[相談日]2020/07/16
相談者
ニックネーム:立花
性別:男性
年齢:22才
相談内容
就職活動中です。
周囲の友人は複数社から内定をもらっているのに、僕はまだ1社も内定がもらえていません。
どちらでも辛いですが
エントリーシートで落ちた場合に、この学校を選んだことを間違えたなと思いますし
面接で落ちた場合には、自分の見た目も含めた魅力がないのだと感じます。
毎日毎日、お祈りメールが届き、毎日が辛いです。
悩みを相談できる友人もいるのですが、内定をもらっている人からのアドバイスを言われても・・・。
就職浪人をしようかとも思いますが、コロナの影響で来年はもっと求人数が少ないと報道もありますし、どうしたらよいでしょうか?
アルバイトでも失敗ばかりで、休業明けから店長に毎日のように怒られます。
社会人としての適性がないのかとも思っています。
2 件の回答
立花様
はじめまして。
キャリアコンサルタントの引地と申します。
就職活動されていて、周囲の人には内定がのにご自身にはまだ内定が出ず辛い思いをされているのですね。
アルバイトにも影響がでてしまい酷く落ち込んでしまってらっしゃるのではないかとお察しします。
学生時代にあったことを詳しく聴かせていただきたいです。
きっと立花さんには立花さんの魅力があります。
ただ、これまでの就職活動ではまだ見いだしきれなかったのかもしれません。
辛さを感じてしまうのは、立花さんが社会で働こうと思う気持ちがあるからこそだと思います。
おそらく何社も受けられていることから、これまでの経験の整理は行い、ご自身の強みなどPRポイントもまとめられたのではないでしょうか。
だとしたら、就職活動の行動内容なども振り返ってみましょう。
書類提出のタイミングや面接練習の回数など、落ちてしまった原因はわからないものの、就職活動の活動内容は振り返ることで、ご自身でも気が付く点があるのではないでしょうか。
些細なことなのかもしれませんが、面接練習も繰り返すことで、自然体で臨みやすくなりますし、余裕がもてれば笑顔も出て自信が出ます。
就職浪人という選択肢もあるのかもしれませんが、立花さんもお考えのように来年は来年でどのようになるかは誰にもわかりません。
確かにコロナによって、これまでの生活環境や考え方は大きく変わっています。
ただ、同時にコロナ禍では、人が行う仕事の尊さを実感できる機会が多くなったようにも思います。
誰かが働くことで世の中が動いていますね。
社会で立花さんがご活躍できることを応援しております。
立花さん始めまして・・
キャリコンサルタント 田中です
私は、2019年4月から大学で、企業研究講座を始めました。その中で、職業選択プロセスについて話しています。また、授業に関係ありませんが、エントリーシート作成や学生ジョブカード作成もしています。希望学生には、履歴書も見ています。立花さんの就活状況が見えないので、一般的な内容で回答します。
コロナウィルスの影響で、景気減速しています。バブル崩壊、リーマンショックを見る限り、就職浪人をすると1年後は、希望する企業の採用数が減るかもしれません。また、通年採用に移行する企業も増えるので、中途や新卒が同じ土俵で、就活になる予想です。
就活の基本は、自己理解に始まり、職業理解をし、職種を決め、職種がある会社探しを始め、希望する会社に応募するプロセスがあります。
応募は、履歴書の作成です。学生用履歴書には、志望動機(自分が選んだ会社で何をしたいか)、自己紹介と自己PR(選んだ会社に自分が入れば、有益であることを伝える)があり、応募企業担当者に目に止めてもらうことです。そのために自己理解からその企業の業務に向いていると性格、興味、適正、能力を志望動機や自己PRにすることです。エントリーシートも同様です。まずは、学生ジョブカード作成からキャリアコンサルタント相談です。
次に面接に臨むときにエントリーシートや自己紹介をするためには、模擬面接も重要です。なぜならキャリアコンサルタントには、企業で、過去、面接官をしている方も多くいます。
今の企業は、一生勤めるというよりも自分のスキルや経験を伸ばしながら自己成長をする時代です。会社の仕事と自分のスキルがマッチングすれば長く勤めるし、新たな職業に興味を持ったなら自己研鑽し、能力を付け、新たな世界に出るのも良いと思います。
立花さんに何を伝えたいかですが、企業の大小規模を気にせず、自分が希望する職業を選び、スキル向上を図り、会社に貢献できることを伝える面接にしましょう。そのために志望動機や自己PRの時に何故その会社を選択したか明確であれば、学校名など関係ありません。やる気や能力、コミュニケーションスキル(人に自分が言っていることを伝えられるか)を見極めることが面接です。
一人で悩むより、キャリアコンサルタント、先輩、仲間に履歴書、模擬面接など相談できると良いですね。もし、就職浪人するなら進学(大学院や専門学校)など1年後、2年後の就職も考えてはどうですか。
学生には、毎回熱く話していますが、今年は、コロナウィルスの影響で、オンライン講座でした。また、就活もオンライン説明会やオンライン面接をしていますね。