《38才/男性》育児休暇は必ず誰でも取得出来るのか? [相談日]2021/03/29 相談者 ニックネーム:倫太郎 性別:男性 年齢:38才 相談内容 社員30人ほどの会社で働いています。 妻が今妊娠中です。 妻の負担などを考えると僅かであっても育児休暇を取得したいと思っています。 ただ、小さな会社であるので前例がありません。 男であっても育児休暇は取得することが出来るのでしょうか? 1 件の回答 さめしま まきこ キャリアコンサルタント says: 2021年4月2日 12:29 AM はじめまして。キャリアコンサルタントのさめしまと申します。 奥様がご妊娠中とのことで、倫太郎さんはお子様の誕生が喜ばしく、待ち遠しいことかとお察しします。その一方で、奥様の負担を考えると僅かでも育児休暇を取得したいけれども、中小企業で前例もなく、育児休暇が取得できるのか、ご不安なのですね。 まず、育児休業についてご説明いたします。 原則として、お子様が1歳になるまで(条件によって最大期間は変わります)育児休業は取得できます。もちろん、男性でも女性でも性別に関わりなく、従業員の申し出により取得可能です。数日程度の短期間でもかまいません。 もし共働きで条件をクリアすれば、パパママ育休プラスという制度もございます。 育児休業は法律に基づく労働者の権利ですから、申し出があった場合は、事業主は拒否することはできません。 また努力義務ではありますが、従業員やその家族が妊娠・出産したことを知った場合、事業主は従業員に対して個別に育児休業の制度について知らせることや、育児に関する休暇制度を設けることがあげられています。 では、倫太郎さんがお勤めの会社で前例がないとのことですが、いかがでしょう。 社員30人ほどの会社ということで、一人一人が担う業務範囲や職責が大きいのが現状ではないでしょうか。一人が一定期間抜けるのは、会社にとっては大きなダメージとなり得るかもしれません。 しかしながら、中小企業は、倫太郎さんを含め従業員の仕事と家庭の両立について会社ができる最大限の努力をし、一人が一定期間を抜けても大丈夫な仕組みづくりを進めていかなけれなりませんし、今回がそのきっかけになるかもしれませんね。 会社の仕組みづくりを進めるためにも、倫太郎さんは育児休業の取得について考えていることを、早めに社内のどなたかにご相談することをお勧めしますがいかがでしょうか。 早めに申し出ることで、会社としては対応可能な状態を作る準備期間が増えるのではないかと思います。 ご家庭のこともお仕事のことも両立して充実できるとよいですね。 返信 相談に対する回答を、こちらよりお願いたします。 コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です。url欄は定められたurl以外は表示されません。登録キャリコン以外は入力しないでください。コメント ※ 内容に問題なければ、下記の「回答を送信する」ボタンを押してください。 名前 * email * url 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 Δ
1 件の回答
はじめまして。キャリアコンサルタントのさめしまと申します。
奥様がご妊娠中とのことで、倫太郎さんはお子様の誕生が喜ばしく、待ち遠しいことかとお察しします。その一方で、奥様の負担を考えると僅かでも育児休暇を取得したいけれども、中小企業で前例もなく、育児休暇が取得できるのか、ご不安なのですね。
まず、育児休業についてご説明いたします。
原則として、お子様が1歳になるまで(条件によって最大期間は変わります)育児休業は取得できます。もちろん、男性でも女性でも性別に関わりなく、従業員の申し出により取得可能です。数日程度の短期間でもかまいません。
もし共働きで条件をクリアすれば、パパママ育休プラスという制度もございます。
育児休業は法律に基づく労働者の権利ですから、申し出があった場合は、事業主は拒否することはできません。
また努力義務ではありますが、従業員やその家族が妊娠・出産したことを知った場合、事業主は従業員に対して個別に育児休業の制度について知らせることや、育児に関する休暇制度を設けることがあげられています。
では、倫太郎さんがお勤めの会社で前例がないとのことですが、いかがでしょう。
社員30人ほどの会社ということで、一人一人が担う業務範囲や職責が大きいのが現状ではないでしょうか。一人が一定期間抜けるのは、会社にとっては大きなダメージとなり得るかもしれません。
しかしながら、中小企業は、倫太郎さんを含め従業員の仕事と家庭の両立について会社ができる最大限の努力をし、一人が一定期間を抜けても大丈夫な仕組みづくりを進めていかなけれなりませんし、今回がそのきっかけになるかもしれませんね。
会社の仕組みづくりを進めるためにも、倫太郎さんは育児休業の取得について考えていることを、早めに社内のどなたかにご相談することをお勧めしますがいかがでしょうか。
早めに申し出ることで、会社としては対応可能な状態を作る準備期間が増えるのではないかと思います。
ご家庭のこともお仕事のことも両立して充実できるとよいですね。