[相談日]2020/11/30
相談者
ニックネーム:この名前は遥
性別:男性
年齢:28才
相談内容
現在、妻が妊娠中です。
上の子とは1年少ししか離れていない2人目で女の子です。
上の子も小さいので大変だと思い、私が育児休暇の取得を検討中です。
東証1部上場企業なのですが、やはり男性の育児休暇の取得は非常に少なくどうしようかとても悩んでいます。
会社での僕の代わりはいますが父親の代わりはいない。
上の子が生まれてこのように感じるようになり育児休暇を考え始めました。
ただ、今後も定年まで働くつもりでいますので評価に響くかと思うとやはり悩むところです。
仲の良い先輩に相談しましたが、やはり評価に響くから取得しない方がよいのでは?と言われました。
また、同時に組合の先輩のアドバイスももらったほうが良いのではないかとも言われました。
なにか良いアドバイスをいただけないでしょうか?
2 件の回答
この名前は遥 様
はじめまして。キャリアコンサルタントの二森といいます。
さっそくですがご相談について、男性の育児休暇取得の問題はまだまだ根深いものがありますね。現在、一部上場企業に勤務されているということですが、そのような上場企業であっても育児休暇を取得しづらい状況にあるというのは意外に思いました。
夫・父親としての責務を果たそうとされている姿勢は素晴らしいと思います。そのような人がまだまだ報われないこの社会のありようはどうなのかとも思います。会社でのご自身の立場もあると思いますので、育児休暇を取得するにあたっては慎重に行動されるのがいいかもしれませんね。
具体的には、まずは同僚や先輩の方、組合の方にも相談されるのがいいでしょうね。あと、数は少ないながらも実際には社内の男性社員が育児休暇を取得された事例があるとのこと。その当事者の方にもし話が聴けるのであれば聴いてみられるのもいいかもしれませんね。少なくとも、個人差や諸事情は違うかもしれませんが、参考になることはあるかもしれません。実際にどのように取得されたのかが聴ければ参考にあると思います。
あと、会社に対しては男性の育児休暇取得に関する抵抗感が根強く残っていることが予想されます。実際に取得にあたっては会社との相談を重ねることが予想されます。その際のポイントについては、自社の男性社員が育児休暇を取得することのメリットを提示することです。自社の男性社員が育児休暇を取得することによって会社にどのようなメリットがあるのかを理解してもらえれば説得力が増すと思います。そのメリットとは、東証一部上場ということなので世間にはおそらく名前が知れわたっている企業だと思います。社会的な知名度がは多大なものです。まだまだ、世界に比べて日本企業の育児休暇取得の事例が少ない中で、積極的に育児休暇を取得するメリットは無形ながら社会には大きな発信になると思います。そのようなことを会社に提示してはいかがでしょうか。
近年、ワーク・ライフ・バランスの重要性が叫ばれるようになってきました。しかし実際にはご自身の状況にもあるように、まだまだハードルが高い状況にあると思います。ご自身が所属されている上場企業が先陣を切って、ワーク・ライフ・バランスを実践されることによる社会的な使命が果たされるのではないかと思います。ご自身が育児休暇を取得できれば、そのあとに続くかたもいらっしゃると思います。
男女ともに、仕事とプライベートの両立にはさまざまな問題がありますが、そのような人に対しての支援をされている方もいらっしゃると思います。なかなか困難なことではありますが、ご自身の立場が悪くならないような形で、会社と相談していただきたいと思います。
厚生労働省の取り組みについての情報を記載しておきますので、ご参考にしていただければ幸いです。
https://ikumen-project.mhlw.go.jp/
キャリアコンサルタント
二森順也さま
返答ありがとうございます。
貴重なアドバイスを頂き感謝申し上げます。
会社としては男性の育休には
積極的に取得するような広報をしているとも受け取れるのですが
直属の上司は昔の考え方ですので非常に悩んでいます。
派遣の方も最近辞めたばかりで絶対的な人の数が足りていない状況です。
そのような事も重なり
おそらく取得を打診すればあまり良い顔をしないと思われます。
そして、私の評価をするのは結局上司ですので・・・
また、育休を取得した場合の取得明けには配属がどうなるのかなども不安です。
ただ、父親は私だけですので・・・
短い育休を取得された男性社員を探し出して見ようと思います。
また、こちらに連絡するかもしれません。
その際にはどうぞよろしくお願い致します。