[最終更新日]2021/09/10
適職診断よりも当たると噂のキャリアコンサルティングをあなたは知っていますか?
そんなキャリアコンサルティングをお願いしたいと考えているけど、こんなことに悩んでいる方も多いはずです。
- 適職診断をしたいけどもっと具体的に聞いてみたい
- 適職をキャリアコンサルタントに説明してほしい
- キャリアコンサルテイングって効果はあるのか?
- 有料キャリアコンサルティングがあるけど無料キャリアコンサルティングで良いのでは?
- 自分のことなのに他人に相談する意味ってあるの?
- 相談するなら若い人よりもベテランの方が良いのか?
という事で、適職診断より当たるキャリアコンサルティングとは?/有料相談と無料相談の選び方をわかり易く説明いたします。
Contents
有料キャリアコンサルティングと無料キャリアコンサルティングについて
国家資格キャリアコンサルタントのキャリアコンサルティングは、大きく2種類に分類されます。
それは「無料キャリアコンサルティング」か「有料キャリアコンサルティング」です。
もちろん、無料キャリアコンサルティングの方が良いと考える人も多いはずですが、有料のキャリアコンサルティングの後には「無料とは全く違う」という声が多く聞かれるのも事実です。
そんな適職診断よりも当たる「無料キャリアコンサルティング」と「有料キャリアコンサルティング」の違いをわかりやすく説明いたします。
無料キャリアコンサルティングとは?/具体的にわかりやすく説明
無料キャリアコンサルティングは、行政機関や就職支援会社・転職サポート会社が行っている場合がほとんどです。
一部では、上記団体のどこにも属さずに無料キャリアコンサルテイングを行っている場合もありますが極少数な為にここでの説明は省きますのでご了承ください
それでは、無料キャリアコンサルテイングを具体的にわかりやすく説明いたします。
行政機関とは?
行政機関とは、内閣府・復興庁・総務省・法務省・外務省・財務省・文部科学省・厚生労働省・農林水産省・経済産業省・国土交通省・環境省・防衛省・国家公安委員会(警察庁)・都道府県・市町村などを言います。
代表例としてハローワーク(公共職業安定所)です。
他にも同じような名称で、マザーズハローワーク・マザーズコーナー・新卒応援ハローワークわかものハローワーク・外国人雇用サービスセンター・ふるさとハローワーク(地域職業相談室)等は厚生労働省の運営で行政機関に含まれます。
就職支援会社や転職サポート会社とは?
就職支援会社や転職サポート会社(以下:支援株式会社)とは、就職者・転職者向けサービスを手掛けており主に就業する支援を目的として運営されている株式会社などを言います。
一般的には営利目的で運営されており、掲載手数料や就職した会社からの紹介料を収入源としています。
具体的には、マイナビ、ネオキャリア、ウズキャリなどが大手就職支援会社・転職サポート会社です。
他にも、業種専門などで他社と差別化している転職支援株式会社も多くあります。
- アスリート エージェント:スポーツ経験のある学生向け就職支援サービス
- atGPジョブトレ:障害別の就労移行支援
- ママキュー保育:ママ向け保育士転職支援サービス
- IT求人ナビ フリーランス:フリーランスエンジニア向け案件紹介サービス
- UZUZ:理系専門エージェント
- ナースパワー人材センター:看護師さんの紹介会社を選ぶなら
- ことメディカル:介護業界で転職するあなたの、心強いパートナー☆
- ポジウィルキャリア:マンツーマンで転職活動を支援するコンサルティングサービス
行政機関や支援株式会社で無料キャリアコンサルテイングを実施しているキャリアコンサルタントは、無報酬のボランティアで実施している訳ではありません。
それでは、どうして無料でキャリアコンサルテイングが可能なのでしょうか?
