《34才/女性・職務経歴書作成中》書類選考に通りやすいかが不安 [相談日]2022/01/11 相談者 ニックネーム:たま 性別:女性 年齢:34才 相談内容 職務経歴書を作成したが、ページ数が5ページになってしまった。 受かりやすい書類選考に通りやすい書類になっているか不安。 1 件の回答 二森順也キャリアコンサルタント says: 2022年1月23日 10:48 AM たま 様 はじめまして。 キャリアコンサルタントの二森と申します。 職務経歴書について助言させていただきます。よろしくお願いいたします。 さっそくですが、職務経歴書を含む応募書類については二つのポイントがあると考えられます。ひとつは、「自分が伝えたいことを伝えられているか」です。もうひとつは、「読み手がこの人と会ってみたいと思う書類になっているか」です。 まずひとつめの「自分が伝えたいことを伝えられているか」について考えてみます。重要なのは自分が伝えたいことを焦点化することです。実際に作成されている書類をみてみないとなんとも言えないですが、おそらくあれもこれもと書類に書き込んでいるのではないかと推察します。職務経歴書の内容や書式は自由ですが、ある程度は自分が書きたいことを絞り込むことが重要に思います。 そのために、まずやることとして改めて自分の経験やこれまで身につけたことなどを整理してみてはいかがでしょうか。その上で、自分が「これだけは」という内容を、A4用紙2枚に収まるように絞り込むことが最低低減必要な作業に思います。 職務経歴書の内容として主には、希望職種、志望動機、略歴、職務経歴(詳細)、取得資格等、身につけてきたこと、仕事への姿勢、今後のキャリアプラン、自己PRなど、多岐にわたります。これらを自分を表現するコンテンツとしてとらえ、内容を取捨選択するとともに、いかに表現するかという、ふたつめの「読み手に伝わる内容」につながってきます。 ふたつめのポイントの「読み手がこの人と会ってみたいと思う書類になっているか」についてですが、これは会ってみたいと思う書類というのはどういうものかを考える必要があります。例えば、小説にしても映画にしても、その宣伝やPRなどですべて事細かくは明示されてはいないですよね。明示されているのはほんの「さわり」の部分だけ。そのハイライトを人は見て、「読んでみたい!」とか「観てみたい!」と思うのです。ですから、応募書類に自分のすべてを書き込むと、それだけで読み手はお腹いっぱいになってしまうのではと思います。それどころが日々多忙な人事担当者は多数の応募者の膨大な書類を前にすべて読んでくれないかもしれません。 そのような意味で、職務経歴書については「自分が伝えたいことを焦点化」することと、「読み手が書類を読んで、この人とと会ってみたい」と思う表現方法について検討吟味する作業に時間を費やすことが重要に私は思います。 志望動機でも自己PRでも、自分のこれまでとこれからについて「事実」と「意見」という枠組みで書く内容を考えることもできます。これまでの経験を事実としてとらえ、そこでの例えば失敗談や自分がどのように仕事に取り組んできたのかなどについては、自分の意見、考え、気持ちとしてとらえ表現することも可能かと考えられます。 自分のこれまでの事実を踏まえ、これからどうしていきたいのかという考えを明確化することで読み手に伝わる文章、書類が書けるのではないでしょうか。 ぜひ参考にしてみてください。 もし、ご不明な点がありましたら改めてご相談ください。 返信 相談に対する回答を、こちらよりお願いたします。 コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です。url欄は定められたurl以外は表示されません。登録キャリコン以外は入力しないでください。コメント ※ 内容に問題なければ、下記の「回答を送信する」ボタンを押してください。 名前 * email * url 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 Δ
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たま 様
はじめまして。
キャリアコンサルタントの二森と申します。
職務経歴書について助言させていただきます。よろしくお願いいたします。
さっそくですが、職務経歴書を含む応募書類については二つのポイントがあると考えられます。ひとつは、「自分が伝えたいことを伝えられているか」です。もうひとつは、「読み手がこの人と会ってみたいと思う書類になっているか」です。
まずひとつめの「自分が伝えたいことを伝えられているか」について考えてみます。重要なのは自分が伝えたいことを焦点化することです。実際に作成されている書類をみてみないとなんとも言えないですが、おそらくあれもこれもと書類に書き込んでいるのではないかと推察します。職務経歴書の内容や書式は自由ですが、ある程度は自分が書きたいことを絞り込むことが重要に思います。
そのために、まずやることとして改めて自分の経験やこれまで身につけたことなどを整理してみてはいかがでしょうか。その上で、自分が「これだけは」という内容を、A4用紙2枚に収まるように絞り込むことが最低低減必要な作業に思います。
職務経歴書の内容として主には、希望職種、志望動機、略歴、職務経歴(詳細)、取得資格等、身につけてきたこと、仕事への姿勢、今後のキャリアプラン、自己PRなど、多岐にわたります。これらを自分を表現するコンテンツとしてとらえ、内容を取捨選択するとともに、いかに表現するかという、ふたつめの「読み手に伝わる内容」につながってきます。
ふたつめのポイントの「読み手がこの人と会ってみたいと思う書類になっているか」についてですが、これは会ってみたいと思う書類というのはどういうものかを考える必要があります。例えば、小説にしても映画にしても、その宣伝やPRなどですべて事細かくは明示されてはいないですよね。明示されているのはほんの「さわり」の部分だけ。そのハイライトを人は見て、「読んでみたい!」とか「観てみたい!」と思うのです。ですから、応募書類に自分のすべてを書き込むと、それだけで読み手はお腹いっぱいになってしまうのではと思います。それどころが日々多忙な人事担当者は多数の応募者の膨大な書類を前にすべて読んでくれないかもしれません。
そのような意味で、職務経歴書については「自分が伝えたいことを焦点化」することと、「読み手が書類を読んで、この人とと会ってみたい」と思う表現方法について検討吟味する作業に時間を費やすことが重要に私は思います。
志望動機でも自己PRでも、自分のこれまでとこれからについて「事実」と「意見」という枠組みで書く内容を考えることもできます。これまでの経験を事実としてとらえ、そこでの例えば失敗談や自分がどのように仕事に取り組んできたのかなどについては、自分の意見、考え、気持ちとしてとらえ表現することも可能かと考えられます。
自分のこれまでの事実を踏まえ、これからどうしていきたいのかという考えを明確化することで読み手に伝わる文章、書類が書けるのではないでしょうか。
ぜひ参考にしてみてください。
もし、ご不明な点がありましたら改めてご相談ください。