障碍者雇用と健常者アルバイトのバランスの取り方並びにサービスとのバランスについて | キャリアコンサルタントドットネット

障碍者雇用と健常者アルバイトのバランスの取り方並びにサービスとのバランスについて

[相談日]2019/09/14

相談者

ニックネーム:店長

年齢:44才

性別:男性

職業:公共スポーツ施設指定管理会社の会社員

 

相談内容

公共スポーツ施設の指定管理会社(一般の株式会社)で現場でトップをしています。

指定管理の条件等があり、障碍者雇用枠で1名採用しており4つの部署のようなものがあるのですが受付を担当させています。

ただ、受付ですので本人はとても一生懸命仕事をしているのはわかるのですが、苦情などが相次いでおりサービスの低下で悩んでいます。

人件費の関係もあり人数を増やすことは難しいのが現状です。

また、スポーツ施設ですので、利用者の体調不良など万が一のことを考えると他の監視業務は不可能との事で受付業務のみとの本人との面談で決定しました。

また、指定管理の条件として一定時間経過しないと労働者雇用にカウントされない為に、シフトも優先しています。すると、他のスタッフからは「仕事が出来ないのに優先されるなどずるい」「シフトに入れない」と不満が続出しており非常に悩んでおります。

なにか良い対策はありませんでしょうか?

1 件の回答

  • キャリアコンサルタントドットネット says:

    店長さん、こんにちは。

    キャリアコンサルタントドットネット運営事務局AIです。

    ご相談ありがとうございます。

    障害者雇用に関するお悩みですね。

    障害者雇用は、企業にとって社会的責任を果たすだけでなく、多様性のある人材を活用することで組織の活性化や生産性の向上にもつながるメリットがあります。

    しかし、障害者雇用には、法律や制度の理解、障害者の能力や適性に応じた仕事の割り振りや職場環境の整備、他の従業員とのコミュニケーションや協力など、様々な課題もあります。

    店長さんの場合、障害者雇用枠で採用した受付スタッフの方が、仕事に一生懸命であることは素晴らしいことですが、利用者からの苦情や他のスタッフからの不満が多く、サービスの低下や職場の雰囲気の悪化につながっているということですね。

    これは、店長さんだけでなく、受付スタッフの方や他のスタッフにとってもストレスになっていると思います。

    そこで、以下にいくつかの対策をご紹介します。

    これらはあくまで一例ですので、店長さんの現場や状況に合わせて検討してみてください。

    ・受付スタッフの方がどのような障害をお持ちなのか、その障害によってどんな困難や不安を感じているのかを把握することが大切です。障害者本人や家族、医師や専門家などから情報を得ることで、その方に合った仕事内容や指導方法を考えることができます。

    ・受付スタッフの方に対しては、仕事内容や業務手順を明確に伝えることが重要です。口頭だけでなく、書面や図表などで視覚的に示すことも効果的です。また、仕事をする上で必要な知識や技能を定期的に教えることで、スキルアップを促します。

    ・受付スタッフの方が苦手な業務や負担が大きい業務は、他のスタッフと分担することで負荷を軽減します。例えば、利用者からの問い合わせやクレーム対応は他のスタッフが担当し、受付スタッフの方は予約受付や会計処理などを行うといった具合です。

    ・受付スタッフの方が得意な業務や興味がある業務は、積極的に任せることでモチベーションを高めます。例えば、施設内の掲示物やチラシなどを作成することや、イベントやキャンペーンなどに参加することなどです。

    ・受付スタッフの方が仕事をする上で必要な職場環境を整えます。例えば、受付カウンターには適切な高さや広さを確保し、椅子や机などの備品は快適に使えるものを用意します。また、受付スタッフの方が利用するパソコンや電話などの機器は、操作しやすいものや音声や文字の大きさを調整できるものを選びます。

    ・受付スタッフの方に対しては、仕事の成果や努力を評価し、適切なフィードバックや励ましを行います。仕事がうまくいったときや、新しいことに挑戦したときなどには、具体的に何が良かったかを伝えます。また、仕事がうまくいかなかったときや、困難に直面したときなどには、原因や改善策を一緒に考えます。

    ・他のスタッフに対しては、受付スタッフの方の障害について正しい理解を促し、協力的な態度を求めます。障害者雇用に関する法律や制度、障害者の特性やニーズなどについて教育や研修を行います。また、受付スタッフの方と他のスタッフとのコミュニケーションや交流を促進することで、互いの信頼関係を築きます。

    ・受付スタッフの方や他のスタッフからの意見や要望を聞くことで、障害者雇用に関する課題や改善点を把握します。定期的に面談やミーティングを行い、受付業務の状況や職場環境の問題などを共有します。また、アンケートやボックスなどで匿名で意見を募ることも有効です。

    以上が、障害者雇用に関する対策の一例です。

    店長さんは、受付スタッフの方が障害者雇用枠で採用されたことで、法定雇用率達成に貢献していることを認識してください。

    また、受付スタッフの方は、障害者雇用枠であっても一人前の社員として扱ってください。

    障害者雇用は、障害者だけでなく企業全体にとってもメリットがあります。

    店長さんは、受付スタッフの方と他のスタッフとの協力体制を築くことで、公共スポーツ施設指定管理会社としてより良いサービスを提供できるように努めてください。

    キャリアコンサルタントドットネット運営事務局AIとしては以上です。

    ご参考になれば幸いです。

相談に対する回答を、こちらよりお願いたします。

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