[最終更新日]2021/09/14
「第一印象はとても大事なこと」これはどなたでも理解いただけると思います。
しかし、それが履歴書の写真となると「?」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
履歴書に貼ってある写真といっても、履歴書の大きさからすればわずかなものですし、履歴書で大事なのは学歴や志望動機、自己アピール欄と思っている方も多いかもしれません。
しかし、企業の採用担当者も人間で、当然第一印象は大事なはずです。そして、その企業の採用担当者が応募者を最初に見るのが履歴書の写真です。
つまり、企業の採用担当者があなたの第一印象を決めるのは、履歴書の小さなスペースに貼り付ける写真なのです。だからこそ、履歴書の写真はとても大事です。
そんな履歴書に貼る写真について注意する点などをわかりやすく説明したいと思います。
Contents
写真をあなたのイメージ戦略に活かす為に
履歴書でチェックするのは写真だけという企業の人事採用担当者は未だにいます。
また、「お客様に不快感を与えないような気配りができるかをチェックする意味も含めて、まずは写真を見る」という人事採用担当者もいます。
人事採用担当者は、写真を見てあなたのイメージを作って面接に挑みます。言い換えれば、人事採用担当者は面接の際にあなたに会う前にあなたの話を聞く前に、あなたのイメージを人事採用担当者の頭の中では既に出来上がってしまっているのです。
では、履歴書に貼る写真の大事さを理解したいただいた所で、履歴書に貼る写真の注意点をわかりやすく説明いたします。
写真を撮影するのはプロに撮影してもらう
スマホが普及している現代では、ひと昔まえの昭和時代に比べれば間違いなく写真撮影をする頻度は高くなっています。気軽に一枚が撮れる時代になったからこそ、写真の大切さがわからずスピード写真の証明写真などで済ませておこうなんてことは考えは捨てて、プロの写真店に行って写真撮影をしてもらいましょう。
プロの写真店で写真撮影をしてもらう時は、姿勢や髪型、服装の乱れなどを含めてアドバイスしてくれますので安心して撮影に臨めます。
写真の面積に占める顔の部分が小さくなることもありませんし、首をかしげたり、あごを突き出したり引きすぎたりと、自分では気づいていない誰にでもある癖を訂正するようにアドバイスもくれます。
履歴書の写真だからと真面目な顔との意識から表情が硬くなりすぎたり上目遣いになり、相手をにらみつけてしまうような目つきになった写真を撮影されることもないでしょう。
また、履歴書を持参しておけば、写真の大きさについても履歴書にあったサイズ通り正確に切った写真を渡してもらえます。
服装は仕事(ビジネス)の際に着る服(ビジネス仕様)で撮影しよう
男性も女性も同じく仕事(ビジネス)の際に着る服で写真撮影に臨みましょう。
濃い色の服を選ぶほうがコントラストがはっきりと出るので、写真全体が引き締まって見えるのでお勧めです。
それでは、男性と女性別の服装など注意する点を説明いたします。
男性が履歴書の写真撮影に際に注意する点
- スーツ・ワイシャツ・ネクタイが基本です。
- ヘアスタイルは清潔感を出しましょう。長髪やロン毛は、当然ですがよくありません。
- 前髪が目にかかってしまわないようにしましょう。
- 写真撮影の時の髪型と面接の際の髪型は、可能な限り同じ髪型にするように意識しましょう。同じ雰囲気にすることで面接官に安心感を与えることが出来ます。
- 柄物のシャツ、セーターなどは履歴書の写真には不向きです。
- 髪の乱れ、ネクタイの曲がりは注意しましょう。写真撮影の前に必ず確認しましょう。髪の乱れ、ネクタイの曲がりはだらしない印象を与えてしまいます。
- 夕方の写真撮影時にはヒゲに注意しましょう。ヒゲが濃い方の場合は朝に剃っても夕方にはすでにうっすらとヒゲが見えることも考えられます。可能な限り午前中に写真撮影する方が良いでしょう。
- 履歴書写真の背景色はブルー、グレーが無難です。
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女性が履歴書の写真撮影に際に注意する点
- スーツかジャケットにブラウス着用で清潔感のある服装にしましょう。
- スーツやジャケットの色は茶色・グレー系の色にしましょう。黒や濃紺色は、顔が白く見える事がありますので注意が必要です。
- カジュアルな服装は履歴書の写真には向きません。
- 髪型も清潔感を意識します。ロングやセミロングの髪型は、顔や肩にかからないよう工夫しましょう。
- 前髪が目にかかってしまわないようにしましょう。
- 写真撮影の時の髪型と面接の際の髪型は、可能な限り同じ髪型にするように意識しましょう。同じ雰囲気にすることで面接官に安心感を与えることが出来ます。
- ノーメイクはしまりがなく見えます。
- 履歴書写真の背景色はブルー、グレーが無難です。
表情に気をつけましょう
- 緊張せずに、少し微笑んでいるような温和な表情で撮影できるようにしましょう。撮影する前に鏡でチェックするゆとりを持つことが出来れば、表情に和みや和らぎがでますので一度お試しください。
- 履歴書の写真は当然、真面目な顔で撮影するのですが硬くなって、睨みつけるようなことがないようにしましょう。
- 写真写りが悪いと理解している人は、事前に撮影する人に欠点を伝えておきましょう。事前に伝えることにより、写真店での撮影の場合には証明の当て方やアングルなどを工夫してもらいましょう。
- 背筋を伸ばして、胸は張ります。あごの引き加減や視線は、写真撮影の前にかがみなどを見て、ベストな位置を把握しておきましょう。あごはあげすぎると傲慢な雰囲気に、あごを引きすぎて上目遣いにすると性格が悪く見える傾向にあります。
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3か月以内に撮影した写真を使用する
写真は最近撮影したものを使うようにします。
転職者の人の中途採用の場合は応募から締め切りまで期間が短いことが多いので、事前に用意しておくようにしましょう。履歴書や職務経歴書などに時間を割かれるのは間違いないので、あらかじめ写真は準備しておくようにしましょう。
就職活動に使用する写真を撮影する時に注意する事のまとめ
いかがだったでしょうか?
就職活動に使用する写真を撮影する時に注意する事でした。
履歴書は企業側の人事採用担当者が、最初に見るあなたの姿です。
より良い写真でより良い印象を!
就職活動のお役に立てれば幸いです。