無料キャリアコンサルテイングが可能な理由
無料キャリアコンサルテイングは、以下のような理由で無料で実施することが可能となっています。
- 行政の場合
税金から国家資格キャリアコンサルタントに給料や料金が支払われています。 - 支援株式会社
国家資格キャリアコンサルタントが社員や従業員の形で在籍し求職者を紹介すると転職先企業から費用が支払われるという形を多くの支援株式会社が取っています。
このように、相談者(クライエント)は無料で利用可能ですが国家資格キャリアコンサルタントがボランティアや無償で行っている訳ではありません。
有料キャリアコンサルティングとは?/具体的にわかりやすく説明
有料キャリアコンサルティングは、相談者(クライエント)が直接国家資格キャリアコンサルタントに料金を支払う形で行われます。
料金は、相談する国家資格キャリアコンサルタントにより様々です。
1時間単位の料金の国家資格キャリアコンサルタントが多いですが、45分や2時間など時間単位の場合もあり、1週間や1ヶ月単位などで設定している場合もあります。
この違いは、国家資格キャリアコンサルタントの経験などに基づく設定であり、決まりなどは一切ありません。
なお、このサイト(キャリアコンサルタントドットネット)では、キャリコン・サーチでは有料キャリアコンサルティングを、みんキャリ・サーチという無料相談が可能なサービスも提供しています。
気になる方は一度ご確認ください。
キャリアコンサルティングについて
無料キャリアコンサルテイングであっても有料キャリアコンサルテイングであっても、国家資格キャリアコンサルタントがすることは同じです。
逆に「無料だから」「有料だから」と、キャリアコンサルティングの内容に違いがあってはありません。それはキャリアコンサルタント倫理綱領にしっかりと定められています。
キャリアコンサルティングとは、相談者(クライエント)の悩みを解決するお手伝い並びにサポートです。
では、そんなキャリアコンサルティングは「有料」と「無料」どちらが良いのでしょうか?
ここからは、有料キャリアコンサルティングと無料キャリアコンサルティングのメリットとデメリットをわかりやすく説明いたします。
参照:キャリアコンサルタント倫理綱領
第 1 章 基本的姿勢・態度
(基本的理念)
第1条 キャリアコンサルタントは、キャリアコンサルティングを行うにあたり、人間尊重を基本理念とし、個の尊厳を侵してはならない。
2 キャリアコンサルタントは、キャリアコンサルティングが、相談者の生涯にわたる充実したキャリア形成に影響を与えることを自覚して誠実に職務を遂行しなければならない。(品位の保持)
第2条 キャリアコンサルタントは、キャリアコンサルタントとしての品位と誇りを保持し、法律や公序良俗に反する行為をしてはならない。(信頼の保持・醸成)
第3条 キャリアコンサルタントは、常に公正な態度をもって職務を行い、専門家としての信頼を保持しなければならない。
2 キャリアコンサルタントは、相談者を国籍・性別・年齢・宗教・信条・心身の障害・社会的身分等により差別してはならない。
3 キャリアコンサルタントは、相談者の利益をあくまでも第一義とし、研究目的や興味を優先してキャリアコンサルティングを行ってはならない。
無料キャリアコンサルティングのメリットとデメリット
無料キャリアコンサルティグのメリットは、やはりなんと言っても”無料”という点です。
また、行政機関が行う無料キャリアコンサルティングの場合は、時間や頻度など制限がない場合が多くあります。
それでは、具体的に無料キャリアコンサルティングのメリットとデメリットを説明いたします。
無料キャリアコンサルティングのメリット
上述したように無料キャリアコンサルティングのメリットは、やはり無料な点だと言えます。
また、転職や就職などで相談されている場合は、相談している場で面接申込等をすることが可能となる場合があります。
ただし、例えばハローワーク(公共職業安定所)で、支援株式会社への求人は出来ないなど、申し込みが出来る範囲は限られています。
また、ハローワークでハローワーク内の求人情報については説明してくれますが、ハローワークで支援株式会社の求人情報については説明をしてくれることは絶対にありません。
その為に、A社に就職したい場合はA社の求人情報が掲載してある媒体の無料キャリアコンサルティングを受ける必要があるのです。
無料相談が出来る理由
「無料相談と言いながら実は相談料を取られるのでは?」と不安に思われている方もいらっしゃるようです。
しかし、そんなことはありません。
そこにはしっかりとしたカラクリがあります。
ただ、行政機関と支援株式会社では理由も目的も全く違いますので注意が必要です。
それぞれの理由と目的を理解した上での利用をお勧めいたします。
行政機関の場合(ハローワーク、市の就職相談等)
行政機関が行っている場合には、ほとんどが税金によりキャリアコンサルタントの利用料金が支払われていたり、キャリアコンサルタント自身が行政に雇われています。
また、市町村や都道府県などが運営している場合も同様です。
つまり、行政サービスの一環として行われている為、無料で相談することが可能なのです。
