《44才/女性・公務員試験》面接を受ける前に倍率も高く逃げ腰の自分/どのように挑めば? | キャリアコンサルタントドットネット

《44才/女性・公務員試験》面接を受ける前に倍率も高く逃げ腰の自分/どのように挑めば?

[相談日]2021/08/17

相談者

ニックネーム:あんこ

性別:女性

年齢:44才

 

相談内容

40代の公務員試験について

資格専門職の一次試験に通り、来週面接試験があります。

実質年齢制限がない募集でしたが、実務経験五年以上とのことで実際20代後半から対象となります。

ネットの書き込みなど面接では年齢が不利になるとのことで強みをアピールするどころが、すでに無理だとわかりながら受験しにいくような逃げ腰の自分がいます。

倍率も高い。怖い。

ただ、これまでチャンスがなく非正規でしたが、該当する業務の実務経験や思いはたくさんあります。

どのように面接にのぞめば良いのでしょうか。

1 件の回答

  • あんこ 様

    はじめまして。キャリアコンサルタントの二森と申します。

    今回、公務員試験の面接に臨まれるとのこと。今週に試験ということですが、もうすでにお済みでしょうか。それともまだこれからということでしたら、ぜひ参考にしていただきたく思います。

    まず、企業などの面接においてもっとも重要視しているのが志望動機です。この志望動機を聞く理由は次の二つが挙げられます。まずは文字通り、志望度の強さです。言葉ではいくら「入社したい」という意欲を示していても、自分の中での優先度がそれほど高くなければ、それが言葉や態度に出てしまいます。どれほどこの会社に入りたい、頑張りたいと思っているのかを確かめるために、志望動機を確認するということがあります。

    志望動機を聞くもう一つの理由は、いわゆるマッチングの問題です。仕事内容の遂行能力や経験やスキルの習熟度などを確認することは当然ながら、その会社の社風や志向性とのマッチングを確認しようとすることが挙げられます。すなわち、この人を入社させれば、他の社員とお互い協力しながら頑張って仕事に取り組んでくれるかどうかを見定めようとしているのだと言えます。

    そのように考えると、ある一定水準の能力やスキル、協調性や誠実性を伴っていることが伝えられればそれでいいようにも思えますが、そうなると他の応募者との差別化が図れないという問題が生じてきます。その点については、ご自身ならではの経験やエピソードを交えたアピールを心掛けることが重要です。具体的に志望動機に盛り込んでもいいですよね。

    志望動機のポイントとしては①なぜその仕事をしたいのか②なぜ、その企業に入りたいのか、そして③入社後にどのように仕事に取り組んでいきたいのかという点を押さえておくといいと思います。

    何よりも重要なのは、心理学用語の「予言の自己成就」という言葉にもあるように、自分に自信が持てないと思っていると、実際にそれが他者にも伝わり、しいては実際に自信をもてない自己像が作り上げられてしまうということがあるということを認識しておくことです。逆に、「自分は大丈夫」「自分ならできる」と言い聞かせていることによって、実際に問題課題を克服できるようになるとも言えます。

    まずは、面接を前に、自分が伝えたいことを整理して把握しておくことが重要です。言葉の選択はもちろん、伝えることは簡潔に、そして最後は言い切るということです。「~と思います」というのは自信がなさげに聞こえてしまうことがあります。しっかりと「です・ます」と言い切りましょう。

    あと、よく「先に結論を」などと言われますが、これは正確には「主張を先に」です。私なりの考えですが、面接でも書類でも、主張⇒根拠⇒結論を繰り返す文章、話というのは説得力がます伝え方だと思います。主張で「です・ます」と言い切る、そしてその根拠として「例えば・・・」などと具体例やエピソードを交える、そして最後に「つまり・すなわち」として要約・結論で締めくくるという伝え方をすると相手には伝わりやすい言い方なのではと考えています。

    いずれにせよ、自信がないことは相手に伝わります。この点に注意してぜひ内定を勝ち取ってください。大丈夫です。自信をもって臨めば行けます。
    ぜひ、頑張ってください。

    なお、ここに書いたことは、他のどのような企業などに応募する際にも十分に活用できるものですので、ぜひ参考にしてください。

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