《25才/女性》仕事に行くのが辛い。どんな仕事ならできるのか分からない | キャリアコンサルタントドットネット

《25才/女性》仕事に行くのが辛い。どんな仕事ならできるのか分からない

[相談日]2022/05/09

相談者

ニックネーム:ななし

性別:女性

年齢:25才

 

相談内容

何度転職しても続かず、仕事をすること自体が嫌になってしまい、どんな仕事なら自分にできるのか分からなくなってしまいました。

新卒で金融業界に就職し、2年間融資の窓口業務とそれに付随する事務の仕事をしておりました。事務は学生時代から自分に向いている気がしていて苦ではなかったのですが、心が異常に繊細で一度強く言われたりすると必要以上に傷付いてしまう性格のため、上司の目を常に気にしたり、またお客さんに酷く言われたらどうしようと考えるうち、どんどんお客さんに会うのが怖くなり、退職してしまいました。

その後何度も正社員求人の面接を受けましたが、正社員という責任が怖く全て辞退してしまい、正社員に比べ合わなかったらすぐ辞めることができるアルバイトを始めました。

学生時代3年続いたお客さんと接することのない調理の仕事で、これならできると思い、仕事内容には問題なかったのですが、気難しいお局ばかりで、同年代もおらず仲間と思える人がいなかったため、半年間頑張りましたが心折れて辞めてしまいました。

その後、販売系のアルバイトは初日から酷く言われたことで1日で辞めてしまい、現在は唯一自信のあった調理のアルバイトをもう一度新しく始めました。職場の人はおっとりした私と違い元気で活発な人ばかりでとても気疲れしてしまったのですが、皆気にかけてくれてとても良くしてくれました。

にも関わらず何故か仕事に行くのがどうしても苦しく、人生で初めて仕事に行くのが辛いという理由で仕事を休みました。

まだ数日しか出勤していないのですが、その職場も戻れる気がしないので後日辞めようと思っています。

元々おっとりした性格で調理という時間との戦いで1日中バタバタしているような仕事は向いておらず、学生時代泣きながら頑張った結果今唯一褒められる仕事なのですが、それは性格を曲げて無理矢理それに適しただけであって、やはり元の性格を考えるとコツコツ丁寧にやるような事務の仕事の方が良いのかなと自分なりに考えた結果思っております。

一度メンタルクリニックに行ってしっかり自分の心と向き合ってみようとは思っているのですが、自分にはどんな仕事なら頑張ることができるのでしょうか。

1 件の回答

  • ななし 様

    はじめまして。
    キャリアコンサルタントの二森と申します。良いアドバイスができるかどうかわかりませんが、できるだけななしさんの気持ちが楽になるように助言させていただこうと思います。投稿から一か月が経過してからの回答で申し訳ありません。もし、状況によって参考にしていただけるのであれば、この回答をご活用していただきたきたいと思います。

    まず、率直に転職を何度もすることはそんなに気にすることはないと思います。大事なのは、転職(退職含む)の意図と、その転職によってご自分がどうなりたいのかという視点を持つことです。「仕事が自分に向いてなくて」とか「ここは自分には合っていない」というのと、「今の仕事は自分には向いていないが、それでも自分はこうなりたい(こうしたい)」という希望をもって転職をするというのとでは、ぜんぜん違うと思うのです。

    もう少し、問題を細分化して考えてみましょう。ご自分でもおっしゃっているように事務職はおそらくは合っているのでしょう。事務職という仕事そのものでいえば、おそらくご自分の性格などの特性に合っていると思います。もうひとつの調理の仕事ですが、学生時代に3年続いたということですから逆に向いていないことはないと思います。それだけ長く続いたことは事実ですからね。このように、仕事そのものを単純化させて考えてみると決してななしさんにとっては向いていないことはないと言えるのではないでしょうか。

    では、なぜその事務や調理の仕事が自分に向いていないと考えてしまうのでしょうか。そこにヒントが隠されているような気がします。

    多くの仕事は、自分ひとりではできないですよね。多くは顧客はもちろん、職場の上司や同僚、取引先など多くの人とかかわることが必要です。いくら自分の仕事に絶対の自信を持っていたとしても、さまざまな多くの人とかかわりあいながら仕事をすることで、多かれ少なかれ摩擦はあるものです。そして、そのような対人関係での問題が多く、大きくなるほどストレスを抱えるようになります。つまり、自分の仕事に対する自信ややりがいが対人間でのストレスよって大きく影響を受けてしまうのです。そうすると「自分はこの仕事にむいていないのではないか」とか「自分は何をやってもだめだ」と自己否定しまうようになってしまうのです。

    つまり、私たちが仕事をするということは、仕事×環境(職場)の相互作用によるものと言えると思います。

    このような考えをもとに、もう一度ななしさんの現在の状況を考えてみると、やはりおそらく事務職や調理の仕事はご自身にとって向いている仕事と考えられないでしょうか。では、どう考えればいいのかといえば、次は自分にとって最適な職場環境を探すことです。そのために、自分がより自分らしく生き生きと働ける職場環境というのはどういうものなのかと考えを巡らすことができるのではないでしょうか。

    逆に、いくら自分の仕事に自信をもっていなくても、しっかりと指導してもらうことや、適切なフィードバックが得られること、気軽に質問や発言ができる環境であれば、能力やスキルの向上が見込め、それが自信につながることもきっとあるはずです。もともとおっとりとした性格ということですから、気忙しい職場は確かに委縮してしまうかもしれませんね。しかしながら、そのような職場でもたった一人でもななしさんのことを気にかけてくれる人がいたらどうでしょう。少なからずその人が心のよりどころになるでしょうし、ストレスも軽減されるかもしれません。確かに、そういう人がいる職場を探そうと思えば、やはり入ってみないとわからないということになります。しかし、自分にとって向いていると思う仕事をするために必要なこととして、「そのような職場で働くことができるのであれば、より自分のパフォーマンスを向上させることができるし、より良い仕事ができるので転職を」したい。と考えれば、冒頭で書いたように希望をもとにした転職の理由として考えられますよね。

    このように考えることはできないでしょうか。誰しも、自分に合った仕事をしたいと考えるものです。しかし、自分にあった仕事をみつけるためには、まずは今の自分ができることをしていくしかないと思います。よく、「自分に合っている仕事」「自分に向いている仕事」と言われることがあります。もちろんそういう思いをもつことは至極まっとうだとは思いますが、一歩を踏み出さず、そのような自分探しに没頭することは結局は問題を長期化させることになるかと思います。それは自分にとって本当に意義のあることなのか自問自答する必要があるように私は思います。

    最後に、クリニックなどの医療機関にかかることはいいのですが、自覚のある身体的、精神的な症状があるのであれば改善は見込めると思います。しかし、医師によっては薬を処方されることもありますから、その診断が本当に適切ならいいのですが、診断は出されず、いわゆる「抑うつ的な状態」であるのに薬を処方されると危険なように思います。そこのところは慎重になられたほうがいいように思います。

    投稿されてから一か月が経過してしまってからの回答で、大変申し訳ありませんが、もしまだ状況に変化がないということでしたら、ぜひ参考にしていただければと思い、回答させていただきました。また改めて疑問やご質問等ございましたらご連絡ください。よろしくお願いいたします。

相談に対する回答を、こちらよりお願いたします。

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