《25才/女性・事務職》仕事が嫌で毎日毎日憂鬱になる | キャリアコンサルタントドットネット

《25才/女性・事務職》仕事が嫌で毎日毎日憂鬱になる

[相談日]2020/12/07

相談者

ニックネーム:憂鬱

性別:女性

年齢:25才

 

相談内容

仕事(普通の事務職)が嫌で仕方がありません。

朝起きて準備をするのも嫌です。

玄関から出て会社へ行く時間になると憂鬱になります。

電車に乗ってる時間も苦痛です。

ただ、コロナで事務職でもテレワークが少しあったので、若干落ち着いてきたのもののそろそろ以前に戻るかも知れず不安です。

転職するにもなんの技術もありませんので難しいのが現状です。

結婚するにも恋人は当然いないですし、出会いもありません。

楽しくなるにはどうしたら良いのでしょうか?

2 件の回答

  • 憂鬱さま

    はじめまして。キャリアコンサルタントの友田と申します。

    嫌で仕方ないと感じているお仕事へ向かう日々、 精神的に相当お辛い状況かとお察しします。

    さて、一括りに事務と言っても、会社によって多様な業務がありますので、憂鬱さまの具体的なお仕事の内容、経験年数などは分かりかねますが、これまでお勤めされていたわけですから、何も技術がないということはないかと思います。

    「自分には何もない」と決めつけるのではなく、ご自身が携わっている業務や仕事について、少し振り返ってみてはいかがでしょうか。

    例えば、PCスキルやコミュニケーションスキルはもちろんのこと、作業の正確性、スケジュール管理能力、臨機応変さ、先読み力など、これまでの経験で培ってきたものがあるのではないかと思います。
    まずはご自身のスキルや能力を客観的に見直し、強みを見つけることで少しずつ自信につなげていきましょう。

    また、転職をお考えの際は、次の会社でも同じような状況にならないために、今のお仕事の何が嫌なのか、どうだったら自分は満足感を得られるのか、という点は必ず深堀りされることをお勧めいたします。

    まだまだ25歳とお若いので、何にでもチャレンジできる年齢だと思います。
    心身ともに健康で過ごせることが何よりも大切ですので、これを機に、憂鬱さまが今後どうしていきたいのか、ご自身とじっくり向き合い行動することで、充実した日々を迎えられるよう応援しております。

  • 憂鬱 様

    はじめまして。
    キャリアコンサルタントの二森といいます。

    ご相談内容について、メンタルヘルス・マネジメントの側面から考えてみたいと思います。まず、仕事が嫌でしかたがないということの何かしらの原因があると思います。つまり、ストレスの原因(ストレッサー)があるはずです。そのストレスの原因となるものが何なのか、そのストレスの原因を排除することができるのか、また、そのストレスを軽減することができるのかを考えることが重要です。おっしゃっているストレスの原因がご自身の努力でなんとかなるものであるなら、その方策を考えなくてはならないし、ご自身の努力ではどうにもならないことであればストレスの排除や軽減とは違うアプローチをとらなければなりません。

    文面を読む限り、自宅を出る段階から通勤中もストレスを感じているということですから、相当の負担になっているのではないかと思います。私個人の意見ですが、そのような人に、これ以上「頑張れ」というのは酷なようにも思います。

    ストレッサーの代表的なものとして、仕事の質や量・そして職場の人間関係が挙げられます。このようなことが社内で軽減できる方策をとれるのであれば、しかるべきところに相談されるのが良策だと思います。一方で、特に職場の人間関係に悩まれているであれば、人間関係である以上、個人・本人だけの努力でどうにかなるものでもありません。

    このようなことを踏まえた上で、ストレスを軽減させる方策として、問題焦点型と感情焦点型があります。前者はストレスの原因そのものをなんとかする方策で、後者はストレスを感じている本人の心のありよう、すなわち気持ちの持ちように焦点をあてるというものです。根本的に問題を解決させるなら問題に焦点をあてた方策(環境を変えるなど配置転換や転職を含む)、自分の気持ちの面でストレスを軽減させるのなら感情に焦点をあてる方策になります。最近の心理学の分野では感情焦点型にスポットが当てられています。具体的には、たとえば気分転換や好きなことに没頭して発散させる、もしくは親しい友人に話を聴いてもらうなど他者の共感や理解を得る形でストレスを軽減させる方策が考えられます。また、ストレッサーそのものの見方を変える(認知的アプローチ)というものもあります。

    また、これも近年注目をされているのがソーシャルキャピタル(社会関係資本)という概念です。これは、ご自身の手でなんとかできることと、ご友人や社内の助けを頼ること、そして国や行政機関の支援を借りるという三つの考え方からなるものです。もし、なんらかのハラスメントを受けているの出れば行政機関や支援機関に相談をされるのが望ましいと思います。

    近年、特にこのようなメンタルヘルス・マネジメントの重要性が認識されてきましたが、そのストレスを軽減させる方法についてはまだまだ浸透していません。ストレッサー(原因)とストレス(身体的・行動的な症状)との関係を踏まえ、コーピング(ストレスの排除や軽減の方策)について適切に対処することが求められます。症状が出てからでは遅いのでもし、ご自身の手で何とかなる問題ではないということでしたら、しかるべきところに相談をされることをお勧めします。誰かに話しを聴いてもらうことで気持ちが楽になるというレベルを超えているのであれば、早めの方策をとることが重要に思います。個人的には、文面を読む限り緊急性を感じたためこのような回答をさせていただきました。私の取り越し苦労であればいいのですが念のため、情報提供という形で回答させていただきました。

    ストレスコーピングについて
    https://jinjibu.jp/keyword/detl/270/

    ハラスメント相談窓口
    https://harasu-soudan.mhlw.go.jp/

相談に対する回答を、こちらよりお願いたします。

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