《23才/女性》上司や客に怒られた時にスルーする技術をつけたい | キャリアコンサルタントドットネット

《23才/女性》上司や客に怒られた時にスルーする技術をつけたい

[相談日]2021/03/15

相談者

ニックネーム:洋楽

性別:女性

年齢:23才

 

相談内容

接客業にて派遣社員をしています。

私が悪いのですが小さなミスを繰り返してしまいます。

これで上司にも怒られますし、お客様からも怒られます。

根本的には当然ミスをなくせばよいのはわかっていますが、それは無理だなと思っていて、怒られた時に自分の中でスルーする気持ちがあればと考えました。

気が強い方ではないので言い返すことも出来ません。

何か他に対策もあれば教えて欲しいです。

お願いします!

1 件の回答

  • 洋楽 様

    はじめまして。キャリアコンサルタントの二森といいます。
    よろしくお願いいたします。

    今回のご相談の内容についてですが、今回はストレス・コーピングの観点からお答えさせていただきます。

    まずは、ストレスの概念について。ストレスと一言でよくいいますが、正確には、「ストレッサー(原因)」と「ストレス反応(結果)」にわかれます。これを念頭に置いて説明させていただきますね。

    今回のご相談については、二つの論点が挙げられるとおもいます。ひとつは、仕事上でのミスについて。もうひとつは、ご自身のおっしゃる表現でいう(嫌な気持ちを)「スルーする方法」です。前者は問題に焦点を当てた対策で問題焦点型、後者は感情的側面にアプローチする方法で感情焦点型です。

    ますは問題焦点型から。
    ここでは、仕事上でなぜミスが起こるのかを考えます。ご自身がどの程度の勤務期間でどの程度の習熟度なのかがわからないので何とも言えないですが、おそらく、何らかの原因でミスが起こり、それをお客さんや上司から叱責されることから起こるものと推察できます。もし、できるだけミスを減らそうとするのであれば、ミスが起こる原因をさぐることが必要になってきます。たとえば、何度も同じミスをしてしまうのであれば、他の人の仕事の妨げにならない形で「ミス注意」といった喚起を行ったり、仕事の手順を自分なりにやりやすい形でルーティン化することも挙げられます。また、他の同僚の方はどのような方法で作業をされているのか、ミスをしないようにどのような工夫をされているのかといったリサーチも有効に作用すると思われます。

    次は感情焦点型のアプローチです。
    ここでは、「自己開示」について説明させていただきます。これはそのまま、今のご自分の中で思い悩んでいることや問題を誰かに打ち明けることです。信頼を置けるどなたかに、ご自分の心境を打ち明けることで感情的な動揺が軽減されると言われています。さらには、心理的な負荷の軽減だけでなく、長期的にみて身体的健康の促進になると言われています。

    ただし、どなたにも打ち明けることが難しいということであれば、ノートなどにご自分で書き込むということでも効果があります。ノートなどへの手書きでも、PCを用いて書き込む形でもかまいません。ほんの数行で構わないので、今日一日の出来事やご自分の気持ち、良かったこと(できたこと)、反省すること(改善すること)もいっしょに書き込むことが重要です。特に、良かったこと、できたことは何でもいいので一つ以上は書き込むようにしましょう。たとえば、「朝時間通りに起きれた」とか「朝食をとれた」、「挨拶をしっかりできた」など、ほんの小さなささいなことでもいいので良かったことを書き込むことが重要です。それによって、自分ではこれまで気づけなかった評価的認知的側面にスポットライトが当てられ、ポジティブ感情が促進されると思います。

    最後に、これは余談ではありますがご自身の表現である「自分の中でのスルー」について述べておきます。おそらくこれは、ご自分の嫌な気持ちを「スルー」ということですかね。おそらくそうだろうと推測したうえで説明しますと、近年「マインドフルネス」という言葉をよく耳にされるのではないでしょうか。これは、正確には瞑想などの手法をとり、「今、ここの自分」に集中するというようなものです。よく、メンタルヘルスの観点からこの「マインドフルネス」の活用が述べられていますが、私個人としては、メンタルヘルスにおけるマインドフルネスは逆効果に思います。それは、何らかのストレスを抱えている状態の自分に集中すると余計に気分が落ち込んでしまいます。そのため、「スルー」ができなくなってしまいます。

    一方で、「マインドレスネス」という概念があります。これは、マインドフルネスの反対で、今の自分に集中していない状態、いわば、「心ここにあらず」というような状態のことです。この考え方を応用する対処法です。具体的には、職場で何らかのミスをしてしまい、上司に怒られた場合、自分がそのとき感じた嫌な気持ちにいつまでも「マインドフルネス」集中するのではなく、すぐに「マインドレスネス」気持ちを切り替えるという方策です。どうしても嫌な気持ちを引きずってしまいがちになりますが、嫌な気持ちに向き合うのは家に帰ってノートに書き込むときです。それまでとっておきましょう。このようなことは一人で時間をかけずにできますよね。別に誰かに見てもらわなくてもいですし、寝る前にでも行うことで一日の振り返りができ、自分の良かった面を思い浮かべて明日も頑張ろうと思いながら休むことができると思います。職場では、今するべきことは何かをすぐに考え、次に取り組むべき作業に気持ち、考えを切り替えることが重要です。しかしながら、そのような場面で自分の意識を向けさせるには、相応の認知資源が必要になりますので、普段から栄養のある食事と適度な睡眠をとって、健康状態を維持することが肝要です。

    ここまで、ストレスコーピング(対処方法)について概観してきましたが、重要なことはご自分の健康状態の把握です。ストレスは身体的な側面や行動にも作用します。身体的な症状や普段とは違う行動があらわれるようになりましたら、できるだけ早く医療機関などの専門機関にご相談されることが重要です。人生にはストレスはつきものではありますが、ご自分ではコントロールできないこともあると思います。参考にしていただける回答になったかどうかは不安ではありますが、役に立てていただければ幸いです。
    また何かご不明な点などがありましたらお尋ねください。

相談に対する回答を、こちらよりお願いたします。

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