支援株式会社の場合
支援株式会社の無料キャリアコンサルティングが受けられる多くの場合、担当してくれるキャリアコンサルタントはその支援株式会社の社員などスタッフの場合がほとんどです。
支援株式会社は、転職希望者を転職させた企業から手数料という形で料金をもらいます。
つまり、相談者(クライエント)を転職させなければ売上に繋がらない為に様々な弊害が出てきていしまいます。
無料キャリアコンサルティングのデメリット
上記で述べたとおり「行政期間の場合はキャリアコンサルテイング費用は税金で賄われている」「支援株式会社は転職させて手数料が売上」という形で運営されています。
「無料は良い」と思われている方も多いはずです。
そんな、無料キャリアコンサルティングのデメリットは次のとおりです。
行政機関(ハローワーク等)のデメリット
- 担当者により対応が違う
ハローワークは、基本的に担当者制ではなく順番制の場合です。
また、担当者のレベルも大きく違うために、志望する業界や職種に精通しているわけではない場合が多く、十分な就職の対策が出来ないまま面接という場合があることも考えられます。
対策が出来ないままでの面接は大きなデメリットといえます。 - 募集内容と求人内容が違う場合がある
ハローワークでは、求人募集の際に厳格な審査などはありません。
また、ハローワーク自体も行政機関として求人数の目標やノルマがあり、求人数増加のために審査などはしない。虚偽の求人内容であっても罰則などもないといった面があるのが実情です。 - 相談員の基本業務はキャリアコンサルティングではなく事務作業や流れ作業
ハローワークでは、支援株式会社のようにスカウト等はありません。
自分で求人を見つけて応募するという行動をしなればなりませんし、それを後押ししてくれるということも基本的にはありません。 - 文字情報しかない
ハローワークの求人情報は文字情報のみです。企業で働いている従業員の写真などは一切ありません。その為に雰囲気などはわからずに理想と現実のち外から早期離職に繋がることも考えれます。
支援株式会社の場合
- 自分のペースで転職出来ない/すぐに転職を勧められる
転職をしようか悩んでいる場合であっても転職を強く勧めてくる場合が多くあります。
支援株式会社は転職させることが売上と直結しますので、相談者(クライエント)のペースで転職を進めることが出来ません。 - 担当者のレベルや相性でサービスの質は大きく変わる
支援株式会社などを含めた「人材紹介業界」は離職率が高く担当者のスキルが備わっていない場合も多くあります。
また、人と人のかかわり合いですので「合う/合わない」があり「合わない」担当者になった場合は転職が難しくなる場合があります。 - 希望求人に応募できない
支援株式会社では支援株式会社内で選考があり、希望求人に応募できない場合もあります。
無料キャリアコンサルティングのメリットとデメリットのまとめ
以上のように無料キャリアコンサルティングだからすべてが良いというわけではありません。
無料には無料の理由があります。
無料キャリアコンサルティングを実施しながらも売上を確保しなければならない支援株式会社では、「早く転職させたい」という思いから急がせる傾向が多く見受けれます。
有料キャリアコンサルティングのメリットとデメリット
有料キャリアコンサルティングの最大のメリットは、国家資格キャリアコンサルタントが中立の立場での相談が可能な点です。
何よりもまずは相談者(クライエント)のことを第一に考えます。
また、自分に合うと思われる人を選ぶことが出来るという点もメリットです。
それでは、更に詳しく有料キャリアコンサルティングのメリットとデメリットを説明いたします。
有料キャリアコンサルティングのメリット
有料キャリアコンサルティングのメリットは、クライエント側が様々な事を選択出来るという点です。また、「合う合わない」という点を選択する材料も豊富です。
例えば、キャリアコンサルタントの経歴なども参考にすることが可能です。
「東大卒のエリートが自分の気持ちなど理解できるはずがない」という考えの人もいれば「東大卒のエリートなら自分の気持ちを理解してくれる」と考える人もいるように、キャリアコンサルタントの経歴などはとても参考になります。
他にも家族構成や趣味や人柄など様々な情報を公開している場合が多くあります。
キャリアコンサルタントによって料金設定も様々ですので、その面も選択肢の一つとして選ぶことが可能です。
「学生の就職活動の相談」は「社会人の転職相談」よりも低く設定しているキャリアコンサルタントもいたりしますので、自分に適したキャリアコンサルタントを検索することが可能です。
有料キャリアコンサルティングをお勧めする人の悩みの傾向
有料キャリアコンサルティングをお勧めする方の悩みの傾向は、「自分の悩みがわからない」や「転職した方が良いのか?」などです。
理由は、中立の立場で相談者(クライエント)のことを第一に考えるからこそできる「悩みを理解する」や「転職をするかしないかの相談」など自身の考えをまとめるなどの際に効果的だからです。
なぜ有料のキャリアコンサルティングなのか?
