《30才/女性・産休育休明け》自分自身のスキルも身につくような仕事をしたい
[相談日]2021/09/06
相談者
ニックネーム:クゥ
性別:女性
年齢:30才
相談内容
以前から働いているサイト運営会社にて、産休育休を経て今年5月に復帰しました。
自分の興味のある好きなサイトを運営しており、数人で運営している小さい会社です。
時短勤務で復帰したのですが、復帰後の仕事の量も既に多く、また引き継ぎが雑で(人手が足りないので、すぐに色々やってほしい、のだとは思いますが…)まだまだ復帰後慣れていない中、子育てと両立しながら働くことに無理を感じてきています。
また、長い目で見たときに、ずっとここで働いていて自分になにかスキルが身につくのか、60歳までここで働き続けるのか、ということを考えた時に、別の場所でもっとやりたい仕事を見つけ、長く働けて自分自身のスキルも身につくような仕事をしたいと思うようになりました。
今ある漠然とした不安と、次に進みたいというワクワク、なにからやればいいのか、ということなど、どなたか信頼できる方に相談にのっていただきたいです。
保育士資格をもっており、保育士として3年現場で働いた経験があります。
現場に戻ることは考えておらず、それでも子どもや子育て支援にかかわる仕事していきたいと考えています。
1 件の回答
クゥ 様
はじめまして。
キャリアコンサルタントの二森と申します。よろしくお願いいたします。
ご相談を投稿されてからおよそ1か月が経ちますが、その後はいかがでしょうか。5月に職場復帰をされて、家事育児と仕事と毎日お忙しいことと思います。今回、職場へ復帰されてからどことなく職場の雰囲気が変わったということなのでしょうか。それとも、ご自分なりにブランク以上に業務への感覚的なものをまだ取り戻せていないということなのでしょうか。いずれにせよ、ご自身のこれからのことを考えるきっかけになっているのかもしれませんね。
これからのことを考えたときに、今の仕事職場でスキルが身につくのかどうかという不安があらわれてきたということですね。それについては、「スキルがみにつくかどうか」も重要ですが、「ここまでどのようなスキルを身につけてきたのか」ということも重要です。また、「このまま今の職場で働いてスキルが身につくのかつかないのか、身につくのならそれはどのようなスキルか」「もしスキルが身につかないのだとしたらそればなぜか」ということをしっかりと考えることが必要です。
そのような漠然とした不安をより顕在化することが重要です。なんとなくぼんやりとした不安があるから、「よし、転職をしよう」というのはあまりにも拙速すぎます。ご自身のキャリアですから十分に検討することが何よりも大事です。それでも、家事育児と仕事の両立がどうしても困難になってきて、体調面などにも影響が出てきているということでしたら、ご家族でご相談をし、退職を検討されるのもいいと思います。
長期的視点で見たときに、不安と可能性とがないまぜになって何とも言えない心境であることも理解できます。その上で、今できることとは今の職場でどのようなスキルを身につけられるか、どういう経験を積むことができるかを考えることです。
これからどのような仕事に従事されるにしても、これまでの保育士としての経験と今の仕事での経験は必ず生かすことができます。長い人生で、自分のこれからのことを考える時期が今きたのかもしれませんね。まずは現在の仕事を全力で取り組むことです。全力で取り組みながらご自分のこれからのことをよく考え努力をつづけていると、何かしらの方向性が見出せるかもしれません。子育てについての仕事にはどのようなものがあるのかをリサーチするのも有益ですよね。
また、さまざまなことに興味関心をもつこともいいことだと思います。長い人生どんなことがきっかけで今後の自分のキャリアに大きく影響を及ぼすことと出会えるかはわかりません。しかし、それも自分なりに興味関心をもちつづけ、情報をキャッチするアンテナを張りつづけることによって、思わぬ出会いがあったりもします。現に私も、ほんの数年前までこのような仕事に携わるとは夢にも思いませんでした。何よりも、何度も申しますが今できることを全力で取り組み続けることです。その間に何か別の資格や免許の取得に挑戦してもいいですよね。いろいろな経験を積み、いろんな人との出会いによってご自身の可能性は無限大です。それも全力で努力を積み重ねているからこそだと思います。それでも、無理はよくありません。無理を続けることによるメリットはありません。ご自身の体調とご家族の生活がなによりも大切です。
焦らずじっくりと考えていただいて、子育てと仕事との両立も大変だとは思いますが、くれぐれも体調には留意していただき、ぜひ頑張っていただきたいと思います。