《38才/男性・無職》自分の性格、経験を活かせる会社で正社員として貢献したい | キャリアコンサルタントドットネット

《38才/男性・無職》自分の性格、経験を活かせる会社で正社員として貢献したい

[相談日]2021/09/30

相談者

ニックネーム:アイスエイジ

性別:男性

年齢:38才

 

相談内容

就職氷河期世代。30代後半。男性。未婚。

派遣や契約社員の雇用経験。

転職回数多いですが一貫して接客・販売経験が長いです。

今年5月にコロナの影響により退職し現在無職。転職活動を行い現在で4ヶ月経過しています。

空白期間が怖いためアルバイトをしながら並行すべきか考え中です。

転職サイトやエージェントサービスにも複数登録してきましたが、エージェント担当者に経歴や年齢等により断られてきました。

大手エージェントを利用していましたが、紹介されるがまま応募してきたのですが書類選考も落ちることが多く、紹介される求人と睨めっこで、転職できるのか不安で頭を悩ませていると3ヶ月間サポートのため終了となってしまいました。

自分の性格、経験を活かせる会社で正社員として貢献したいが、転職市場での自分のスペックの低さから将来の方向性などに不安を感じる日々です。

1 件の回答

  • アイスエイジ 様

    はじめまして。
    キャリアコンサルタントの二森と申します。よろしくお願いいたします。

    まず、要点として空白期間の考え方についてお伝えします。そして今後の活動についてアドバイスをさせていただきます。

    さっそくですが、まずは空白期間の考え方についてです。現状は前職を退職後約4か月が経過し、まだ採用が決まらないということですね。確かに、この無職の期間が長引けば長引くほど焦りや不安が増大してきます。それに打ち勝つために、この空白期間の捉え方をよく考える必要があります。これまでの期間、具体的にどのように活動をされてきたのかはわかりませんが、コロナ禍でもあるため仕方がない面もあると思います。むしろ、コロナのせいにしてもいいと私は思います。こういう時期はそうそうないので、コロナ禍による現在の混乱は、ほぼすべての人に周知の事実です。「いくつも応募をしてきたが、コロナの影響もあり、なかなか難しい状況である」という考え方をもっていても何ら不思議ではありません。

    ましてやこれまで販売・接客業に従事されてきたのですから、サービス業が置かれている現状はご自身が一番よくご存じなことです。現在の社会的情勢をそのように利用するのもひとつのスキルではないかと私は思います。

    重要なことは、これまでの仕事にどのように取り組んでこられたのかです。実際の接客の現場でどのように仕事に取り組んできたのか、どういう気持ちで、どのような姿勢で顧客に対しての仕事をしてきたのかを考えることが重要です。転職回数の多さはむしろ武器になります。一貫して接客業に従事してこられたのでしたらなおさら、多くの経験で培ってきたことが大きな武器になるなずです。そのように考えてみてはどうでしょうか。

    その上で、今後の活動についてですが、まずはこれまでの経験や身につけてきたスキルなどの棚卸をしてみてください。きっと多く見つかるはずです。職種や業種、担当業務、顧客の属性(性別や年齢層など)、部下の有無、業務改善の提案、接客において重視していること、お客様や上司・同僚・部下とのエピソードなど、棚卸の項目は数多くあります。それらすべてが、ご自身がアピールできることになります。まずはこれまでを振り返って整理してみることが重要です。

    実際につなぎの意味でのアルバイトをするかどうかについては、現在の生活の状況がどうなのかが不明なため難しいところですが、経済的に困窮しているということでしたら、ひとまずアルバイトをすることもひとつの手段だと考えられます。その際には、これまでの経験職種・業種、これから目指す仕事に関連する仕事を探すのが望ましいと思います。そこでも、これまでの経験を生かすことや、これからのスキル向上のためという視点でアルバイトを探すことが重要です。

    もし、現状、たとえば失業保険を受給中であるとか、実家にお住まいでなんとか生活ができる状況であるのでしたら、本格的な就職活動をされるのが望ましいと思います。さきほど、転職回数の多さが武器になるとはいいましたが、それは考え方の部分で、実際の企業担当者によっては転職回数の多さで書類を見ないということもあります。できれば、転職は少ないほうがいいですが、しかし、その一回の転職を自分なりに合理性をもって説明できるということでしたら、ぜんぜん構わないと私は思います。

    あと、転職エージェントの対応についてはもう忘れていいと思います。エージェントもキャリアコンサルタントもいろいろな人がいます。ご自分に合う専門家を探すのは至難の業ですが重要なのは、ご自分の心理的側面、すなわち不安や焦りといった心の負の側面に寄り添って理解してくれる人を探すことが重要です。「就職活動はメンタルの安定が何よりも重要」です。

    まずは、ご自分の心の安定が何よりも大事です。その上で、これまでの経験・スキルの棚卸をし、アピールすることを整理します。そしてそれらをいかにして伝えると相手に理解してもらえるかということを戦略的に練ることが現状打破の鉄則のように私は思います。

    以上の点、参考になればと思い、助言させていただきました。ぜひ頑張ってください。希望を持ち続ければ何とかなります。
    また何かありましたらお知らせください。

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