有料でキャリアコンサルティングを実施しているキャリアコンサルタントは、個人事業主として独立されている方や自身が経営者として会社を起業・経営されている場合が多くあります。
もちろん、政府が掲げる”働き方改革”の一つで、副業としてされている方もいらっしゃいます。
また「副業」を「複業」と記している方もいらっしゃり本業を複数持っており、その一つがキャリアコンサルタントという場合もあります。
このように、有料キャリアコンサルティングを実施している国家資格キャリアコンサルタントは、目の前にいる相談者であるクライエントの口コミや感想がこれからの自分の収入にも直結すると言っても過言ではありません。
もちろん、無料キャリアコンサルティングであっても、全力でクライエントの相談解決に取り組んでいます。
しかし、目の前のクラインエントの評価が、これからの自分の真の評価に繋がるのと繋がらないのであれば、無意識レベルの気持ちとしての違いが生まれてしまうのは、人間として当然であり力の入れようが違うと言わざるを得ないように感じます。
有料キャリアコンサルティングのデメリット
有料キャリアコンサルティングのデメリットは、やはり有料である点です。
- 問題さえもわからないのに相談に行ってもお金だけ取られるのでは?
- そんな問題もしっかりと解決に導いてくれるのか?
などと考えている方も多いはずです。
そして、そんなことにお金を支払う意味があるのかという疑問点です。
しかし、上述の「有料キャリアコンサルティングをお勧めする人の悩みの傾向」でもお伝えした通り、中立の立場で相談者(クライエント)のことを第一に考えるからこそできる「悩みを理解する」や「転職をするかしないかの相談」など自身の考えをまとめるなどの際に効果的なのです。
有料キャリアコンサルティングのメリットとデメリットのまとめ
以上のように有料だからといって何か特別なことをする訳ではありません。
しかし、無料キャリアコンサルティングと違って、クライエント(相談者)として上述したようなメリットを理解されている方は少ないように感じます。
是非ともこの機会に有料キャリアコンサルティングであなたの悩みの解決にお役立てください。
無料キャリアコンサルティングと有料キャリアコンサルティングの「得意分野」と「不得意分野」
お金を払わずして相談できるのであればそれに越したことはありません。
しかし、無料キャリアコンサルティングにも不得意な分野があります。
有料キャリアコンサルティングもしかりです。
それでは、どのような内容の相談が無料キャリアコンサルティングに向いていて、どのような内容の相談が有料キャリアコンサルティングに向いているのでしょうか?
具体的に説明いたします。
無料キャリアコンサルティングに向いている相談内容・得意分野
無料キャリアコンサルティングに適している相談は、クライエント(相談者)のゴール地点が既に明確にはっきりとしている場合です。
ゴール地点とは、「A社の面接を受けたい」「転職をする」などです。
例えば、ハローワーク等の求人募集の場合は、この会社に面接を受けたいと思っている場合でありハローワークの紹介状が必要である為に紹介状を発行してもらいに行くとき等です。
また、支援株式会社の場合は、転職をしたいと考えているけど、どの会社に転職をしようかと悩んでいる場合です。
ただ、支援株式会社の場合は、転職させなければ売上になりませんので、とにかく早く転職させようとする場合も多く見受けられます。
その為に、まずは適職診断や自分の目的(キャリアプラン)を有料キャリアコンサルティングで明確にし自己理解を図ってから支援株式会社などを利用される方法を強くお勧めします。
今の仕事が向いていないと思われて転職される方へ
自分の適職を知らないままに転職をされてしまう方が多くいらっしゃるのが実情です。
その為に何度も転職を繰り返してしまうなんて方も多いはずです。
今の仕事に向いていないと思うのならば、まずは自分の適職を知ってみることからはじめてみてはいかがでしょうか?
なお、適職探しには有料キャリアコンサルティングがお勧めです。
PICKUPキャリコン
PICKUPキャリコン
有料キャリアコンサルティングに向いている相談内容・得意分野
有料キャリアコンサルティングに向いている相談内容は次のような方です。
- 仕事が嫌になってきた。今のままの方が良いのか?転職した方が良いのか?
