《28才/女性・広報部》4月に転職し仕事内容が苦手で会社に行く事が辛い | キャリアコンサルタントドットネット

《28才/女性・広報部》4月に転職し仕事内容が苦手で会社に行く事が辛い

[相談日]2021/11/03

相談者

ニックネーム:ゆき

性別:女性

年齢:28才

 

相談内容

今年の4月から転職しましたが、広報部に配属になり、仕事内容についていけず辛いです。

後方事務に関する業務ばかりやっていたのに、苦手な調整作業や積極的な段取りをやる事になりました。

仕事だから甘えずに取り組もうと思いましたが、やろうとする度に緊張して、臨機応変な対応が出来ず自己嫌悪します。

休み明けに会社に行く事が辛いです。

現状を上司に相談しようかと思いましたが、仕事が合わないから、というのも甘えな気がしますし、どのように相談したらいいでしょうか?

1 件の回答

  • ゆき 様

    はじめまして。キャリアコンサルタントの二森と申します。よろしくお願いいたします。

    さっそくですが、どのような理由であれ、しっかりと上司と相談をすることが重要です。今回は、配属された職場で努力していたのもかかわらず、どうしても自分に合わないということであればそれは仕方がないと思います。ご自分なりにしっかりと努力がなされた結果だと思いますので、それは仕方がないのかなというのが私なりの考えです。

    これまで後方事務として従事されていたのが、企業の顔ともいえる広報に配属されたことは当然ながら戸惑いもあるでしょう。今回の広報への配属が適材適所として十分に検討がなされたのか疑問が残るところですね。

    そんなことを言っても事態が好転するわけもなく、重要なことは今後どう対処すればいいのかを考えることが重要です。まず考えることとして、今回の配属にあたってのご自身の配属希望とのマッチングについて会社がどのように考えているのかを把握することが重要なように思います。たとえば、会社はご自身の特性から「広報が妥当だとみている」など、なにかしらの根拠があるのではないでしょうか。しかし、この点をご自身の手で確認をすることは非常に困難なようにも思います。それよりも、ご自身も書かれているように、どう相談をすればいいのかについて焦点を絞って考えることが賢明なように思います。

    その上で、まずはご自身の直属の上司との関係性がどうなのかが気になるところです。上司との関係が良好であるならば、率直に相談をもちかけてみてもいいのではないでしょうか。しかし、直属の上司とそれほど良好な関係でないとか、むしろ険悪な関係性であれば相談を持ち掛けることには慎重になったほうが良いように思います。その場合、直属の上司ではない誰か相談ができる人が社内にいるかどうかです。部署外の人に相談をすることは直接的な解決へは結びつきにくいかもしれませんが、何かしらの解決への糸口が見つかるかもしれません。一方で、第三者的な位置づけである人事部のような部署があるのなら、相談をしてみてもいいかもしれません。上司と関係性が良好でないのならば、まずは人事部に相談をするほうがいいような気がします。ある程度社内事情が分かる人に相談をすることによって、ご自身の心理的な負担の軽減にも結び付く効果が見込まれます。この点について改めて検討してみてはいかがでしょうか。

    相談をする際には、その相談の仕方が重要です。その前に、まずご自身の中で何をどうしてほしいのかをはっきりさせておく必要があります。「今の仕事が自分には合わなくてつらいです」というだけでは「なんとか頑張れ」と言われるだけで終わってしまいそうな気がします。まず、自分にとってどのような仕事や環境がどのように、どの程度しんどくて辛いのか言語化する必要があります。その上で、会社や上司に何をどう求めるのか頭の中で整理しておく必要があると思います。

    上司や人事部に相談をすることは直接的な解決に結びつくことが期待できます。社内事情がどうなのかわからない私がこんなことを言うのもどうかとは思いますが、状況等によっては配置転換や環境面、業務内容や業務量などある程度の配慮や改善をしてくれるかもしれません。そのため、まずは自分の中で何に困っているのかを整理しておくことが重要です。そして、会社に、上司にどうしてほしいのかを求めることが大事です。しかし、そういうことを相談するのはやはり、気が引けるというか不安に苛まれることも理解できます。まずは、上司に相談をする前に、社内の同僚などに相談をしてみるのもいいと思います。そうすることで心理的な負担の軽減にもなりますし、何か解決への糸口となるヒントを与えてくれるかもしれません。

    それでも、事態が改善されないとしたらもう最後の手段を検討せざるを得ないと思います。ここまで、なんとか業務をこなせるように努力をされてきたのでしょう。しかしここにきて、どうしても自分にはあわないことがわかってきた。そのためにしかるべき人にしかるべき対処としての相談をしても、ご自身の問題が解決へ向かわないとすればもう仕方がないのではないでしょうか。そうなれば退職も辞さない覚悟をもってもいいと思います。まあ、ここまで考えることは現状では飛躍している考え方ですから、まずは社内の身近な人に相談をしてみてください。そしてご自身の中でしっかり整理をし、しっかりと現状を訴え、なんとか改善したいという気持ちを伝えることが重要です。重要なことは「仕事を続けたい、仕事ができるようになりたい」という気持ちを表すことです。

    他に重要なこととして、自分自身への心理的負担や不安を軽減させることが重要です。いわゆるメンタルヘルスと言われていますが、自身で行うセルフメンタルヘルスケアも非常に重要です。あくまで対処療法ではありますが、自分でできることとして自分の心のマネジメントをとることは非常に重要です。たとえばそれは、それこそ話の分かる人に相談をして、話を聴いてもらうだけでも十分に効果があります。また、ご自分に合ったリラクゼーションやリフレッシュ法、ストレス解消法を行い、心理的負担に努めることも重要です。自分にとって没頭できる趣味や好きなことなどリフレッシュできることをすることもいいと思います。

    それでも自分でできることには限界がありますので、我慢しすぎないよにしてください。以上、参考になりますでしょうか。また何かありましたら遠慮なくご相談ください。

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