をオフにして実行します。
画面オフの段階で出題者(参加者でもファシリテーターでも良い)が今のポーズを口頭で説明します。
制限時間を設けて時間になれば画面をオンにして一致しているかを楽しむゲームです。
全く違うポーズの人が現れたりするので盛り上がります。
大人数で出来るアイスブレイク/具体例・具体的なネタ集
ここからは大人数で出来る形のアイスブレイクのネタ集を具体的に説明いたします。
大縄跳び
名前の通り高校生の運動会などでもクラスが一丸となって盛り上がる大縄跳びです。
より多くの回数を飛べたチームの勝ちです。
「何度引っ掛かっても良い時間内に飛べた合計回数(A)」や「引っ掛かればゼロから数えなおしの一回で飛べた回数(B)」を競うなどのバリエーションを加えたり、AとBのそれぞれ1位にはそれぞれプラス10回などというルールを追加し、回数だけではなく結果発表までわからないような工夫をすれば途中で諦めずに最後まで楽しめます。
ジェスチャーゲーム
言葉ではなくボディランゲージを使用したゲームです。
バリエーションは次のように多くあります。
- チームごとにお題を与えてみんなで当てていく
- チームごとに複数個のお題を与えてより多くのお題を当てる
- 上記をペアになってする
いずれであっても「バナナ」などのモノから「電話する」など行為まで様々なお題を準備しましょう。
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アイスブレイクとは?/オンライン・ゲーム・自己紹介別に具体例でわかりやすく説明のまとめ
いかがだったでしょうか?
アイスブレイクを効果的に活用して、セミナーや会議などでオンラインも含めてゲーム、自己紹介にお役立てください。
もちろん、「オリジナルのアイスブレイクを考え出して更に盛り上げる」そのように活かしていただければ幸いです。