- 今の仕事に向いていない気がする
- 会社の人間関係に悩んでいる
- 会社の方針についていけない
- 上司の言ってることが間違っていると思う
- 子どもの教育費と給料が見合っていない
このように社内の悩みや様々な人間関係や家族や家庭関係の相談、自分自身のゴール地点が定まっていない方は有料キャリアコンサルティングが得意としています。
その後、悩みが一定程度解決したり目途がついた段階で、転職しようという結論にたどり着いたとしてもそこから続けて相談することも可能です。
また、転職しようという結論に達した場合は、無料キャリアコンサルティングが得意としている「クライエント(相談者)のゴール地点が既に明確にはっきりとしている場合」に一致しますので無料キャリアコンサルティングに移行されるのも良いのではないでしょうか?
もちろん、無料キャリアコンサルティングで転職先を探して有料キャリアコンサルティングとして「この会社はどう思いますか?」などと相談されるのもお勧めです。
無料キャリアコンサルティングと有料キャリアコンサルティングの「得意分野」と「不得意分野」のまとめ
このようにいずれであっても「得意分野」と「不得意分野」があります。
しっかりと使い分けを行い、自分に適したキャリアコンサルティング先を見つけられます事をお勧めいたします。
また、使い分けを行わうことが「気持ちの整理の時間」と「行動する時間」とを分けることが可能になります。
使い分けをすることでより効率的な転職活動等に活かすことが可能になるのです。
「有料キャリアコンサルティング」と「無料キャリアコンサルティング」を使い分ける/お勧めする具体的な相談事例
有料キャリアコンサルティング・無料キャリアコンサルティングいずれであっても、キャリアコンサルタントはクライエント(相談者)の悩みを全力で解決に導くように最善を尽くします。
しかしながら、相談する内容により無料キャリアコンサルティングと有料キャリアコンサルティングとは使い分けることをお勧めします。
それでは、具体的な相談事例別に使い分け方法をわかりやすく説明いたします。
社内の悩み相談/人間関係・適職・転職すべきか 等
社内の悩み相談や人間関係、適職相談等は、有料キャリアコンサルティングをお勧めします。
人によって正解が違う悩み解決の分野は「有料キャリアコンサルティング」が得意とする分野です。
様々なキャリア理論などを取り入れながら、悩み相談の解決にお役立てます。
また、適職診断等を行っている支援株式会社の無料キャリアコンサルティングもありますが注意が必要です。特に適職診断の結果を見てから考えようと思っている場合は注意しましょう。
支援株式会社の無料キャリアコンサルティングは、適職診断の結果を問わずに一定程度の転職を勧めてくることは間違いありません。
勧められるがままに転職してしまう事はないと思われる方も多いとは思いますが、転職をさせないと売上にならないことを考えると言葉巧みに誘導されることも考慮しておかなければなりません。
つまり、適職診断の結果を見て判断してどのようにしようかと考えている場合は、費用が発生しても有料キャリアコンサルティングをお勧めいたします。
なお、適職診断の結果で、転職したいと考えた場合には支援株式会社への移行することもお勧めです。
就職したい業種が決まっている
就職したい業種が決まっている場合は、無料キャリアコンサルティングがお勧めです。
また、行政が行うハローワーク等ではなく支援株式会社が良いのではないでしょうか?
