《21才/男性・就職活動中》第一志望ではない会社には正直に言うべきか? | キャリアコンサルタントドットネット

《21才/男性・就職活動中》第一志望ではない会社には正直に言うべきか?

[相談日]2021/06/19

相談者

ニックネーム:第一希望

性別:男性

年齢:21才

 

相談内容

就職活動中の大学生です。

最終面接まで進んだ企業があるのですが、その会社が第一志望ではありません。

このような場合でも第一志望であると伝えた方が良いのでしょうか?

それとも正直に第●志望ですと伝えた方が良いのでしょうか?

嘘は良くないと思いますが嘘も方便だと思います。

他に内定がもらえなかったらその企業に行くという面では第一志望と言っても間違いではないという考え方もあると周囲の人に言われましたが、しょせん素人考えの意見ですのでプロの意見が聞きたく連絡させてもらいました。

お手数ではありますがご回答ください。

1 件の回答

  • 第一希望 様

    はじめまして。キャリアコンサルタントの二森と申します。
    よろしくお願いいたします。

    もう、最終面接は終えられましたでしょうか。もし、終えられたということでしたら今後の活動の参考にしていただきたいと思います。今回のようなご相談は非常に多くあります。今回、私なりの個人的な見解として助言させていただきます。

    昨今の就職・転職活動においては複数の企業への応募が当たり前になっています。複数の企業に同時に応募し、複数の企業から内定がえられれば、そのうちのひとつに絞り、他については内定を辞退するという傾向が強いように思います。その際に重要になってくるのは、おっしゃるようにどの企業を第一志望にするかという優先順位を設ける考え方ですね。しかし、このような考え方だと、優先度が低い企業の面接を受ける際に、今回のご相談のようにいかに志望度が高いかという説得力をもたせることが難しくなります。今回の質問への回答としては、このような考え方を根本から見直すような考え方をお伝えしたいと思います。

    結論から申しますと、優先順位はもうけなくていいと思います。応募したい理由がなにかしら、そこにはあるはずですよね。ならば、内定採用を得たい理由、すなわち志望の動機があればそれでいいと思います。複数企業への応募は、それぞれの企業には関連性がないわけですから、優先順位をもうけることはナンセンスなように思います。しいていえば、面接の際に第一志望かどうかの優先度を尋ねられた場合は遠慮なく「第一志望です」と答えればいいと思います。「それはどの企業ですか」とはまず聞かれないと思いますし、万が一聞かれたとしてもそれには答えなくていいです。

    それよりも、今回面接を受けている(受ける予定)の企業・仕事への志望度の強さということを、より明確にしたほうがいいでしょう。「なぜ、その仕事をしたいのか」「なぜ、その企業に入りたいのか」「入社後は、どのように仕事に取り組みたいのか」「今後の自分のキャリアビジョンはどのようなものなのか」というようなことをより鮮明に、明確にすることが重要です。そういうことをはっきりとすることで、あえて優先順位を設けなくても、志望度の強さに説得力を持たせることができます。いうなれば、優先順位という相対的指標ではなく、志望度の強さという絶対的指標で相手に伝えるということです。

    特に、学生のようにこれから社会に出て活躍しようとしている人たちからすれば、今回のようなご相談は、ご自身の正直さからくるものと私は個人的には感じています。しかしながら、企業もさまざまであり玉石混交です。応募する側も、それなりの知識を身につけ、ある意味したたかに就職活動を戦い抜かなければなりません。

    最後に、改めて志望動機を伝えるポイントを整理して記載しておきます。ぜひ参考にしてください。

    志望動機のポイント
    ・なぜ、その仕事(職種)をしたいのか
    ・なぜ、その企業(業界)に入りたいのか
    ・入社後のご自身のキャリアビジョン

    以上の点をより明確にし、志望動機を構築してください。もし、また何か疑問等ありましたら遠慮なくご質問ください。
    ぜひ、頑張ってくださいね。

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