支援株式会社であれば、あなたの就職したい業種の求人情報を積極的に集めて紹介してくれます。
ただ、その支援株式会社内に希望の職種の求人がない場合もありますので、複数社の支援株式会社を利用したりハローワーク等の求人を見ることもお勧めします。
また、無料キャリアコンサルティングで転職先の紹介をしてもらい、「面接練習」や「職務経歴書」などは有料キャリアコンサルティングで行うこともお勧めします。
PICKUPキャリコン
PICKUPキャリコン
ハローワーク(行政機関)の求人に応募したい
ハローワークの求人に応募したい場合は、基本的にハローワークに相談する必要があります。
特にハローワークの求人票内に「紹介状必須」と記されている場合は、必ず相談に行く必要がありますので相談後必ず紹介状の発行を受けましょう。
紹介状の発行を受けないままで企業側に連絡をしてしまうと「求人情報を読んでいない」と理解されてしまう恐れがあります。
就職・転職を問わずに求人に応募する際の企業とコンタクトを少しでも取る際には、常に採用の可否に関わる可能性があることを認識しておかなければなりません。
ただ、紹介状が必須ではなく連絡先が記入されている場合はそのまま連絡しても特に問題ありません。もし、紹介状が必須かどうか等心配なことがある場合はハローワークへ相談に行く事をお勧めします。
ハローワークの求人に募集したいと支援株式会社や有料キャリアコンサルティングに相談に行かれても対応は出来ない場合がほとんどです。
ハローワークの求人は、ハローワークへの相談と考えていただいて問題はありません。
もちろん、ハローワークの求人であっても、「面接練習」や「職務経歴書」などは有料キャリアコンサルティングで行うこともお勧めします。
何を相談したら良いかわからないが仕事が嫌/メンタルヘルスなど心の悩み相談
このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
- とにかく仕事が嫌なのですが貯金もないし辞めると生活が出来ない
- 毎日毎日仕事を辞めることばかり考えている
- 周りからメンタル弱ってるよと言われている
- 最近眠ることが出来ない
高度経済成長期の「モーレツ社員」が重宝されましたが今はそんなことはありません。
また、インターネットの普及で時代の流れの変化が大きく速くなっています。「SNS疲れ」などという言葉が流行している事からもわかるように人との繋がりが関係する「メンタルヘルス関連」の悩みは多くの方が持っています。
そんなメンタルヘルス関連の悩みは、有料キャリアコンサルティングを強くお勧めします。
メンタルヘルス関連の悩みは、少しでも早い相談を推奨すると同時に間違いなく効果的です。
メンタルヘルス関連の悩みを抱えている方の一部は、治療が必要な場合があります。治療とは医師のみが行うことが可能であり、有料キャリアコンサルタントには多くの繋がりがありますので医療機関の紹介が可能な場合も多くあります。
行政機関や支援株式会社でも可能ではありますが、決して得意分野ではありません。
子どもの相談や生活関連の相談/育児後の再就職・介護問題等
生活関連の相談は様々な分野に及びますので、一概には言えませんがまずは有料キャリアコンサルティングがお勧めだと考えます。
例えば、生活関連の相談で良くあるのは行政機関で何らかのサポートが受けられる相談です。
有料キャリアコンサルティングで相談され、行政機関で何らかのサポートが受けられる場合は、その行政機関を案内することが可能です。
当初から担当する行政機関に行ければそれに越したことはありませんが、縦割り行政の悪い所でそのような事は稀です。一部では行政の考え方も変わってきてはいますが、たいていの場合はたらい回しにされる事が容易に想像できます。
その為まずは、有料キャリアコンサルティングでどのような行政機関がサポートしてくれるのかを相談することをお勧めいたします。
また、介護関連の相談の場合は医療機関への紹介も可能となります。
他にも、法的な問題は法律の専門化(弁護士・司法書士・行政書士等)への紹介も可能ですので、まずは有料キャリアコンサルティングへの相談をお勧めいたします。
適職診断サイト一覧
- RIASECで適職診断/厚生労働省 ジョブ・カード制度総合サイト
- 自己理解、仕事理解/厚生労働省 ジョブ・カード制度総合サイト
- 適職診断NAVI
- 適職診断
- 適職診断16
適職診断関連書籍一覧
- 人間は9タイプ 仕事と対人関係がはかどる人間説明書/坪田信貴
- 新装版 あなたの天職がわかる16の性格/ポールDティーガーバー・バラバロン
- さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0/トム・ラス
- 科学的な適職/鈴木拓
- 9つの性格 エニアグラムで見つかる「本当の自分」と最良の人間関係/鈴木秀子
- やりたいことはよくわかりませんが、私の適職教えてください!/田中勇一 ・小林義崇
- 適職の結論 (あなたが気づいていない 「本当の強み」がわかる)/宇都宮隆二
- 世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド/八木 仁平
適職診断より当たるキャリアコンサルティングとは?/有料相談と無料相談の選び方のまとめ
いかがだったでしょうか?
適職診断より当たるキャリアコンサルティングとは?/有料相談と無料相談の選び方でした。
無料だから良い、有料だから良いという事は決してありません。
有料と無料を使い分けてこそキャリアコンサルティングの効果は存分に体感できるのでないでしょうか?
なお、キャリアコンサルタントドットネット(このサイト)では、キャリコン・サーチでは有料キャリアコンサルティングを、みんキャリ・サーチでは無料キャリアコンサルティングのサービスを提供しています。
あなたに適したキャリアコンサルティングで素晴らしい未来のお役に立てることを願っております。